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病院の日常風景

ワゴン販売はじめま~す

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
今、ちょっとおもしろいことを考えています。

これはとある患者さんのことばがきっかけでした。
Kさんは薬を飲むためにミネラルウォーターをご主人に届けてもらっていました。
ご主人は週に一度洗濯物と水やちょっとしたおやつの類を届けてくれるのですが、ミネラルウォーターが足りなくなってしまいました。
「売店にお連れしますよ」と言っても「私が代わりに買ってきますよ」と言ってもKさんは「夫に頼んだからいいの」と遠慮されてしまいました。

駄菓子やジュース、ご飯のお供に週刊誌。
お買い物って、楽しいですよね。
特に女性はそうかも知れません。
施設から受診に来られる方も、よく売店に寄っている姿を見かけます。
病気であることを忘れさせるひとときですね。

来月から試験的に各病棟に週1回、ワゴン販売が始まります。
デイルームで30分ほど、楽しいお買い物ができますように。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
チラシは少々盛ってますが(笑)、ご愛敬ってことで。

石垣先生の語る看護部長の仕事

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

北海道は路肩の雪がだいぶ解けてきて、舗装道路が見えてきました。
そして東北の大地震があり、連日のウクライナ情勢も合わせて、心がざわざわと落ち着かないですね。
なんにもできずにおりますが、平和と日常生活が取り戻されることを心からお祈りしています。

さて去る3月12日、当院ではNPO「ホスピスのこころ研究所」主催の講演会が行われました。講師は石垣靖子先生です。
全国から320人もの人がオンラインで聴講されました。

私にとって石垣先生は同じ札幌の中にいらしても、雲の上にいらっしゃるようなお方でして、大変緊張しました。
これまでに何度も石垣先生の講義を受けたことがありますが、ささやくような優しいお声で、患者さんのことを物語られると、何百人もの聴衆がしんと静まり返って、先生の言葉を一言も聞き漏らすまいとする。
その空気の変わる瞬間がいつもすごいなあと思っています。

私は若い時、石垣先生のいらっしゃるホスピスで働きたいと考えたのですが「がんの患者さんを2,3年しっかり看てからいらっしゃい」とやんわり断られて別の道に進みました。
人生は巡り巡って今ここで看護部長をしていることの不思議を感じます。

今回先生の講義では珍しく、看護部長に対する叱咤激励もいただきました。
曰く、看護部長の仕事は3割が管理、3割がスタッフとの対話、3割が現場に入ること。
聞いていて顔がかあっと熱くなりました。
スタッフとの対話、現場に入ること、全然足りてません、私。
もっともっと現場に行かなければ。

そしてクラスターが発生したときに、患者さんの一番近くにいる看護師たちが、ケアはもちろんのこと、病室の清掃やごみ集めまでしなければならなかった現実に「なぜなにもかも看護師たちがしなくてはならないの?」とおっしゃいました。
石垣先生が静かに、でも強く憤っているのが感じられ、私はそのお気持ちを嬉しく思うとともに、昨年看護師たちに苦労を掛けたことを思い返して、目頭が熱くなりました。

そんな反省をした週末は、師長さんたちとオンライン歓迎会でした。
3月から転勤してこられた主任さんを囲んで、事前におつまみが配給され、zoomで開かれました。
師長会、とはいってもすっぴん&パジャマのゆる~い女子会で、子供さんもワンちゃんも一緒に参加しました。
リアルでちゃんと飲食できるのが待ち遠しいですね。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
今年は去年の分も楽しいことをいっぱいやりたいな!

丸椅子ではなくて

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
寒い日や雪の日が続いてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

3月になり、正面玄関の黒板も春らしく変わりました。毎年恒例のひな祭りも開かれて、ボランティアさんがお菓子の詰め合わせや折り紙のお雛様を作って用意していただきました。それぞれの場所で、いろんな雛飾りがディスプレイされているのですが、ホスピス東病棟は入り口のところに手作りのお雛様が飾られて、しかもお内裏様がお雛様にぴったりと寄り添っているLOVE LOVEな姿に胸キュンです。

人間おひなさまも、お約束通りです。
今年はおひなさま役をSさんにお願いしまして、患者さんのお部屋を回って、ご一緒に写真を撮らせていただきました。
臨床宗教師の米本さんは、今や何のお仕事をしている人かわからないですね。
いつもありがとうございます。

先日院内をラウンドしているときに、あるご家族から、病室に置いてある椅子のことを褒めていただきました。
以前入院していた病院では、病室の中に丸椅子が一台だけで、長く付き添っているとお尻が痛くなって座っていられなくなったけれど、ここの病院は背もたれのある楽な椅子があって、ありがたいというお話でした。

そうなんです。気づいてくださってありがとうございます。
私たちも旧病院のときは丸椅子しかなくて(でも丸椅子って積み重ねることができて便利です)、病棟でも外来でも、付き添っているご家族がずっと座っているのにはツライですよね。背もたれがないと背中をしゃんとしていないとならなくて、それに座面も硬い。

移転前に師長さんたちとベッドや家具を見に行ったとき、みんなで一目ぼれした椅子があったのです。
背もたれとひじ掛けがあって、使わないときはたたんで立てかけて置ける。それも片手でできる。
少々重たいですけれど、これだとしっかりサポートされている感じがして長く座っていても疲れない。

というわけで、私たちがこだわった椅子をお褒めいただいて、とてもうれしかったです。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
他にもこだわったところがいろいろあったけど、忘れていきますね~笑

京都・花街・舞妓さんと看護の世界

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
春は別れの季節でもありますが、新しい出会いもありますね。
4月に入職される方のことを今いろいろ考えているところです。

コロナ禍の中、当院のことを調べて見学にいらしたりして、熱い思いを胸に秘めている方たち。その期待に応え「ここへ来て良かった」と思っていただきたいのです。

そんな時に、尊敬する勝原裕美子先生主催の「ヘルスケアワーカーキャリア学会」に参加しました。「京都花街の芸舞妓に学ぶ人材育成」というのがこの日のテーマだったんですが、とても興味深いものでした。

私は舞妓と芸妓の違いもわからなかったのですが、350年続く育成の仕組みや、Off-JTとOJTがどのように連携しているのか、そして舞妓になる方の覚悟について、西尾久美子先生(近畿大学経営学部教授)がお話してくれました。参加者は医療関係者が多く、途中自分の現場との比較などを4名位で話しあいました。

例えば舞妓さんたちの所属する置屋の「お母さん」は病院でいう「師長さん」で、「お姉さん」は「プリセプター」で、その疑似親子関係は看護界よりずっと強固です。
一人前になるまでに、看護師だとまずは1年で夜勤ができるようになって、その科のことが一通りわかるのにだいたい3年くらいかなと思いますが、舞妓を卒業して芸妓になってもお稽古は続き「一生一人前にはならしまへん」と謙虚に自己鍛錬を続ける姿には、私も姿勢を正さねばと思いました。
芸妓になったあと楽器(三味線や笛など)の演奏者に転向する方もいて、看護で言えば「認定看護師」に近いかも知れません。
置屋のお母さんだけではなく、お茶屋さんや芸事の師匠さんなどがかかわり、一人の舞妓さんを花街全体で育てていると思いました。

会合が終わってから急に「京都」「舞妓」「花街」のキーワードが引っ掛かってくるようになり、今「舞妓さんのまかない」(小山愛子作・小学館)というマンガを読んでいるところです(笑)。
そして偶然にも某テレビ局でドキュメンタリー番組を放映していました。
花街で日本髪を結う92歳の美容師さんの日常と、舞妓さんたちの成長を記録した番組でした。全国各地から舞妓になりたい人が集まる花街ですが、ここもコロナウイルスの影響を受けて、お座敷のない月日の悲哀を感じました。
私が大事だなぁと思ったのは、不慣れな場所や人間関係の中で頑張る職員に、日々ポジティブなフィードバックを行い、孤独にさせないということです。
置屋で共同生活しているから、上下関係はもちろんのこと、かかわる人すべての信頼関係が基盤になるのです。
私も日々の積み重ねを大事に育てたいと思います。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
アニメはHuluで見られます(笑)←回し者ではありません

Free WiFi 飛んでます

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

院内の飾りはお雛様に変わりました。
外の空気もだんだん春の気配に変わってきたなあと思いきや、これを書いている時点では低気圧の影響で外は吹雪いています。
今年札幌は大雪に見舞われました。2022年は北京オリンピックとともにこの大雪が記憶に残っていくのではないかなあと思っています。

入院中の患者さんもベッドサイドやデイルームのテレビで勝敗を見ていますが、ネットで見たい場面だけを見ることもできますね。
当院は新築移転後から院内どこでもFree WiFiが使えるようになったので、そういった情報を得やすくなった他、ご家族とのオンライン面会や医師からの病状説明などが、ずいぶんやりやすくなりました。

先日グリーフケア委員会の企画で、マインドフルネス研修を開催したときは、講師も受講生もすべてリモートだけで行いました。
自分のパソコンを病院に持ち込んで、安定した環境でできるというのはありがたいことです。
こういう方法が今後も続いていくだろうと思います。

そして病院の環境の一つとしてもFree WiFiは必須だろうと思います。
外来で帰りのバスを調べたり、ご家族と連絡を取ったり、何かを調べたり、それでなくても治療には何かとお金がかかるものです。
通信料金や上限を気にするのはストレスになりますし、ね。

私どもの病院では患者さんがパソコンを通じてコミュニケーションを交わし、外部とのつながりを持ってる方がいらっしゃいます。
ご家族からお孫さんの動画が送られてきて、それは嬉しそうに見ていらっしゃいます。
WiFiも今や生きる上で欠かせないツールであり、水や電気と同様に大事なインフラです。

一方で公共のWiFiに接続する危険性ももちろんはらんでいるわけで、個人情報が流出しないように使い終わったら自動接続を止めるとか、気をつけなければなりませんね。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
昭和世代、ようやく付いていってます。

シアワセな時間 キャンドルナイト

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
ろうそくの灯りというのはなんとも心を温かくしてくれますね。
1月28日、第2回目の「キャンドル・ナイト」を催しました。
はい、実行委員長の工藤です。笑

昨年旧病院で初めてこの催しをしたときは、小さなテラスでひしめき合うように雪だるまを作り、初めてのアイスキャンドル作りは試行錯誤でした。
新しい病院の敷地は広~い!ってことがわかっておりましたので、どんなことでもできる!ってワクワクしておりました。学生ボランティアも募って、雪像もいくつか作って、と考えていたのですが1月からのオミ株急拡大で断念。
実行委員だけでできる範囲でやろう、と計画修正しました。
しかし、心優しきわが職員たちが、それぞれの休憩室の冷蔵庫でアイスキャンドルを作ってくれたり、病棟師長さんが手伝ってくれたりして、ちょっとずつ力を貸してくれて、なんとか恰好がつきました。

前日にはボランティアさんがバケツでスノーキャンドルをたくさん作ってくれたり、花を氷に閉じ込めた美しいフラワーアイスを持参してくださって、まさに「華」を添えていただきました。

1Fシュヴァービング広場では音楽療法士の先生がピアノを奏でていいムード。
院長がオリンピックの聖火ランナーのように階段から駆け下りてきて、ハートのキャンドルに点火して始まりました。

2Fのテラスでは紙袋の美しい切り絵でできたランタンが並び、優しい顔をした雪だるまが寄り添っています。

病棟から次々と患者さんをお連れして、職員も寄り添って見てくれたり、仕事帰りの職員がお子さんを連れてきたり、ご主人が愛犬を連れてきたり、記念写真を撮ったり。
作る人も楽しいけれど、一緒に見る人も楽しい。
退屈な入院生活の中でちょこっとでも心が和んでいただけたなら幸いです。

私はこういう情景を眺めるのがほんとにうれしくて、これは毎年続けて当院の名物にしよう!という野望に燃えています。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
キャンドルナイト みんなの心に明りが灯るよ

もういくつねると

こんにちは。
やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
気が付くと、師走もあと数日となりました。

今年はコロナウイルスにより、時代が一変したと感じる一年でした。

当院は4月にクラスターが発生しました。
患者さんやご家族、そして職員みんなにとって非常に長く苦しい2か月でした。
クラスターの時には札幌市の医療対策室の皆様やグループ病院の方に、それからボランティアをはじめとしてたくさんの方々に助けていただき、温かいご支援や励ましをいただきました。

6月に終息後はあわただしく7月の移転準備に追われました。

何かもう遠い昔のように感じますが、すべてこの1年の間に起きたことでした。(記憶が飛んでいます)
移転後は新しい環境や新たなチーム作りの中で、スタッフみんなよく頑張ってくれています。

ボランティアグループ「せら」さんたちも、コロナの制約の中で少しずつ活動を始めていただいています。
今、できることは何か?を模索しながら続けてくださるおかげで、病院内は花や緑、季節の飾りつけ、音楽など様々な社会の風が入り、以前と変わらずに人の温もりを感じることができます。

クリスマスは病棟内でイベントを開催することができました。
既存の概念にとらわれることなく、自由な発想で患者さんを喜ばせる、そんな気風がパワーアップした感じがします。

激動だった今年、本当にたくさんの方たちにお世話になりました。
病院が新しくなったのは、お世話になった方々の様々なご支援や激励、ご尽力があったからだと思います。
皆様のおかげで今こうしていられることに、心から感謝しております。
そして信じる仲間がいるということ、こんなにありがたいことはありません。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
なんだかんだと5年、書き続けていられるのは読んでくださる方がいるおかげです。
お正月はちょっとお休みをいただきまして、新年の投稿は1/11を予定しています。
皆様も、穏やかでよい年末年始をお過ごしになりますように。
そして来年もさらにワクワクする方へ。

ペイ・フォワード

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

最近ようやく外からの研修生をぽつぽつと受け入れるようになりました。
ホスピスや障がい者病棟での研修を受け入れて、研修の終わりに振り返りの時間を持つことを楽しみにしています。
先日終了した方たちと、梶原教育師長と一緒にお話を聴かせてもらいました。
私もかつてはそうだったんですが、急性期の病院から来ると、この病院の対話にかける時間と質に、みなさん驚かれます。

ある研修生の方がこんなお話をしてくれました。
「私が院内の中でちょっと道に迷って、それは迷ったと自覚するかしないかぐらいのほんの何秒間かのときなんですけれども、どこの部署かわかりませんが『どうされましたか?』って声を掛けてくださる人がいるんです。それも1度や2度ではありません。「あ、研修生の人だ。迷ったのかな」ってアンテナを張ってないと、ああは早く声を掛けられないと思います。それがどの職種の人も常に心掛けているんだな、職員みんながホスピスのこころなんだなと思いました。」

これは私自身も体験しました。着任したばかりの頃、職員食堂に初めて一人で入った時に、何からどうすればいいのかまごまごしていると、医事課の男性職員が食事の途中なのにさっと立ち上がって、トレーを取るところから流れを説明してくれたのです。
自分の食事が冷めるのも構わずに、丁寧に説明してくれて私は恐縮してしまいました。
私が食べ終わるころになると、今度は別な職員が食器をどうやって片付ければいいのかを教えてくれました。
誰かに言われたから、とか私が看護部長だから特別に、というのではなく、新しく来た人には誰とは決めてなくても自主的に教える風土がある、と後で気づきました。

人から親切にされると「あ、じゃあ今度は誰か新しい人が来たら私も親切にしてあげよう」と思うものです。「ペイ・フォワード」という映画がありましたけど、たしかそういう話じゃなかったでしたっけ?

こういうことは簡単なことなんですけれども、案外みんなができることではありません。
組織文化と言ってもいいかも知れません。
今や私も当たり前になってしまいましたが、研修生の発見によって改めて気づかせてもらいました。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
小さないい火を消さないように。

おひとり、おひとり。

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

コロナウイルスの状況が少し落ち着いているので、見学のお申し込みが続いています。
内覧会をできなかった代わりに、こうして一組ずつご案内して、私たちの病院の意図をお伝えできるのはとてもうれしいことです。

お一人ずつ丁寧に、というのはどの部署でも大事にしています。

地域看護室では旧病院に通ってくださっていた患者さんお一人お一人に声をかけて、通院の手だてがあるかどうかを、移転前から確認しておりました。ご自分で来られるのか、送ってくれるご家族がいるのか、あるいは訪問診療を希望されるかと尋ねていたのです。
旧病院跡地からシャトルバスも出しています。
停留所の希望を聞いてくれたおかげで、少しずつ乗りやすくなったと感じていただけたようです。

しばらくぶりに受診された患者さんが、「ああ、外来に同じ人(職員)がいてくれてよかった。なんだかすっかり(病院が)変っちゃったから、人も入れ替わったのかと思ってたよ~」と安心された声も聞こえてきました。「私たちはなんも変わってないですよ~安心してきてください」と外来師長が笑顔で答えています。

透析室でも受け持ちナースが新しく通われる患者さんへの説明を行い、広くなった院内で戸惑わないように気をつけていました。「一回じゃわからんな~」とおっしゃる患者さんに「何回でも聞いてください」と職員が答えていました。

病院の構造も、仕組みも、いっぺん来ただけではわかりません。
こうしてお一人お一人、何度でも繰り返し伝え続けることが大事で、それ以上の早道はないのだと思います。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
私も知らないスーパーのセルフレジではあたふたしています。

初めてのオンライン講師@主任研修

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

自転車通勤をしていたのですが、そろそろ雪が降る時期なので最近徒歩で通勤しています。公園や住宅街をポチポチと歩きながら、考え事にふける。これはなかなかいい時間だなと思っています。

先日法人グループの主任研修の講義をさせていただきました。
全国に71の病院があり、そこから180名の方が参加するオンライン研修。
2時間という時間をいただいて人材育成についてお話させていただきました。
リアル研修の時は必ず対話の時間を挟めて、参加者主体になるような構造にするのですが、初めてzoomで参加する人もいるし、ここはまず試みにチャット機能を使うことにしてみようかなと考えました。
zoom初心者の方がひとことでも発信できたらいいなあと思っていたのですが・・。
蓋を開けてみたら慣れている人が多いのか、質問を投げかけたらものすごい勢いでチャットが流れていきました。
軽い質問からディープな質問へ。流し読みするのがもったいないくらい、とてもいい内容のコメントが返ってきて、私にとっては予想以上の面白さになりました。
全国の主任さんたちが、それぞれの現場で悩みながら頑張っている。
それが瞬時にわかるスピード感。
一方で、コメントへの対応をもう少し丁寧にしたかったな~という反省が残りました。

普段参加者としてのオンラインセミナーは多く経験しているのですが、講師側の準備の大切さも同時に知るいい経験でした。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
普段と違うことをするのも大事だな。

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