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2023年6月

出張時の忘れ物

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
気温が上がってきましたね~札幌も夏のようです。

コロナが5類になり、行動制限が緩和したことで、対面での会議や研修が復活してきました。
私も月に一度は出張に出るようになりました。出張するときの定番グッズがなんだったか、すっかり忘れています。
気をつけて準備したつもりでも、必ずひとつは忘れ物をしています。
先日は泊りがけの出張でスマホの電源を忘れ、ヒヤヒヤしました。
出がけに鞄に入れようと思うと、こういうことが起こります。

良かったのは、移動時間に本を読んだり、このブログを書いたりできること。
こういう時間の使い方、懐かしいなと思います。
眠っていた感覚を呼び戻すような、自分だけのヨロコビです。

出張に行くと必ず撮っていた、幹部3人の写真もこの通り。
少しおだっている(北海道弁で「はしゃいでいる」の意)でしょうか、私たち?

顔を見て話すのはやっぱり熱量が伝わりやすいですね。一方でオンラインの簡便さや移動のない楽ちんさもいいなと思います。

コロナが始まったころ、在宅ワークで仕事ができる会社はオフィスをたたむところもありましたが、今はどうなったのでしょう。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
そろそろ旅に出たいですな~

イチゴ一笑

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

6月14日水曜日、2階の障害者病棟でいちご狩りをしました。鉢植えのイチゴを患者さんのところに運び、とれたてのイチゴを味わってもらう、と言う催し。

ボランティアのTさんが、ご自宅の畑で丹精込めて育てられた大粒のイチゴ、その名も「ゆきらら」と言う可愛らしい名前の品種です。それを惜しげもなくたくさん提供してくださいました。

Tさんは当院にボランティアで来ていただいて、花壇や鉢植えの手入れを6年位お願いしています。年々、土や育て方を研究されて、改良を重ねていますが、今年のイチゴは特に大きく香りが高く、甘味の強いものになりました。

聞くと、雨風のときには覆いをかぶせ、暖かい日は風を通し、我が子のように手厚く、優しく育ててきたそうです。
ボランティアさんが、イチゴの器を色紙で折ってくれて、患者さんたちに一つ一つ手渡しします。
眠っていた方も、目覚めるほどの甘い香り。音楽療法士の工藤先生が「夏は来ぬ」をBGMで演奏してくださり、スタッフも患者さんもみんな笑顔で過ごしました。

これぞ本物のビタミン、今週はホスピスにもイチゴが届きます。
今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。これこそ、イチゴいちえ。

ちーむいんすた 始動!

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
以前このブログでもささやきましたが、この春から病院の公式インスタグラムを始めました。
構想約1年、いや、妄想としては数年塩漬け状態にしていたのです。チームで始めるためにはそれくらいかかってしまいました。って、大袈裟ですね。
病院発信のSNSは最近急激に増えてきましたが、いろいろとハードルが高いものでした。
医療という厳粛・大真面目な場所を発信すること自体が、そもそも「不真面目」で「不謹慎」なイメージがあり、広告宣伝の規制や個人情報の守秘義務も絡んで結構踏み出しにくいところなんですね。
2016年から個人的にFBとブログを使って、看護師の採用や入院相談などの一役を担ってきました。おかげさまで様々な懸念を律してやれば、人の役に立てると実感してきました。

この数年SNSも変化しています。FBは若い世代はほぼ使っていない。ツイッターは文章で伝えるにはいい媒体だけど、経営がイーロン・マスク氏に変わってから、ちょっと懸念がある。やっぱり映像でぱっと目に飛び込んでくる、インスタグラムがシンプルで訴求力あるなあと思うのです。
そんなわけでぐずぐずと頭で考えていたことを実現するのに、ずいぶんかかりました。
現在看護部内の精鋭たちで「ちーむいんすた」を結成し、曜日を分担しながらやっています。
ありがたいことに、もと広告の仕事をしていた人が含まれているので、その力を存分に発揮してもらっています。

先駆的に始められた湘南藤沢病院をお手本に、「病院らしくない」病院の日常を切り取って発信するのを基本としています。
やってみて思うのは、チームメンバー一人一人が同じ方向性を持っていること。やっぱりコンセプトをしっかり話しあうって大事だなと思います。それから、わからないなりに少しずつ編集技術を学んで、日々切磋琢磨していること。だから素材選びや表現に個性が出ています。私は彼女たちの技術には到底もう追いつきませんが、教えてもらいながらなんとか進んでいます。院内の他部署のことなども案外知らないことが、他の人の投稿で分かったりして「へえ!知らなかった」ということもあります。

そして一番大事なのは「楽しんでやること」。本来業務にさらに付加がついているわけですから、犠牲的なやり方ではうまくいきません。
ま、今のところ辛くなって代わってもらってばかりなのは私だけですけど・・笑。
よろしければ、ぜひのぞいてフォローしてくださるとうれしいです。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
これも頭の体操だな!

一緒にごはん

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

このたびの大雨の被害を受けた地域の方々には、心からお見舞い申し上げます。
一日も早く、日常生活が戻るのをお祈りしています。

5月の最終週は千葉で会議があり、そのまま福岡に移動して病院の視察に行って参りました。
2週連続の出張はなかなかハードでした。

さて、この出張で気づいたのは、食事の光景が変わったなぁということ。
空港のレストランも、アクリル板は姿を消し、人々は自然に、しかし静かに食事を楽しんでいます。夜の居酒屋さんも個室だったせいか、大声は聞こえません。

これはホテルの朝ごはん

医療者である私たちは、正直、一般の方に比べてかなり自主規制をしてきました。
職場でも食事は黙食、同じ休憩室に同時に3人以上入らない、という厳密なルールを守ってきまして、会食はやっと解禁になりました、といった感じです。

大勢で食べながらおしゃべりするには、まだちょっぴりなれない感じがあります。
でも一緒に食事すると言うのは、やっぱり楽しいものですね。
以前は仲良しの人とお茶〜ランチ〜またお茶とダラダラ食べたり飲んだりダベったり、ということがありました。
これは帰りの空港で

ちょっと元気のない人に「ごはん行かない?」
そんな声が少しずつ聞こえてきました。
人は一緒にご飯を食べながら、ちょっとずつちょっとずつ関係性を編んでいくんですよね。

今日もこのブログに来ていただき、ありがとうございます。
写真は院長おすすめの、福岡のアイス。