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2023年12月

珈琲ブレイク

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
毎日肌に刺さるような、寒さです。

サッポロ、冷えてます、というとビールの宣伝みたいですけど。

先日、病院横のruyka(地域緩和ケアセンター・ルイカ=アイヌ語で「橋」)でイベントがあった折に、コーヒーのキッチンカーが来ているというので、お昼休みに行ってきました。

いっぱいずつ丁寧にいれてくれるコーヒーも魅力的だったのですが、「中国茶」ののぼりが目立っていたので中国茶をお願いしました。こぶりの急須で入れてくれたそのお茶は、とてもいい香りがして、すっきりした味わいでした。

湯気の立つ温かい飲み物は、それだけで心まで温まりますね。

今度はいつ来てくれるのかな。

MOIWA 531 COFFEEさん ありがとうございました!

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
仕事してる人も、メリークリスマス。

ラスト・クリスマス

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

12月ももう終盤。スーパーはクリスマスと鏡餅のせめぎあいですね。

院内もあちこちでクリスマスの催しが行われています。

先日は2F病棟でサンタクロースが4人にトナカイが3人。介護士さんの一人がこうした衣装をたくさん持っていたおかげで、豪華なパーティになりました。ハンドベルの演奏や紙芝居、アイスクリームがふるまわれて、スタッフがそこここで寄り添っていました。スタッフが楽しそうにしていると、場が温かくなりますね。こういう風景が見ていてうれしい。

17日は保育園のクリスマス会。会場真ん中のランウェイを、着飾った子供たちがモデルのように歩いていきます。歌や踊り、そしてサンタさんからのプレゼント。

準備とリハーサルに余念がない保育士さんのおかげで、恥ずかしがり屋さんも頑張りました。

子供も大人もみんながいい笑顔で終わりました。

クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝うものですが、周りに感謝し、お互いの幸せを願う日として定着しているなと思います。去年の(ラスト)クリスマスはコロナで総崩れだったけど、今年は開催できてなにより。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。

今週はホスピスのクリスマス。珍しい人がピアノやバイオリンを弾くそうですよ。

学ぶひと

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

12月も早10日を過ぎました。札幌は雪が降っては消え、晩秋のような風情です。降らない期間が長いとそれはそれで心配ですね。

さて先日、北海道医療大学の認定看護師研修センターの成果発表会に行ってまいりました。


今年は感染管理分野に看護師がひとり、勉強に行っています。それから岩手大の緩和ケア分野にも1名。昨年は認知症ケア分野で1名行ってましたので、当院にもようやくいろいろな分野の認定看護師が増えてきました。感染管理の認定看護師は、コロナが始まって以降、特に重要な役割を担っています。院内を安全に守るため、ぬかりなく制御し続けることのほか、まだ未知の感染症が起こりうる可能性もあり、常に新たな情報にアンテナを張っておく必要があります。

職場からの支援を受けて勉強にいくというのは、プレッシャーも大きいでしょうね。けれどもそれ以上に、戻ってきてからの仕事に役立ち、患者さんによいケアを実践してくれることを、私はなにより楽しみにしています。

学んできた人たちに共通するのは、まず構えが違うこと。根拠に基づいて考えること、マニュアルが正しくあるように常々整備しておくことなど、地味な下調べや修正を自分の仕事に組み込みます。

知識のブラッシュアップも怠りません。そのような姿勢がまた、周りにも影響をもたらすのだと思います。

発表会では、3人のチームで調べまとめたことをポスターにして、ボードに貼られていました。
彼女たちは感染管理にまつわる疑問を取り上げ、施設によって違う考え方や仕組みを知り、本質は何かを発表していました。

担当の先生からもたくさんお褒めの言葉をいただき、ぐんと大きく成長したように見えました。

私設応援団4名は、見終わってほうっと一息つきました。職場への帰り道、車窓から景色を見ながら、なんて豊かな時間だろう、そう思いました。

今週もこのブログに来ていただきありがとうございます。
学んで力をつけた人を見るのは、なんとも清々しいですね。

親方だらけ

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
氷点下の朝を迎えるようになった札幌です。出張先の寒暖差にすっかりやられてしまって久々に風邪を引いてしまいました。今のご時世、ただの風邪、といえるまでにいくつか検問を通過しなければならない。そして人前で咳が出ると飛沫が飛ぶことと迷惑をかけている両方で、身が縮こまる。というわけで少しお休みをいただきました。

1週間ほど経過してようやく普通に食事が摂れ、コーヒーが飲めるようになりました。私の場合コーヒーがおいしく飲めるかどうかが、回復のバロメータです。

さてさて、当院では今年も「おむつマイスター講座」を開催しました。毎年このブログでも書いているので目新しいことではないのですが、参加するスタッフは毎回違うので、その時の悲喜こもごもも変わるんです。今回から開催リーダーを主任に任せてみました。参加者は看護師と看護補助者合わせて7名。月に1度開催して5か月間、理論と実技を学びました。大人の紙おむつの当て方、という授業は今は看護学校とかでもあるのかな? 講座に参加する人たちは、医療の現場で初めて排泄ケアに出会い、先輩のやることを見よう見まねで覚えていった人たちです。

改めて排泄の仕組みやおむつの構造を学び、フィットする当て方を学ぶと、今まで見よう見まねでやっていたことがいかに患者さんに合っていなかったことかがわかります。きつい、ゆるいが患者さんの不快な時間になること、シーツを汚すことにつながり、ひいては自分たちの仕事を増やすことになるのです。

今の紙おむつがいかに進化しているか、その構造を理解して使うことで、患者さんは心地よく過ごすことができる。無駄がなく経済的にもいい。

すごく本質的な講座だなあと思います。

そういうわけで今年も5か月間、毎月受講して次の月まで技を練習して、を繰り返し、無事全員試験に合格。今回初めて満点合格者も誕生しました。修了証と合格の証・バッヂをお渡しするとき、少し涙ぐんでいる受講生もおりました。そんなに喜んでもらえるとは感激ですね。

マイスターとは「親方」のことですから、オムツに関しては親方に聞け、というくらいに現場で実践して広めていってほしい。小さな病院ですが毎年コツコツ、この講座を続けてマイスターだらけになったらいいな、というのが私の野望です。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。

認定看護師だらけ、という野望もあったんですけどね~