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看護部からのお知らせ

緩和ケアナースを目指している方へ

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
街はすっかり紅葉し、雪虫も到来。自転車通勤できるのもあとどれくらいだろうなと思うと寂しくなります。

さて今日はいたって大真面目、そもそも緩和ケア看護師の役割ややりがいについてこれまで私、ここに書いてこなかったな~ということにいまさらながら気づいてですね。
将来緩和ケアを目指そうかなという方にも届くように書いてみます。

緩和ケア看護師の役割というのは、患者さんの苦痛な症状を緩和し、ご家族も含めたケアをすることです。一般病棟ではがんに対して「治るために闘う」治療を行います。しかし緩和ケア病棟では治療よりも「つらさ」にフォーカスして、できるだけその人らしく日常生活を送りながら最期まで支えることを目的としています。それには医師・看護師・ソーシャルワーカー・その他の職種と協働しながら進めていきます。身体のつらさは薬剤を使ったり、体に触れたり、お話を聴くことで和らぐことにつながります。ですので、一般病棟のように治療に向かってテキパキと働くというよりは、優しい笑顔で忙しさを感じさせないような雰囲気の人が求められます。また辛さをうまく表現できない方もいらっしゃるので、観察によって微細な変化をキャッチするようなアンテナが養われます。容態の変化をキャッチしながら、ご家族とのデリケートな意思疎通も必要なので、コミュニケーションスキルは特に大事です。不安と悲嘆(グリーフ)に揺れ動く心を理解し、できるだけご希望に添えるようにサポートすることが私たちの役目です。

緩和ケア病棟では患者さんの負担になるような検査や処置は極力行いません。一方で苦痛を取るための処置は「積極的緩和医療」といって、おこないます。専門的な学習はここでも欠かせません。

緩和ケア病棟のやりがいは、患者さんが尊厳ある生を精一杯生ききり、ご家族へも寄り添うことによって、心のこもったお気持ちを示されたときに感じられます。またその患者さんの人生そのものから学べることも、一人の人間として成長できるところです。そのような関係性が結べたときに、医療者と患者・家族というよりは、人間対人間の関係性となり、忘れがたいご縁になることもしばしばあります。

緩和ケアはこのようにやりがいのある職場であると同時に、ストレスの大きい場所でもあります。
一般病棟に比べると患者さんの旅立ちに接することが多いですし、患者さんやご家族の不安や悲しみ、時には行き場のない憤りに直面することもあるため、心理的な消耗が強く感じられる場でもあります。そのようなときは仲間同士で支えあったり、運動や気分転換など、自分を大切にし心身を癒す対処法を持っておくことがとても大切です。

当院では現在緩和ケア病棟で勤務する看護師さんを募集中です。
病院説明会は11/11(土)と12/16(土)いずれも10:00~

お申し込みはこちらからおはいりください。
https://sapporominami.com/nurse/careers/

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
看護師というのは人の「ドラマ」をみせていただく、いい仕事なんです。