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保育園

ぎりぎり夏か?

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
本州はまだまだ酷暑が続いておりますが、このところ急速に秋になった札幌です。

そんな中、2F病棟の「ぎりぎり夏祭り」は今年も大盛況でした。
院長の篠笛(ご自分で購入!こっそり秘密練習したようです)、山口先生の太鼓(youtubeで練習!インスタにも出ています)から始まったお祭は、綿あめやマグネット釣りなどの縁日が用意されたほか、スタッフのアイデアの「人間もぐらたたき」に「神の手が出てくる」ボーリングなどもあり、患者さんも童心に帰って楽しんでくださったようです。

圧巻はお神輿です。軽くするため段ボール製ではありますが、細工はかなり凝っておりまして、わっしょいわっしょいと患者さんが担いでくれました。今年もお賽銭が入れられたようです。
ボランティアせらのみなさんの協力もあり、お祭は大成功でした。私も患者さんが綿あめを食べるのをお手伝いして、とても幸せでした。
スタッフが楽しんでいると、患者さんにも伝わりますね。

さて翌週9/17はアルツハイマー月間ということで、当院でもはじめて「認知症のつどい」を開催しました。認知症の予防や対応方法、活用できるサービスや知恵などお伝えして、少しでも不安や困りごとが解消されたらいいなあと、認知症看護の認定看護師が中心となっていろいろ企画しました。
あまりお客さんがいなかったらどうしよう、と心配しましたが、思っていたよりもたくさんの方が来られてほっと胸をなでおろしました。

その二日後にはグループ病院から、認知症カンフォータブル・ケアの実際を学びに、看護師さんがいらっしゃいました。2日間、認知症ケアの現場を見学していただき、委員会にも参加しました。その方は現場の身体抑制を減らしたいという気持ちでいらしたのです。
当院の取組が少しでもお役に立てたらうれしいです。

合間には保育園で、先日収穫したじゃがいもを使って「いももち」を作り、みんなで食べておいしかったと写真が送られてきました。三角巾にエプロンを身につけたちびっこシェフたちが、ジャガイモをつぶしている姿のなんてかわいいこと! 園長先生(←私のこと)も一緒に作りたかった!

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
あちらこちらで、楽しい秋。

土のチカラ

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
急に涼しくなったかと思うと台風の影響で湿度が高くなったりして、まだまだ油断できない天候ですね。

先日保育園の子供たちが、2つ目の自家栽培スイカをおいしいね!と食べてくれました。インスタグラムに載った写真を見てニヤニヤしながら、食育について考えていたところ、北海道新聞(9/8朝刊)に「農作業をして野菜と触れ合うほど野菜好きになる」という記事が出ていました。

それによると、保育園児が苗を植えたり水をやったり、自らお世話をして実が育つ様子を観察することで、野菜に興味関心をもち、収穫した野菜の入っている給食の食べっぷりがよくなる、ということでした。

子供の野菜嫌いには理由があって、①知らない食べ物は本能的に安全性を確かめようとにおいを嗅ぐため、匂いがきらいだと食わず嫌いになる②酸味や苦みは避ける傾向がある③濃い色を避ける、などが原因のようです。

食わず嫌いの多い私は耳が痛い話です。私が食べないせいで、私の子供たちは給食で初めて春菊の存在を知った、といまだに言われます。

毎日園庭の入り口のスイカを見て、水をやり、収穫する。スイカを切るためのちょっとしたパフォーマンスが、子供たちに楽しい体験となったのは間違いないと思います。そして食べた結果甘くておいしいと認識されたことで、おそらくこれからもスイカを食べてくれるのではないかなと思います。

去年まで食べない子が多かったのは、きっと食わず嫌いも含まれていたのでしょうね。

それから、ネット上で「土に触れる生活が心身の健康につながる。抗ストレスの妙薬は土壌にあった」という記事が目に留まりました。土壌に生息する細菌マイコバクテリウム・ヴァッカエに、抗炎症作用や免疫調節、ストレス耐性などの性質がある、という米国コロラド大学が発表した研究結果です。牧場で暮らす子供にアトピーはいない、とは以前から言われていたことですが、泥やホコリにまみれる農村の子供たちや、ペットと暮らす子供たちは、都市部の住人よりも強い免疫システムを持ち、精神疾患のリスクも少ないのだそうです。自然の中にある微生物が、人間の身体を丈夫にしていることが証明されたのです。さらに研究チームは、不安やストレスを感じるイベントの前に、熱処理されたワクチンを接種することによって、ストレス耐性を高める効果があると発表しています。

まあ、痛いワクチンよりは、日常的に土に触り、お日様を浴び、自然に丈夫になって野菜好きな子供になってほしいなあと思います。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
看護師たちにも農作業を体験してもらって、土のパワーをもらってもらいたいもんだなあ!

スイカ

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
毎日暑い中、街路樹が少し赤くなってきました。「もうそろそろ秋にしましょう」ということでしょうか。

当院に併設されている保育園には、1歳から4歳までのお子さんが通っています。
狭いながらも楽しい保育園になるように、いろいろやってます。

今年はプランターでお花や野菜の他、スイカ作りに挑戦しました。
家庭菜園で成功したことのある、地域看護室の棟方師長が師匠になり、水のやり方や人工授粉のタイミング、実が傷つかないようにベッドを作ってあげること、などのアドバイスをもらいました。
ラグビーボールのようなスイカ。
見るたびに少しずつ大きくなってきて、大人も子供も毎日スイカをチェック!

できたら「スイカわり」なんかもやってみたいと欲がでてきたところで、つるの途中からちぎれているのを発見!残念ながらここで成長は止まってしまいました。棟方師長の話では、あと2週間位成熟するのを待ちたかったのだそうです。

主任の保育士さんが、子供たちの朝の会でスイカわりとはどんなことかを身振り手振りで伝えました。
それから包丁を持ち出して、スイカをまな板の上に置きました。

私も含め、大人たちは「きっとスイカの中は成長しておらず、実も白くて食べられないだろう」と思っていました。

「スイカは何色だと思う?」
子供たちはそろって「赤!」と言います。
包丁の切れ目に視線が集まり、期待が高まります。
そして、切って見ると断面はうすい赤色でした!そしてスイカのいい匂いがします。
でもきっと味は・・と思っていたところ、味見した子供が「甘~い」と言うではありませんか!
え~?!小さく切ったスイカを一切れ、私と棟方師長もいただきました。

ほんとだ、甘い!
「おいしいね!」おかわりする子もいました。
結果オーライ、子供たちにはスイカを切るワクワクが伝わり、みんなで食べた楽しさも感じられたと思います。

私は自分の子供たちが幼児の頃、こんな風に食べ物のできる過程をゆっくり楽しむことができませんでした。
親としての在り方にはいろいろと後悔があります。
だからといってはなんですが、少しでもそんな楽しさ、美味しさが伝わるといいなと思います。

でもやっているとわたしの方が、成長する環境を整えたり、じっと待つことを教わっている気がします。
食育とは子供のためばかりではなく、関わる大人も育てられるのですね。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
子供たちの笑顔が次の原動力。

※この経過は公式instagramの札幌南徳洲会病院poro_minaで見ることができます。

じゃがいもにお布団を

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です
札幌は5月13日現在八重桜が満開です。欲を言えばもうあと10日位、咲き続けてくれないかなあ。と身勝手なことを考えています。

先日、3年ぶりにボランティア募集説明会を開きました。
当院のボランティアグループ「せら」さんは、現在20名ほど。最盛期は35名位いらしたので、ずいぶんと少なくなりました。私の理想を言うと、院内外のあちこちにボランティアさんがいるような病院になれたらなあと思っています。
ボランティアさんは社会の風を吹き込んでくださる存在で、患者さんやご家族、職員の伴走者なのです。
皆さん仲が良くて活動だけではなく、メンバー同士の交流も楽しみにいらっしゃいます。
新しい方たちも、早く馴染んでくださるといいなあと思っています。

同じ日の夕方に、ボランティアの「あ・ぐり~んメンバー」がジャガイモを植えました。
とまと保育園の子供たちと一緒にする、恒例行事となっています。
事前にジャガイモを土に植えるとじゃがいもはどうなっていくのか、子供たちに絵で説明をしてくれました。食育の一環です。
あらかじめボランティアさんが作っておいてくれた畝の中に、種いもをポトンと入れて、「土のお布団をかけてあげようね」。
植えたおいもは全部で17個。じっくり、ゆっくり収穫の時を待ちましょう。

昨年はじゃがバターをおやつに出したのですが、子供たちにはあまりウケませんでした。
子どもたちがよろこぶおやつを考えなくては。
これもまた楽しき哉。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
毎年変わらぬ営み。

忍者の修行

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

先日、保育園内の壁にこんな手紙が張り出されていました。

「とまとほいくえんのみんなへ
このまえのしゅぎょう、とてもじょうずだった
こっそりみていた
きょうは
くぐりのじゅつ
わるにんじゃにかくされたしゅりけんさがし
をみんなにたのみたい
じょうずにできたらごうかくだ
にんじゃより」

どうやら忍者からのお手紙です。
少し前から、忍者の手紙が3通ほど来ていたようです。しかも巻物になって。
お部屋の中でジャンプするのも修行のひとつだそうです。
保育士さんが外の遊び場に手裏剣をこっそり仕込んであって、手紙通り子供たちはそれを探すのが修行のひとつになっているとか。
聞いているだけでワクワクします。

2017年に短期研修でデンマークを訪れたことがあります。
「森のようちえん」を見学させてもらったのですが、そのとき「3匹のやぎのがらがらどん」という絵本をテーマに、幼稚園とその広い敷地全部を使って、物語を楽しむ仕掛けがされていました。
3匹のやぎは、橋の向こうにある広い草原に行ってお腹いっぱい草を食べたいと思っているのですが、橋の下にはトロールという怪物がいて、橋を渡ろうとすると自分たちが食べられてしまう、じゃあどうやって渡ろうか、と考える冒険のお話です。
自然いっぱいの敷地を、子供たちは自由に行き来し、木枝を使ってトロールをやっつけるとか、落とし穴を準備するとか発想をして実際に作っていくのです。
1年間の間には劇で発表したり、絵を描いたり、繰り返し3匹のヤギのがらがらどんの世界を体験することで、物語が子供たちの中に沁みこみ、知らず知らず想像力を働かせるようになっていく。
物語と現実を行ったり来たり、ユニークな教育だと思いました。

忍者の手紙を読んで、ふいにそんなことが思い出されました。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
きみたちのせいちょうをかげからみまもっているよ。

3時のおやつはじゃがバター

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。

8月が終わるね、と言っていたらあっという間に9月も数日過ぎていきました。
こんな調子だと、するっと来年になりそうですね。

先日、保育園の子供たちと芋ほりをしました。
病院西側シュヴァービングの森の前、ボランティアさんたちが丹精込めた菜園で、5月に植えたジャガイモの収穫の時期を迎えました。

土の中のおイモはどうなっているでしょう、そして土を掘ったら何が出てくるのかな?
保育士さんがパタパタ仕掛けのポスターを作ってくれて、気分を盛り上げてくれました。

当日は軍手と長靴を身につけて、さあ出発進行!
ボランティアさんが、先に来て子供でも掘り出しやすくしておいてくれました。
子供たちは小さな熊手やシャベルを手にして、おいも掘りに夢中です。
口をとんがらかして、土を掘る掘る。
自分の手よりも大きいおいもを落としたり拾ったり、大忙しです。

途中でお父さんやお母さん(職員)も見に来ました。
患者さんを車いすでお散歩がてら連れてくる職員もいました。
気が付くと2Fや3Fから覗いている人もいます。
みんなに見守られてわっしょいわっしょいとおいもを掘っては運び、大人たちはみんな笑顔になりました。

お昼寝の合い間に塩ゆでして、3時のおやつはじゃがバター。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
この平和がいつまでも続きますように。

役得

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
3連休、札幌はイマイチのお天気でしたが、なにより涼しく過ごすことができてよかったです。

私はだいたい日に1~2回院内をラウンド(巡回)して歩くのですが、そのうち1回は併設の保育園に行くことにしています。(実は保育園の園長でもあります)
当院は0~9歳までの職員のお子さんをお預かりしています。
毎日顔を出していると、子供たちも「園長先生!」と言って近づいてきて、制服のポケットにつけた名札や手の消毒剤などのリールを引っ張って、遊んでくれます。
しばらく一緒にいて保育士さんと子供たちのやりとりを聞いたり、子供たちが遊ぶ様子を毎日見ていると、いろいろ学び感じることがあるものです。

先日は園庭にあるプランターのお花に、ちょうちょがすう~っと止まって、花の蜜を吸い始めるところに遭遇しました。M君が花の前にしゃがみ込み「ね、ちょうちょからストローが出てきたよ。これ、今ストローから飲んでるみたい」といってずっと観察していました。横にいた保育士さんも「ほんとだ、ストローでてきたね」と言って一緒に見ています。隣にいたYちゃんは「わたしはちょうちょはあんまり好きじゃない。虫は怖いの」と言って少し離れながらも、M君が熱心に見ているので陰からこっそり見ているといった感じです。
こういう瞬間に親御さんは仕事をしていて遭遇できないのが残念なのですが、過去私も子育てしていた時代には、ちょうちょをゆっくり見ているゆとりもなく過ごしていたことを思い返します。ですので看護部長兼園長というのは役得だなあと思います。

7月から新しい保育士さんが数名入られて、保育園が明るく活気づいてきました。
絵本に詳しい先生もいらっしゃるとかで、絵本に関心のあるわたしはお話できるのを嬉しく思っています。その先生に聞いて、少しずつ絵本も増やしていこうと考えています。

それから園庭にはもうすぐ砂場ができる予定です。
少しずつですが子供たちが育つ安全な環境を整えていこうと思っています。

今日もこのブログにきていただきありがとうございます。
やさしく、楽しく、たくましく。

森のさんぽ

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
札幌はリラ冷えで寒い日が続いております。みなさまお変わりないですか?

先日ボランティア園芸部の方たちが整えてくださった花壇の道を、いよいよ患者さんに通っていただく日がやってまいりました。

「森のさんぽ」と名付けたイベントです。
車いすでバラのアーチの下をくぐり抜け、色とりどりの花を見ていただく、ただそれだけのことですが、職員がシャボン玉をしたり写真を撮ったり、音楽の生演奏もついています。
シュヴァービングの森は今、新緑でいっぱい。
風の音、葉っぱのさやさやいう音、小鳥の声がします。
花をいっぱいにしたくて、鉢植えやアサガオの造花まで駆り出されました 笑。

保育園の園児たちにはジャガイモを植えてもらいました。植えているその姿を、働くお母さんたちに見てもらって、なんだかほっこりする時間を過ごしました。
大事に育てて秋には一緒に収穫しましょう。これもひとつの食育になるでしょう。

2F病棟のテラスには大きなパラソルが来ました。
ミニトマトやインゲンなどがトートバッグの形をしたポットに蒔いてありました。
もう少し温かくなったら、パラソルのあるあたりに置いて、ここでも患者さんと一緒に水やりや、収穫が楽しめそうです。

今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
大人も子供も土に触れ植物を一緒に育てるっていいですね。

こころを育む卒園式

3月16日土曜日に病院の保育園の卒園式が行われました。
前夜から雪が降り積もり、冬に逆戻りしたような札幌。

数日前から保育士さんと子供たちが練習に来ていました。
当日の朝、いつも朝礼に使っている講義室が卒園式様に飾り付けられて、先生方も子供たちも華やいで美しい装いです。

私は園長なので祝辞を最終確認して出席しました。

司会の保育士さんは、開式の言葉を読み上げるときから、すでに涙声。
危ない!これから祝辞を述べるというのにもらい泣きしそうです。

在園児から贈り物が渡され、次は卒園児からおじいちゃんとお母さんへお礼の言葉が述べられました。
泣きながらお礼を言う子供の言葉、涙するお母さん、在園児の親御さんもツラれて涙ぐみ鼻をすすります。

最後は元気よく歌をうたって終了。
在園児の親御さんたち(つまり職員たち)は「えらかったね~」「よくがんばったね」とお互いの子供を称えて無事式を終えました。

ここは小さくてとても家族的な保育園です。
こんな風に出会いと別れとさみしさと感謝をちゃんと味わって、ミルフィーユのように積み重ねていくことが、心を育むんだなあと思いました。
そして安心して働けるのは保育士さんが子供を見守り育ててくれているから。
ほんとに感謝です。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
うちの子も保育士さんに育ててもらったなあ。

保育士さんがいてくれるから働ける!(病院内保育所のお話)

 

保育園なしでは成り立たないママさん職員

当院の保育所は平成9年に開設され、来年で20周年になります。
はじまった当初から全職員のために開かれていたと聞き、ここで育った子供たちがたくさんいるんだなあと思いました。

かつて私も自分の子供たちを保育園に預けていました。

子育てしながら仕事をしていた時は、朝家で朝食・着替えと一仕事して、日中は職場で働き、夜家に帰ってからも夕食・お風呂・洗濯と一日中働いていた気がします。

これは今のお母さんたちと変わりないですね。

自分は夜勤明けでへとへとでも、子供は夜保育園で寝てきたので元気いっぱい。そのまま公園に行き、子供を遊ばせながら自分はベンチで居眠りしていたということもありました。

いいコトバも悪いコトバも、多少のケンカも覚えてくるし、賢くなってオムツからパンツにステップアップするのも保育園のおかげでした。

保育士が足りない原因のひとつは・・

ちょっと古いデータですが、平成19年度に病院の保育所を利用している子供は3万7千人(施設数2200)だったのが、平成20年度から急激に保育所の数が伸び、24年度には5万人(施設数2667)となっています。(平成24年度・厚生労働省)。
今はもっと増えているでしょうね。

院内保育所というのはそもそも看護師を確保するためのものでしたが、医師確保対策の一環として女性医師の働きやすい環境整備のため、平成20年から補助金が受けられるようになりました。

昼間だけ、平日だけの保育所と違って、病院職員の勤務はシフト制ですから、当然保育士さんも夜勤、夜勤明けなどで日中足りなくなるので、その分大目に配置が必要になるのです。

病院で患者さんが急変したり、緊急入院があると、看護師が残業になり、保育士さんもそれに伴い残業になります。
不規則な病院ならではの事情ですが、保育士さんが子供たちを安全に守ってくれるから、私たちは安心して働けるのです。

全国で保育士さんが足りないのは、きっと病院設置の保育所が増えたためでもありますね。

もっと安心して子育てできる世の中に

保育園があるおかげで成り立っている病院の仕事・・その陰で保育士さんたちの夜勤や残業につながっていると書きました。
双方がお互いに無理なくワークライフバランスを整えて働けたら、一番いいですね。

地域の中で幼稚園と保育園がドッキングして、夜勤や休日勤務にも対応できるようになったらいいなとか、看護師もそうですが、人数がたくさんほしいところに退職したベテランの保育士さんがパートで活躍してほしいなあとか、考えます。

 

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
子は大人の鏡。未来のすてきな大人を育てよう。

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