9月第一日曜日
こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
お盆が過ぎてもまだまだ暑い毎日ですが、いよいよ8月も終わり。
今度の日曜日は年に一度の防災訓練の日です。
2018年の9月6日に起きた胆振東部地震。
この5年間で、あの時には入職していなかった職員も増えてきました。
里塚の旧病院で、地震とそれに付随した2日間の停電。
電気がつけばなんということもなく日常が戻ってきたのですが、それがわからない間は一日千秋の思いでした。
写真を見れば、みんなで声を掛け合って、頑張ったよなあという思いがよみがえってきます。
今同じような地震が起きたらどうするか?
以前と違うのは非常用電源が丸2日位は持つこと。
だから初動段階でできること・できないことを見極めて、自分たちのBCPを発動していけばいい。
まずはそこからだ。
そしてできるなら地域の方たちが安心できるような病院でありたい。ケガや病気だけじゃなく、スマホの充電とか、トイレとかね。
あの地震のときに活躍した病棟師長さんは、その後災害支援を積極的にやっている病院に勉強に行き、さらに独学で勉強して「防災士」の資格まで取りに行ってきました。
人生何がきっかけになるかわかりません。
学んできたことを、みんなで共有できるようにしてくれました。
毎年9月の第一日曜日はそんなわけで、当院にとっては大事な日。
同じことを繰り返しているようだけど、実はそれが大事なんだな。
今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
人は忘れていくからね。