10年と20年
こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
ついに札幌にも初雪が降りました。雪の降り始めはなぜかワクワクする、札幌っ子。
風がない夜にしんしんと降り積もる雪が好きです。
さて先週は北海道ブロックの主任研修に行ってまいりました。
コロナ禍中はオンライン研修でしたが、今年度からブロック内の病院で開催するようになりました。忙しい現場を離れて、2日講義を受け対話するのは、主任さんたちにとって良い気分転換になったようです。普段ゆっくり話をする暇もありませんが、こういう場だとリラックスしていろんな話ができるものです。
講師はグループ病院で活躍する、5人の副看護部長たちです。お互いに副主任・主任・師長と成長してきた中で、研修でもお互いを知り切磋琢磨してきたので、講師として会場で出会うと「わ~」「きゃ~」と親交を温めています。そんな姿もかわいいですが、20年前初めて出会い、自分の部下だった人が、成長して今講師をしているということに感動しています。
そして最新の知識を熱く講義してくれる頼もしい姿に、ほれぼれして聞いている私です。
一緒に過ごした10年という年月。私の10年と彼女の10年はもちろん違う人生だけれども、その時たまたま同じ場所で働いていました。それぞれの立場で、それぞれの困難さがあって、お互いに影響を受けあって、なんとかやってきて今があるという、その不思議。縁と言ってもいいのですが、少しばかり長いつながりです。
私自身も上司や周りの方から導いてもらい、育ててもらいました。
歴史というには短すぎるけれども、人が育つ・育てるっていうのは、こんな風に細い糸を編むようにして、時間をかけてつながっているのですね。
次代を担う彼女たちの講義から、学ばせてもらいました。
今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
今回の学びは「コウモリの目(逆さから見てみる、疑って見てみる、の意)」