We wish your Merry Christmas!
「今日はこれからサンタクロースになるんです」
先週の水曜日、会議が終わると病棟の副主任さんがこう言って急いで帰っていった。
「どれどれ何をするの? 」とばかり、追いかける私です。
赤い衣装を身につけた副主任さんを中心に、看護師たちが赤い帽子をかぶって病棟の廊下を練り歩いています。
クリスマスカードを手に持ち、病室をひとつひとつ訪問しては患者さんにカードを渡して一緒に写真を撮っていました。
ボランティアさんが「ホットコーヒーか冷たいカルピスはいかがですか?」と尋ねています。
コーヒーメーカーで落とした、本格コーヒーの方が人気がありました。
別なお部屋ではベッドサイドで看護師が絵本を朗読していました。
同じお部屋の人にも聞こえるように、ベッドを中心に寄せてありました。
クリスマスカードのプレゼントは、ずいぶん前から行われていたようです。
届いたカードにボランティアさんがシールやリボンで装飾をつけて、各部署に配布されます。
部署では看護師たちが患者さんひとりひとりにメッセージを書いて、届けられます。
12月20日の夜にはキャロリング(caroling)も行われました。
キャロリングとは、クリスマス・イブの日に教会に集まった子供たちが家々を回ってクリスマス・キャロルを歌う慣習のことを言います。
当院では当日参加できる職員やボランティアを募集します。
今年も職員が聖歌隊となり、病室の前でクリスマスソングを数曲歌いました。
こちらも前野先生がマエストロとして毎年行っている、恒例の行事です。
カードを渡したり歌を歌っていると、患者さんからも愛を感じ、共にハッピーな気持ちになるものです。
今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
すべての方に祝福を。