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看護部からのお知らせ

3回目のキャンドルナイト

こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
2021年にふと思い立って始めた「キャンドルナイト」というイベント。
コロナで病院内のイベントが中止になったため、何か静かな催し物ができないかなと思ったのがきっかけでした。旧病院の4Fのテラスにアイスキャンドルや雪像を作り、夕方に火を灯してそれを見る、というだけ。
職員は「看護部長がまたなんかへんなこと始めたよ」と思ったことでしょう。

去年は移転して初めての冬、病院周囲には広大な敷地があります。
さてどうやってやろうかと思いましたが、最初からそんなに大それたことはできないですね。
ボランティアさんと職場の有志の力を借りて、シュヴァービング広場周辺でアイスキャンドル・スノーキャンドルを並べました。
灯をつけるとなんとも幻想的で、看護師たちが患者さんを連れ出してくれて、一緒に「わ~キレイ」って言っている姿をガラス越しに外から見ると、とても幸せな気持ちになるんです。
キャンドルの灯りって人を和ませる力があるから、みんないい顔をするんです。

今年は3年目だし、いろいろ欲が出ました。
雪像の大きいのを作ろうとか、森の中に猫バス作ろうとか。
地域緩和ケアセンターruyka(ルイカ)ともコラボすることになりまして。
施設管理の人が駐車場を除雪するから、その雪を使ってかまくらや滑り台を作ろうって、お願いして。
計画としてはいろいろあったんですが、やっぱり本業もおろそかにできないし、最後の一週間に集中しようと思ったら、あの大寒波。さすがに寒すぎて頬が痛すぎて、作業は断念しました。
しかし天は味方してくれて、開催2日前からぎゅぎゅっと作業ができて、結果としてはいい仕上がりになりました。

当日は晴天で風もなし。なんと恵まれた日でしょうか。私たち何かに守られてるねっていいあったものです。
夕方カウントダウンからの点灯式は前野総長にお願いしました。人がひっきりなしに訪れて、子供たちは滑り台で歓声を上げてるし、ガラス越しに患者さんとナースたちも見てくれて。

患者さんがお部屋に帰るときにお声を掛けたら、感激して涙をこぼされて。
こんな幸せなことはありません。

来年も、もちろん頑張ります。

Special thanks to
・除雪と滑り台&かまくら製作の施設管理の皆さん
・キャンドルとLEDライトをかき集めてくれた資材課のお二人
・リサイクルキャンドル製作してくれたKさん
・キャンドルの下に敷く段ボールを切ってくれたボランティアさん
・素敵なポスター制作Uさん
・生ピアノ演奏工藤先生
・アイスキャンドルたくさん製作してくれた地域看護室・居宅介護支援事業所のみなさん
・牛乳パックを集めてくれた栄養課のみなさん
・お花の入った氷のドーナツ作製Tさん
・スノーキャンドル作製してくれたTさん
・2F病棟のみなさん
・そのほか当日の作業をお手伝いしてくださった方
・キャンドルナイト実行委員のみなさま

こころからありがとう~~