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看護部からのお知らせ

身体を通った言葉

こんにちは。完全に「虎に翼」ロスの工藤昭子です。
毎日の楽しみがなくなってしまいました。ほんと寂しいです。

さていよいよ本格的な秋になった札幌です。果物狩りはまだできそうだし、紅葉もこれから。
秋が長いといいですね。

出張続きで病院をおろそかにしていると、院内のことが見えなくなるものですが、小さな病院のいいところは看護部長と職員の距離が近いこと。
育休から戻ってきた職員と言葉を交わしたり、グループの応援業務から戻ってきた職員をうんと労ったり、入職したばかりの職員に声を掛けたりすると、自分にもパワーが充電されるのを感じます。

台風の中、離島研修に行って来た職員は、ほんの数分の立ち話でしたが、島の人たちのたくましさや親切なことなど、たくさんの気づきを得たと目をきらきらさせて話してくれました。
経験して学習したことを言語化することを、私は「身体を通った言葉」と名付けていますが、その人の持つ価値観やそれまでの経験を刺激して、深く重みを持つものとなり、時にはその人の人生を変えるきっかけになったりします。

普段は多忙だからと互いに遠慮しがちですが、相手が「話したい」というエネルギーを持っているときは、なるべく丁寧に聴こうと思っています。相手の関心ごとに関心を寄せ、相手の生きている世界から見えるものは何か、を頭に浮かべながら質問していくことが、自分自身の想像力も高めてくれるように思います。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
雨・雨・晴れ・晴れ・たまに夏。