聞き書き部~もっと親の話を聴きたかった~
昨年始めた聞き書き部、部長の工藤です(^^)/
2~3か月に1回の活動というゆるい部活です。
初回にNPO法人「とものむらいとし会」の森旬平さんをお呼びして「聞き書きとは」について講義を聴きました。
あれから2か月が経ち、今回第2回目はそれぞれが自分で活動したことをシェアしあう会ということで集まりました。前回のお話↓
今回は「聞き書きを意識することによって聴く姿勢が能動的になった」という意見から始まり、
「もっと(亡くなった)親の話を聴いておけばよかった」という話になりました。
聞き書きというのは高齢者の記憶を引き出し、その人の言葉で文字に起こし、記録をすることです。
私たちは医療者なので日ごろからよく高齢者のお話は聞いていますが、いかんせん親子となると人それぞれスタンスが違います。
それまでの親子の関係性だとか、日ごろからよくおしゃべりするかどうか、にもよりますね。
親に反発したり、親とは違う生き方をしていても、年を取ることで違う見方ができるようになってきた、という意見も出ました。
私はもうすでに両親が亡くなっているので、聴きたくてもかないません。
二人とも戦争の話は一切しなかったし、触れてはいけないことのように感じていました。
今は亡くなった母の年齢に近づいてきたせいか、歴史に翻弄された一人の女性の人生として興味が湧いてきます。
参加したメンバーが、これからご両親の話を聴こうと考えているというので、みんなで見守ろうと思います。
そして第三者だから話せるのもまた事実なので、身近な高齢者のお話を聴かせてもらいましょうと言って終わりました。
今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
話し合うだけで、すでに深いです。