祝合格 介護福祉士誕生!
こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
この春、当院にひとりの介護福祉士さんが誕生しました。
私どもの病院では看護補助者という職種がありまして、文字通り看護師の仕事をサポートしています。
シーツ交換や環境整備、入浴介助、お食事に関するお世話など、仕事内容は多岐に渡り、しかも急に「今、これお願い」と頼まれることが多いので、とても忙しい仕事です。
病院での仕事は、資格の有無にかかわらず同じ仕事をしていただいてます。
けれども資格によって手当てが違います。
私は資格を持ってない人達にそのことを伝えて、受験するよう勧めてきました。
ようやく念願叶ってお一人の方が受験し、このたび見事合格しました。
介護福祉士の受験資格には大まかに二つのルートがあります。
一つは養成学校に通って受験する方法と、もうひとつは介護職員実務者研修を受けて、3年間の実務経験があれば、介護福祉士の受験資格が得られる「実務経験ルート」です。当院の職員も、この実務経験ルートで挑戦しました。
2021年度の国家試験合格率は72.3%で、過去2番目に高かったそうです。
全国で60,099人の方が合格し、当院の職員がそのうちのひとり、ということになりますね。
仕事中にお祝いを伝え、忙しい毎日の中、どんな風に勉強したのか本人に尋ねました。
「実務者研修を受けたのは3年前だったので、その頃の資料を引っ張り出して勉強しました。でもどうしても頭に入っていかなくて、過去問題を何度も解き、you tubeの受験対策動画を何度も見て覚えました。」
「へえ~今や受験勉強もyou tubeなんだね。忙しい中でよく勉強頑張ったね。」
「もっと若いうちにやっておけばよかったと思いました」
彼女は嬉しそうに目じりを下げて笑いました。
こんな風に、人知れず静かに努力してる人が報われると、自分のこと以上にうれしいものです。
今日もこのブログに来てくださりありがとうございます。
学ぶのはいつからだって遅くはないよね。