盆踊りの出前
今年のお盆はどんな風に過ごされましたか?
開け放した窓から風に乗って流れて来る「こども盆踊り」の歌が今年は聞こえなくて、ただ夏が過ぎていく、そんな感じでしたね。
私も敢えてお盆のお墓参りは避けて、家で花やお供物を並べて心で故人を迎えました。
8月12日には3F病棟で盆踊りが行われると聞き、一体どうやってやるのかと見に行きましたら、法被に短パン姿のナース・補助者たちが各病室を盆踊りして歩いていました。
ワゴンを紅白の垂れ幕で包み、手作りの太鼓を載せて、ラジカセから盆踊りの歌が流れています。
ベッドサイドまで近づいて踊り、患者さんに声をかけていました。
びっくりして目を真ん丸にして驚く人、くすっと笑う人、感激して泣く人。
ナースたちは照れながらも真剣です。
途中、古いラジカセが何度も止まってしまい、コンコンと叩いては音が流れるのを繰り返して大笑いです。終わった後はみんないい顔をしていました。
コロナ前とコロナ後とではスタイルが変わりました。
「こうであらねば」と思うことから脱却して、新しさを創造すればいいんです。
私もスタッフから教わりました。
今週もこのブログに来ていただきありがとうございます。
季節の行事を大事にするっていいことだよね。