朗読会を開きました
こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
猛暑の中コロナウイルスの第7波が急拡大している毎日ですが、皆様いかがお過ごしですか?
人が集まるのを避ける、ということが続いていますが、そうすると人と人との会話やつながり、共感ということがしづらくなってますね。
まったくもってこのコロナウイルス、緩和ケアや高齢者ケアとは対極のところにあって憎らしい奴です。
かつてホスピス病棟では、毎週デイルームでお茶会を催していました。ボランティアさんが注文に応じて、落としたてのコーヒーを運んでくれて、小さなお菓子が添えられて、ちょっとした喫茶店のようだったんです。
音楽ボランティアの方が演奏してくださる時もありましたし、季節の行事をすることもありました。
そうして患者さん同士がなんとなく顔見知りになったり、ご家族同士がお互いを労わりあったりということが、繰り返されてきました。
今は近づきたいのに近寄れない。
このままだと、ますます世の中全体がぎすぎすしてきそうです。
さて、元テレビアナウンサーの五十嵐いおりさんからのご厚意で、いおりさんが主催した朗読会の動画を、院内で視聴できることになりました。
病棟クラークさんが素敵なポスターを作ってくれて、全部で6回デイルームで開催しました。
長い時間座っていられない方には2回に分けたり、お部屋で聴くだけの方もいたり。
それぞれ自由なスタイルで、その人らしく過ごしていただきました。
これだと集まっても耳から入る朗読に集中できます。
いおりさんの語りは迫力と穏やかさと緩急取り交ぜて、頭にありありと映像が浮かぶようでした。
私もそばに座って患者さんの様子を見ながら、一緒に楽しませていただきました。
こんな風に、静かに楽しむイベントもいいものですね。
いおりさん、貴重な機会をいただきありがとうございました(^^)/
いつか、1Fのシュヴァービング広場で生朗読会、やってもらいたいなあと妄想を書いておきます 笑。
今日もこのブログに来ていただきありがとうございました。
ほんとうは、ぺちゃくちゃおしゃべりしたいですね。