人生最期に聴きたい曲はなんですか?
4月20日札幌かでる2・7のホールで、NPO「ホスピスのこころ研究所」の講演会が開かれました。
小森康永先生の講演会とアンサンブルグループ奏楽さんの演奏会があり、小森先生がリクエストされた曲がレナード・コーエンの「ハレルヤ」でした。
https://www.youtube.com/watch?v=YrLk4vdY28Q
奏楽さんの、チェロとピアノの哀切なメロディはどこかで聞き覚えがあると思い、家に帰って調べたところ、私が聴いていたのはジェフ・バックリーという夭折のアーティストのカバーで、その哀愁のあるギターと声は、耳に残っています。
「ER 緊急救命室」や「クリミナルマインド」「The OC」など大好きな海外ドラマの中で使われていた曲でした。
https://www.youtube.com/watch?v=y8AWFf7EAc4
ドラマでは、懸命に頑張っても報われないような時、物事や人の気持ちは変わっていくから止められないという時に、悲しみや無力感を味わったあと、それでも人生は続いていくんだ、と前を見るようなシーンで使われることが多い気がします。
歌詞の和訳も調べてみましたが、正直私にはちょっと理解不能。
ただ「ハレルヤ」は主をほめたたえよという、神への感謝や喜びを表す言葉ですから、歌い上げる感じで終わるのが、涙を拭いて立ち上がるイメージに合っている気がします。
レナード・コーエンとジェフ・バックリーの曲も全く別物のように聞こえます。たくさんのアーティストがこの曲をカバーしているので、聴き比べてみると面白いです。
「2chellos」の演奏するこちらがとても心癒されます。
https://www.youtube.com/watch?v=Z3649dq6boA
サビの部分は中島みゆきさんの「ヘッドライト テールライト」と同じメロディで、それも「聞いたことがある」感じになるのかも知れません。
もし自分が死ぬときに好きな音楽を聴きながら旅立てるのなら、この曲ともう一曲、この方も夭折のアーティスト、イズラエル・カマカヴィヴォオレのウクレレと切ない歌声の「オーバーザレインボウ」
https://www.youtube.com/watch?v=y5JicO2bKec
を聴きながら逝きたいとひそかに思っています。
あ、実はこれも「ER 緊急救命室」でマーク・グリーン先生が脳腫瘍で亡くなるシーンに使われています。
はい、影響されやすいです(^^ゞ
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あなたが人生最期に聴きたい曲はなんですか。