中村哲先生のドキュメンタリー映画
こんにちは。やさしさビタミンブログの工藤昭子です。
10月の終わりに、映画「荒野に希望の灯をともす」を観てきました。
映画館で見るのはなんと1年ぶり。普段はネットフリックスなども見ますが、やっぱり映画館で、その世界に集中するというのがよいですね。
せっかく映画会員になったのに一度も行くチャンスがなかったのですが、この映画は見逃したくない!と心に決めて朝早く出かけました。
中村哲先生のことは、前野総長も四十坊院長も時々朝礼で話されるし、アフガニスタンで診療をするために福岡徳洲会病院で研修を受けに来られたことがある、という話も聞いていたので、親近感を持っていました。
本では読んでいましたが、中村先生の生き方や残していったものの全体像がよくわかりました。
先生を駆り立てたものは何だったのか、生きるために何が求められていたのか、政府に頼らず自ら支援するさまを、見ることができました。
病気を診て治療する、診療所を増やす、にとどまらず、生きるための水を確保する。
干ばつにより月面のようになった砂漠に、用水路を作る。
中村先生の目指すことに賛同した人が、一緒になって働く姿はなんとも清々しいものでした。
中村先生は凶弾に倒れましたが、天からの恵みは今も人々を支えています。
水と土、光。これで作物が実り、人の命が守られる。
恵まれた環境に生きていることに、それなのに不安や不満が蔓延している世の中に対して、いろいろと考えさせられました。
今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
チャンスがあれば、多くの人に見てもらいたいな。
札幌南徳洲会病院看護部長 工藤昭子の やさしさビタミンブログ, 自己紹介 | 2022-11-14