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看護部からのお知らせ

ついに踏み込んだ!エクスマ塾(最終回)

人は年に一回ぐらい、立ち止まって越し方を振り返り、自分は何のために存在しているのかを考える時間を作った方がいい。
そんなことを感じたエクスマ塾2回目の合宿。

豪華な朝食。「かっぱの健卵」がおいしい!

今回の塾では4人一組のグループになって、そのうちの一人について10分間で紹介するという課題が与えられました。
10分間と言う時間は長いような短いような時間です。しかも何も手に持たずに暗記して発表しなければなりません。
相手のことを情報収集し、話の内容を組み立て、人にわかりやすく伝える工夫をすることが求められます。

生い立ちからはじまって、好きなこと嫌いなこと、得意なこと苦手なこと、親から影響を受けたこと、子供の頃のことから大人になってからのこと、それをお互いに聴き合い、疑問点を聴き直し、メモして組み立てる。
発表のためのシナリオを何度も書いて、過不足なく伝えられるようにし、最初と最後の言葉を暗記しました。
慣れない頭の使い方で、私は夜中の2時過ぎまで起きて練習しました。

自分も情報収集するんですが、私自身の事も聞かれました。
普段子供の頃のことなど思い出すことなどありませんから、錆びついた記憶を呼び覚ますのに時間がかかりました。
小さい頃は何になりたかったんだっけ?
そしてどうして今の仕事につながったんだろうか。
いろんな人に導かれて、自分で選択して、今ここにある奇跡。いや必然といったらいいか。

私に与えられた天命って何だろう。
そんなことを考えるワークとともに、自分を見つめ直す機会でもありました。
サポート講師に助けていただきながらなんとかかんとかシナリオができました。

翌日は午前午後と他者紹介の発表を行いました。
一人の人生を聴いて掘り下げ、それを他の人に伝えるなんていうことを、ここまで真剣に行ったのは初めてでした。
フシギなことに全員の人生をみんなで聴き合って、普通の出会いよりも深く知りあい、まだ会って2度目なのにとても近い関係性になりました。
みんな昨夜遅くまで練習して、人の人生の要点をまとめ、必死で覚えて、その人の良いところを一所懸命伝えようと努力しました。
だから体を通ったコトバというのは、人の心を打つのです。
紙でもなく、パワーポイントでもなく、ただただ伝えようとする一所懸命さに聴く方も真剣になります。

その姿が美しいと藤村先生はおっしゃいました。
塾生としてその言葉がとてもうれしく感じられました。

最後までお読みいただきありがとうございます。
これからも心にピーン!と来たこと、お伝えします!