こころを育む卒園式
3月16日土曜日に病院の保育園の卒園式が行われました。
前夜から雪が降り積もり、冬に逆戻りしたような札幌。
数日前から保育士さんと子供たちが練習に来ていました。
当日の朝、いつも朝礼に使っている講義室が卒園式様に飾り付けられて、先生方も子供たちも華やいで美しい装いです。
私は園長なので祝辞を最終確認して出席しました。
司会の保育士さんは、開式の言葉を読み上げるときから、すでに涙声。
危ない!これから祝辞を述べるというのにもらい泣きしそうです。
在園児から贈り物が渡され、次は卒園児からおじいちゃんとお母さんへお礼の言葉が述べられました。
泣きながらお礼を言う子供の言葉、涙するお母さん、在園児の親御さんもツラれて涙ぐみ鼻をすすります。
最後は元気よく歌をうたって終了。
在園児の親御さんたち(つまり職員たち)は「えらかったね~」「よくがんばったね」とお互いの子供を称えて無事式を終えました。
ここは小さくてとても家族的な保育園です。
こんな風に出会いと別れとさみしさと感謝をちゃんと味わって、ミルフィーユのように積み重ねていくことが、心を育むんだなあと思いました。
そして安心して働けるのは保育士さんが子供を見守り育ててくれているから。
ほんとに感謝です。
今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
うちの子も保育士さんに育ててもらったなあ。