赤鬼さんと赤い靴

| 季節のイベント |

今日はホスピス病棟の豆まきの日でした。

赤鬼は看護師のsさんが、今年の青鬼は岡澤先生が担当しました。

「鬼さーん!」の呼び込みで

メガネをはずしてやる気満々?の岡澤青鬼と

スラリと背が高い赤鬼がデイルームに。

患者様のお孫さんが元気よく豆をぶつけて会場は大盛り上がり!

デイルームでの豆まきの後は、各お部屋に周って、

「福は内、鬼は外!」と沢山の豆をぶつけられてちょっぴり

疲れて戻ってきた二人でした(*^_^*)

毎年節分の写真は皆さんとっても素敵な笑顔です。

豆をぶつけている写真も自然な笑顔。

見ているこちらも笑顔になれます。

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入職時から毎年赤鬼をしてくれているsさん。

sさんの赤鬼といえば真っ赤なおしゃれな長靴が

トレードマークなのですが、

今年は…あれ?なんだか背が高いレディな赤鬼になっていました。

足元を見ると!赤いヒール靴を履いています!

「赤い長靴、ダメになってしまいまして」とsさん。

年代物の長靴だったそうなのですが、

今年は履けなくなってしまったそうで、

代わりに更に年代物の約30年前の赤いハイヒールを

発掘してきてくれました。

「この靴を買った時ね、なんだかムシャクシャしていて

奮発して買った思い出があるの。

でも何回かしか履かなくて結局ずっと眠らせていたのよ」

「この靴を買った20代の頃の私には

ホスピスで働いている自分なんて想像もできなかった。

まさか節分の鬼で使うことになるなんて!」

と言って笑っていたsさん。

赤い靴も驚きながら、

でもまた履いてもらえて喜んでいたようにみえました(*^_^*)