私が不在の1年間、ホスピスはほんのり変わりました。
といっても物の置き場所が変わったり、
休憩室になぜか北海道地図が貼られていたり・・・
(スタッフの出身地に〇がついていてなかなか面白いです(^O^))
と、小さな変化です。
その中で比較的大きな変化を見つけました。
デイルームの窓際にソファが置かれたことです。
ソファが置かれたことで患者様がひとやすみして
外を眺めることが多くなったそうです。
窓から見える景色は旧36号線。
病院前のバス停、郵便局と保育園、ガソリンスタンド…
特別なものは何もないちょっぴり田舎の景色です。
もう少し自然豊かな景色だったらいいのになー
なんて思いながらも、ちょっと見ていると
保育園から園児たちが散歩に出かけて行ったり、
ゆっくりバス停に歩いている人、慌てて走っている人、
窓から見える景色の中にも人々の生活が見えます。
森ではないけど街路樹が生い茂り、鳥も来ます。
何気ないこの景色がソファに座る患者様の心を少しでも癒したり、
和ませたりできていたらいいなーと思いました。
逆光ですね。
窓際に置かれたハイビスカス。
夏らしく鮮やかに咲いています。
さきほどソファで休んでいた患者様が
「朝の3時には少し開いた感じだったけど
今100パーセント咲いてるよ!」
と教えてくださったので慌てて写真を撮りました!!
ハイビスカスは2日ほどでしぼんで花を落として、
また新しい花が咲くそうです。
儚いからこそこんなに鮮やかなのでしょうか。
100%!!
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余談ですが…この窓からはかなりの頻度で虹が見えます!
その時は特別な景色になりますね(^O^)/
虹が出るといつも院長が教えてくれるので、
ブログで報告できると思います、お楽しみに・・・
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