9月8日、9日の二日間、帯広で上記研究会の全国大会が開催されました。
ホスピス緩和ケア領域の中では全国的な組織がいくつかありますが、その中でも
古い部類の研究会だそうです。
がんや在宅ケアなどの今日的な医療や福祉の諸問題について専門家と市民が同じ高さの
目線で考えるために1992年に設立されたそうです。
第1回の大会は兵庫県で開催され、全国各地を持ち回りで開催しているようです。
今年は帯広での開催となりました。
当初は北斗病院に勤められていた山下浩介先生が大会長を務められる予定でしたが、
昨年急逝されてしまい、北斗病院の理事長の鎌田一先生が急遽代役をやられたという
経過がありました。
北海道の帯広というところで開催したためか、少し参加者は少なめでしたが、講演は
ケアタウン小平クリニックの山崎章郎先生や野の花診療所の徳永進先生、作家の柳田
邦男やふじ内科クリニックの内藤いづみ先生など多彩で非常に有意義な話をたくさん
聴くことができました。
帰りは大雨の中、無事JRも止まらず札幌に帰って来られたのが幸いでした。