日: 2012年9月3日

  • ✴︎

    ✴︎

    ひだまりの会

    昨日は、ホスピス病棟の遺族会「ひだまりの会」が開催されました。
    今回は数えて7回目。4年前に在宅ホスピスのホームケアクリニック札幌が開設
    されてからは、ホスピス病棟で亡くなった患者さんのご遺族と在宅で亡くなった
    ご遺族にお知らせをして、一緒の遺族会を年1回行っていましたが、今回からは
    ホスピス病棟でのご遺族と在宅でのご遺族の会を別々に持つことになりました。
    理由はいくつかありますが、ホスピス病棟で看取ったご遺族と在宅で看取った
    ご遺族の境遇の違いもありますし、関わるスタッフも違うということもあり、
    今年からは分かれて遺族会を開催することになりました。

    今年も約20家族ぐらいの方に参加していただきました。いつもは6人程度に
    グループ分けをして、それぞれのテーブルで思いを語ってもらうことにしていた
    のですが、今回は少し趣向を変えて、前半は各テーブルでの語らい、後半は
    全員でぐるっと円を描いて(下の写真)、顔を見えるようにして、それぞれの思いを
    語ってもらうようにしました。

    亡くなってからまだ時間が短くまだ悲嘆の中にあるご遺族や十分なことをやって
    満足されているご遺族など色々な立場の方がいることがわかりました。
    満足な遺族ケアというわけはありませんが、こういう場を用意することで少しでも
    役に立てればと思いながら、ひだまりの会を後にしました。

    なお、昨年は7月に開催して、暑くて暑くて大変だったので、今年は9月に開催した
    のですが、北海道らしからぬ残暑に見舞われ、やはり暑いひだまりの会となりました。
    スーツの私のシャツの下は汗びっしょりでした。

    2012-09-03

月別