日: 2012年1月22日

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    勤医協中央病院の緩和ケア研修会

    昨日、今日と勤医協中央病院の緩和ケア研修会にファシリテーターとして参加してきました。
    何度か、このブログにも書いているので知っている方もいるとは思いますが、緩和ケア研修会
    とは、厚労省が平成19年6月に制定した「がん対策推進基本計画」において、がん診療に従事する
    すべての医師か緩和ケアに関する基本的な知識を身につけることを目標としており、そのプログ
    ラムとして「緩和ケア研修会」が作られました。日本緩和医療学会が厚労省の委託事業として
    行っており、一定の財源の補助の下、各病院で開催されています。
    今回は、がん診療連携拠点病院ではありませんが、市中総合病院として勤医協中央病院が
    緩和ケア研修会を企画したので、お手伝いに行ってきました。

    今回の緩和ケア研修会の企画責任者は当院でも働いたことのある小林良裕先生でした。小林先生は
    平成19年3月まで当院に勤められ、4月より勤医協中央病院に緩和ケア病棟を作られるため、
    緩和ケア科部長に就任された方です。私たちにとっては、仲間内の先生の一人です。
    現在、勤医協中央病院の緩和ケアの中心的存在です。

    今回は私だけでなく、ホームケアクリニック札幌院長の前野先生も一緒にファシリテーターとして
    参加しました。

    研修会は、勤医協中央病院では初めてだったので、出席者全員が医師でした。計28名もの
    やる気のある医師を前にして、2日間活発な研修会ができました。

    この研修会を終えて、基本的な緩和ケアの知識はもうかなり一般病院に普及していることを
    実感しました。

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