日: 2010年9月26日

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    新湘南鎌倉総合病院

    当院は徳洲会グループの一員です。今回はその中の湘南鎌倉総合病院のことについて
    お話しします。
    湘南鎌倉総合病院は全国の徳洲会グループの中でも基幹病院と言われる病院の一つです。
    1987年に地域住民の市民病院設立要望の署名運動などが実り出来上がった病院だったようです。
    しかし、そのようにして出来た病院も最初の半年は救急車が1台も来なかったようです。
    また、地域の開業医から患者の紹介があったのは、開院から1年を経過してからだそうです。

    そんな病院が、今や一日の外来数1500名以上、年間救急車の搬入件数は1万台以上を
    超える病院となり、鎌倉市だけでなく、周囲の地域からもなくてはならない病院になって
    いるのです。そのためには地道な努力があったようです。
    そして、開院から20年以上が経過し、とても古くなり、また手狭になったために、数年前
    から新病院立ち上げのプロジェクトが始まりました。病院移転にはほとんどと言っていい程、
    今立地している場所から新しい場所に移動することが起きます。
    今回も同じ鎌倉市でも、線路を挟んで反対側に移転することになったようです。
    2年前から新病院の新築が始まり、このほど完成。9月1日には入院患者300名超えの
    人たちが一斉に旧病院から新病院へと移ったそうです。それには、全国の徳洲会グループ
    から救急車が15台も駆けつけ、患者搬送のお手伝いを行い大きなトラブルもなく無事全員が
    新病院に引越できたとのことでした。

    今回、その新・湘南鎌倉総合病院を見学する機会がありました。今まで、いくつもの徳洲会
    病院に行くことがありましたが、まったく感じの違うすばらしい病院でした。そこで働く
    スタッフはとてもうらやましいと思いました。

    当院も築23年が経過しているようです。ホスピス病棟はまだ比較的新しいですが、やはり
    今後は新築移転も考えに入れないと行けないと感じた今回の病院見学でした。

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