カテゴリー: 病院関連 

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    第1回徳洲会緩和ケアセミナー in 札幌

    さる11月3日の文化の日に表題のセミナーが開催されました。場所は札幌徳洲会病院でした。

    まず、ここに至るまでの経過と、当日の様子の報告をします。

    当院は平成8年より徳洲会グループ入りをし、平成8年5月1日より『札幌医療生活協同組合 札幌南青洲病院』
    になりました。最初の数年間も経営的には苦戦をし、関連病院である札幌徳洲会病院から医師の応援をもらい
    ながら診療を行っていたようですが、ほぼ毎年のように院長が変わる状況でした。
    そこで、平成13年4月に前野宏先生が新しい院長として赴任してきました。彼が行ったことは、徳洲会の理念
    の「いのちだけは平等だ」と共に「ホスピスのこころ」を病院の理念に加え、運営を行ったことでした。
    それまで、外科や脳外科などがあり、手術もやっていた急性期の病院だったのですが、内科と緩和ケアを
    2つの柱として、経営をやっていきました。
    その「ホスピスのこころ」を実現する象徴的存在として、平成15年11月に徳洲会グループ初の緩和ケア病棟
    を開設しました。当初緩和ケア病棟を開設するにあたり、前野宏先生の熱意を受け入れてくれたのが、当時
    徳洲会理事長であった徳田虎雄先生であり、多大な支援をもらいました。

    当初、徳洲会グループにおいてはホスピス緩和ケアは関心はあったものの、実践する病院は当院以外には
    ありませんでした。全国のグループ病院の方達が何人も見学に来られたり、新病院建設時には緩和ケア病棟
    も開設したいという話があちこちから聞こえ、当院の病棟の図面やノウハウなどを教えても、緩和ケア病棟
    開設にはつながらず、10年が経過していました。
    しかしながら、その後の徳洲会グループにおいても救急医療だけでなく、がん医療も強力に推進する機運が
    高まり、それに呼応するように緩和ケアも徐々に必要性が認識されていきました。そういう中で徐々にあち
    こちの病院に緩和ケア病棟が開設されていき、自分たちの仲間が増えることにうれしさを感じていました。

    何年か前から、前野先生が「そろそろ徳洲会グループでの緩和ケアの集まりをやりたいね。」という話が
    持ち上がっていました。他の診療科では、心臓血管外科部会とか、脳神経外科部会や、また消化器グループ
    の『Endo Club』なと魅力的な集まりが始まっていることがわかっていました。緩和ケアの集まりをやるに
    しても、どこでどういう形がいいのかと模索していました。最初は、日本緩和医療学会や日本死の臨床研究会
    などの年次大会に合わせて、徳洲会緩和ケア部会というものをやろうかということも考えましたが、場所や
    また会うタイミングなどから、やはり学会期間は難しいなあと思っていました。
    昨年、ちょうど札幌で第40回日本死の臨床研究会年次大会が開催され、前野宏先生が大会長で、当院が事務局
    だったので、一瞬やってみようかと前野先生と話したのですが、あまりにもスケジュールがタイトなので
    止めにしました。

    そして、今年。春頃に前野宏先生から、「そろそろ徳洲会グループでの緩和ケアの集まりをやろう。」という
    ことになりました。言い出しっぺは私たちですから、当院が事務局。場所は当院では狭すぎるので、札幌
    徳洲会病院の部屋をお借りしようということで話が進みました。
    前野宏先生が全体の構想を練り、全国の緩和ケア関係の先生方に講演の交渉を行い、あとは当院の事務スタッフ
    がフォローするという形で始めました。
    集まりの会の名称は徳洲会緩和ケア部会というのも何だし、『徳洲会緩和ケアセミナー』にしようという
    ことになりました。
    徳洲会は現在全国で71病院。緩和ケア病棟をもっている病院だけでなく、緩和ケアチームもあるので、
    どれくらい参加者が集まってくるのか、まったくわかりませんでした。また当院が主催するという都合もあり、
    11月3日という休日に開催することになり、全国から集まってきてもらえるのかという不安もありました。
    しかし、実際案内状を徳洲会グループの各病院に送らせてもらうと、あちこちの病院からたくさんの参加
    申し込みがありました。緩和ケアの集まりですから、もちろん多職種(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、
    ソーシャルワーカーなど)からの申し込みがあり、最終的には約55名もの参加者が集うことになり、開催側と
    しても嬉しい悲鳴でした。

    11月3日は朝10時30分から、札幌徳洲会病院の8階講堂カントコトロに全員が集合。当院からの参加者も
    含めれば、80名物参加者があつまり、講堂はほぼ一杯になりました。前野宏先生の基調講演から
    スタートし、当院のソーシャルワーカーの下倉さんによるMSWの働きについての講演。午後には、徳洲会
    グループの各病院からの現状を話してもらいました。(全部で10病院)
    前半は緩和ケア病棟をもっている病院、後半は緩和ケアチームが活動している病院。それぞれ、急性期の
    治療を行いながら、患者さん・ご家族のために頑張っている様子がヒシヒシと感じられました。

    その後、吹田徳洲会病院の馬場美華先生の生命予後のお話、千葉徳洲会病院の伊東理砂先生のスピリチュアル
    ケアの実践のお話とためになる講演でした。

    最後は、分科会に分かれ、医師、看護師、コ・メディカルと3グループに分けてそれぞれディスカッション
    を行い交流を深めました。

    閉会式では、前野宏先生がこういう会を徳洲会グループで開催することができ、また仲間との交流ができた
    ことを感慨深く話しておりました。この会が今後も続いていくように話されていましたが、どうも来年も
    札幌でやりそうです。\(^o^)/
    札幌南青洲病院でこのような会を開催できたことも、大きなステップだっと思います。(色々な意味で)

    懇親会は、アサヒビール園でジンギスカンを食べ、徳洲会グループでの緩和ケアの普及に頑張っていこう
    と誓い合いました。

    以上、第1回徳洲会緩和ケアセミナーの報告でした。

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    電子カルテ稼動2年経過

    いやー、大変ご無沙汰しております。すっかりブログの更新が途絶えております。何度か書きかけた原稿も
    あったのですが、途中のまま日時が過ぎてしまい、もうアップしても仕方がないと思ってボツにしました。
    ブログを書こうと思いながら、ついつい時間が経ってしまいました。
    そして気がつけば10月の声を聞いてしましました。
    あの暑かった夏もすっかりどこかに行ってしまい、気づけば9月。このところ一気に寒くなって来ました。
    みなさんは元気にお過ごしでしょうか。

    さて10月1日といえば、ちょうど2年前、病院の電子カルテが稼動した日でした。その前後は電子カルテが
    うまく稼動してくれるかヒヤヒヤしていましたが、無事稼動。気づけば、この2年間大きなトラブルなく
    来ています。もう電子カルテがあるのが当たり前の日々となり、紙カルテや点滴や薬剤の指示を紙でやって
    いた時期が懐かしいです。

    私たち医師に取っては、病院のどこでもデータの確認が出来たり、指示を出せたりしてとっても効率が
    上がりました。また、一部の先生の字が悪筆で指示が読めないと看護師や薬剤師からよく言われていたので
    すが、その点もすっかり解決しました。
    もう電子カルテがないとやっていけない時代になりました。

    次はこの便利になった電子カルテをもっと有効に使う方法を考えていかないといけません。日々の記録だけ
    でなく、色々なデータを集めるにも簡単にできるので、その辺りの活用方法を勉強したいですね。

    今週末は秋田で開催される日本死の臨床研究会年次大会に参加してきます。

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    病院祭のこと

    少し前のことですが、8月19日土曜日にふれあい病院祭を開催しました。今年はお天気にも恵まれ
    ました。過去にはひどい土砂降りに見舞われたこともありました。
    Facebookには写真が出ていますが、見られない方もいますよね。

    たくさんの方が来場され、盛況でしたが、私の中でとても嬉しかったのが「きよっち」に会えた
    ことです。今年は清田区が出来て20周年だそうです。清田区役所に問い合わせたところ、応援に
    駆けつけてくれました。

    20170819病院祭きよっち

    二人で記念撮影です。 🙂

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    こどもの日と桜

    こんにちは。ゴールデンウィークももう終盤です。また仕事が始まると思うと憂鬱になってしまいそうですね。
    最近は、ファイターズの事ばかりでうんざりしている人がいるかもしれないので、少しは病院のことを書きます。

    5月5日はこどもの日でしたが、病院の昼食にこんなものが出ました。柏餅とかわいい兜をかぶった絵。病院の
    栄養士さんが出してくれた粋な計らいです。絵は家に持って帰り家族に見せました。

     
    20170505こどもの日

    それから、すでに札幌では桜が満開ですが、病院にも桜の木が少しあるんです。数年間に関連病院の
    静内病院から頂いた桜の木にこっそりと咲くんです。そんなにたくさんの花をつけずに、すぐに葉桜になって
    しまうので見逃してしまうのですが、5月5日にはちょっぴり咲いていました。

     
    20170505桜1 20170505桜2

    春を感じる一コマでした。

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    また負けちゃいました(-_-)

    皆さん、こんにちは。気温もぐっと上がり、春らしい陽気になってきましたね。
    先週のうちにほぼ雪が融けたので、病院玄関の花壇もいよいよ春の準備が整った感じです。何か花が出てこない
    かなと毎朝観察しています。

    20170412玄関の庭

    さて、言うまでもありませんが、我ら北海道日本ハムファイターズがまた負けました。せっかく札幌ドームで連勝
    して気分良く仙台に乗り込んだはずなのですが、終わってみれば3連敗。同一カード3連敗がこれで、2回目
    です。借金はなんと7になってしまいました。2012年に優勝した次の年も調子が悪かったのですが、今年も
    昨年の優勝の後なので同じなの?という感じの流れです。2013年の時に開幕15試合では6勝9敗ですが、
    今年は4勝11敗とダントツ最下位です。う~ん、苦しいですね。大谷君、中田選手がいないのは、将棋で言う
    飛車角抜きで戦っているようなものですから。(と、家でつぶやいたら、『じゃ、レアード選手は何?』と切り
    替えされ、答えられませんでした) 勝てないのも仕方ないと諦めるのかという気分です。
    しかし、2007年のシーズンは5月の時点で最下位。しかし、終わってみればパリーグ優勝。まだまだ諦める
    わけにはいけません。

    一方、北海道コンサドーレ札幌は調子いいですね。J1で下位グループにはいますが、ホームゲームでは負け
    ませんね。昨日も日本ハムファイターズは逆転サヨナラ負けですが、コンサドーレ札幌はきちんと引き分けて
    いますね。勝ち点1をしっかり取っています。
    コンサドーレ札幌もけが人が多いようですが、是非このまま頑張ってほしいと思っています。

    と、またファイターズの話と思った人は申し訳ありません。工藤看護部長のビタミンブログに対して、私は
    ファイターズブログですね。 🙄

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    年度末です

    早いもので、今年も3月31日になりました。つい先日、『明けましておめでとうございます』と言っていたと
    思ったら、3ヶ月も過ぎたのですね。今月も今日が最後。明日から4月になります。

    3月もいろいろありました。家庭の方も進学のことなど、バタバタと時間が過ぎ、また仕事でもあれこれと
    忙しかったような気がします。
    特に病院からたくさんの職員が旅立った印象のある月でした。長く勤めてくれていた職員が辞めていって
    とっても残念ではありましたが、みんなそれぞれ新しいステップに向けて旅立っていってくれたことが幸い
    でした。また再会したときは笑顔で会いたいものです。

    さあ、明日からまた頑張りましょう!
    (今日は、プロ野球開幕戦でしたね。頑張れ北海道日本ハムファイターズ!)

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    別れの季節

    3月になりました。札幌は、12月にすごい雪が降りましたが、1月・2月とそんなに雪は積もらず
    排雪も順調に進んだので、一気に雪が無くなった感じがしますね。
    みなさんの地域はいかがでしょうか?

    昨日の3月5日は二十四節気の一つである『啓蟄』でした。読めますかね。『けいちつ』ですね。
    ちなみに二十四節気は、1年を24等分して、それぞれの区切りに名前をつけたものですよね。
    今は太陽暦ですが、昔の太陰暦の時代に季節を表すものとして名付けられています。
    この二十四節気は最初に『立春』から始まります。次に『雨水』があり、3番目に昨日の『啓蟄』と
    なります。この啓蟄には冬眠していた虫が穴から出てくる頃という意味があります。つまり春を
    感じる季節ということですよね。昨日は天気は良かったのですが、まだ風は冷たく冬眠していた
    虫が出てくるにはちょっと早いと思いましたが、ゆっくりと春が近づいてきていますよね。

    さて、病院の方は年度末になり、旅立っていく方がいます。結婚する予定で退職する方や、新しい
    職場や学校に入ることで退職していく方などなど。それぞれ次のステップに踏み出していきます。
    一緒に働いた仲間なので、辞めていくことはちょっと悲しいのですが、それよりは笑顔で送り出したい
    ものですね。
    どこかで会ったときには「元気?」と言える仲間のままで。

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    現在のユニホームのお話

    今年一番の寒気が日本を襲っています。札幌もこのところ寒さが続いています。今朝は出勤時に車の外気温
    表示がマイナス13℃! いやー、札幌も冷えていますね。夜から月も出ていて、放射冷却現象が進んで、
    一気に冷え込みました。でも、家や病院の中は暖かいですね。

    普段、わたしは病院の中では半袖でいます。北海道という寒いところにいて、なんで半袖?と思われる方がいる
    かと思いますが、北海道は建物の暖房がしっかりしています。それから、私たち医療者は病院内ではいつも
    あちこちと動き回っていて、意外と寒くないんです。内視鏡検査などの処置があると汗をかいてしまうくらい
    なのです。だから半袖でも十分なのです。もちろん訪問診療などで外出時には長袖のものを必ず着ていきます。
    (当たり前ですね)

    ちょうど半袖の話になったので、私が着ている病院のユニホームに関してのお話をしましょう。
    最近は、色々な病院に行ってもカラフルなユニホームを着ている看護師さんを見かけますし、かっこいいなあ
    と思うユニホームを見かけることも事実です。実際、ユニホームのカタログを見ると目移りするぐらい色々な
    ものがあります。
    当院も、もともと看護師さんは白衣のユニホームが決まっていました。(というか、決まっています) 私も
    平成20年に当院に着任したときは、白衣の上下を着ていました。いわゆるケーシーというやつです。
    でも、白衣のいうのは、何となく見慣れてはいますが、やはり病院という雰囲気が出てしまいますよね。

    少し古い話を持ち出しますが、医学生の時期に今はもう亡くなった辻本好子さん(元ささえあい人権医療センター
    COML代表)の講演会を聞く機会がありました。(もう20年以上前!)そこで、医療者と患者・家族には
    見えない溝(断崖)が出来ていますと言われました。その象徴として、白衣があるんですと言われたことが
    とても印象的でした。白衣を着ていることが、やはり権威の象徴みたいになり、そこで医療者と患者に壁が
    できるので、十分気をつけてくださいと言われました。
    それから、これは医者になってからの話ですが、ヴォーリズ記念病院の緩和ケア医である細井順先生の講演で
    「医療者と患者の壁を取り除くためにも私は白衣は着ません。ポロシャツにしています。」と聞いたことで、
    これを是非実践したいと思ったのでした。

    その後、当院のホスピスを中心に働いていた時に、ホスピスの看護師のユニホームを替えるという話が持ち
    上がりました。それがちょうど平成21年頃です。そのとき、看護師がユニホームを替えるなら、自分も思いきって
    白衣を脱ぎ捨てようと思ったのが、現在のユニホームに替えたきっかけでした。

    当初は自分だけのユニホームにしていましたが、その後ホスピスで働く医師が順番に同じ服を着るようになり
    いつの間にか指定ユニホームになってしまいました。(というのは余談です)

    たまにfacebookに私が出ていますが、ピンク色のポロシャツがそのユニホームです。

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    仕事納め

    2016年も12月30日となりました。今日は、当院の仕事納め。既に官公庁は28日が仕事納めで
    外来は昨日からぐっと少なくなりました。札幌では思ったほどインフルエンザが流行していない
    せいか外来で診断することが少なかったです。

    今朝、朝焼けの病院に出勤し、無事今年の仕事を終え、帰宅しました。帰りのバスはとっても空いて
    いました。年末ですね。

    今年1年、このブログにおつきあい頂きありがとうございます。病院のfacebookからも連動するように
    なり、来訪者が増えました。
    また来年お目にかかりましょう。 みなさん良いお年を!

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    院長室からの眺め

    いよいよ今年も残すところ2週間あまり。当院の忘年会も先日無事終了し、後は年末年始を迎えるのみ
    となってきました。
    先週末に札幌にどか~んと雪が降り、札幌市民は除雪に終われました。我が家も一家総出で家の前の雪かき
    をしましたが、あっという間に歩道に高い山ができてしまいました。これからいよいよ本格的な冬で、
    連日の雪かきを考えるとちょっと憂鬱ですね。

    今年は、工藤看護部長にそそのかされ、病院のfacebookからこの院長ブログがつながるから、どんどん書きま
    しょうという『励まし?』をもらい毎週書いていたような気がします。毎日、ちょっとしたことの気づきから
    ネタは見つかるのですが、いざパソコンに向かって書こうとすると、ズルズルと時間が過ぎることが多かった
    のですが、今年は空いた時間に書きためておき、それをブログに投稿できたと思います。
    自分でもよく頑張ったと思うこの1年でした。

    今日の写真は、今週の院長室からの眺め。一つ目は当直の夜、東から満月が昇った日のもの。
    二つ目は朝7時10分頃、東から朝日が昇る瞬間です。院長室の窓は東向きで、満月や太陽が昇ってくるのが
    ばっちり見えます。
    来週は冬至になるので、朝日は一番右側(南側)から昇ってきています。

    20161214夜20161215朝

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    忘年会シーズン

    今年も忘年会シーズンがやってきました。早いですね。あっという間に12月。つい先日、忘年会の挨拶をしたと思ったのに
    もう今年の忘年会がやってきます。
    明日は当院の忘年会。今年はどんな忘年会になりますか。楽しみです。
    (内容は、秘密です。 🙂   想像にお任せします)

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    自転車通勤2016

    今日で11月も終わりです。明日から12月、師走です。先生たちが走る12月です。
    旭川では今年の早い雪で、すでに根雪になってしまっていると昨日のニュースで見ました。
    札幌は初雪は早かったですが、何度か雪が溶けたので、まだ根雪になっていません。
    でも、初雪が早かったため、今年の自転車通勤はそうそうに終了となりました。
    結局、先週の11月21日が最後の自転車通勤になりました。写真はその日に自転車置き場に
    あった4台の自転車です。
    これから4ヶ月の冬の間は自転車はお休みです。また来年頑張りましょう。

    20161130自転車置き場

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    献血&スーパームーン

    こんにちは。ファイターズ・ロスの皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 日本代表の侍ジャパンの強化試合も
    終わり、すっかり野球シーズンは終了です。ほんの3週間前はまだ日本シリーズをやっていて、我がファイターズ
    がカープと連日戦っていたのですが、何か物足りない毎日です。

    今日は病院に献血車が来ました。毎年当院にやってきたらできるだけ協力しています。最近、献血車での献血は
    400ml献血が基本になっているようです。200ml献血と400ml献血の2種類があるのですが、実際現場からの輸血
    の注文はほとんど400ml献血由来の血液が多いため、日赤の血液センターも400ml献血を優先しているようです。
    そのため、我々男性が頑張らないといけません。
    さて、ちょうと昼に会議があったため、会議終了後、1階の献血の受付に行きました。時間は午後1時過ぎ。
    何と1番目の申し込みとのこと。何度もやっていますから、献血カードを渡し、住所・電話番号などを確認し、
    いつものように問診を行った後、最後にご飯を食べた時間を聞かれました。正直にまだ昼食は食べていないことを
    伝えると、まず献血前にジュースを飲んでくださいと言われ、オレンジジュースかウーロン茶のどちら?と
    聞かれ、オレンジジュース250mlをもらいゴクゴク飲みながら、献血車へ。

    献血車に入ると、まず医師の元で血圧測定。少し高いですねと言われ(若干緊張?)、走ってきたからかなと。
    同じように昼食はまだですねと聞かれ、そうですと答えたら、献血前にチョコレートを一つ食べてくださいと
    言われ、『ブラックサンダー』を手渡されました。(大好物・嬉しい!) 同時に塩タブレットをなめて下さい
    と言われ、1個手渡されました。ブラックサンダー食べながら、左腕から予備の採血を行い、次に献血のベッドへ
    移動。今度は右腕から献血です。かなり太い針を刺すので、さすがの私も目をそらしています。
    400ml献血中は、塩タブレットをなめながら、また両足を組む体操(パンフレットを渡され、このようにやって
    くださいと言われたもの)をやりながら、終了を待ちました。順調に経過し、針を抜いて終了。
    椅子に座って、止血を待ちながら、最後にもう1本飲物と言われ、今度は250mlのウーロン茶をもらい、もう一つ
    塩タブレットを手渡されました。
    飲んだり、チョコレートを食べたり、塩タブレットをなめたり、体操をやったり、とすべて、献血後の血圧低下、気分
    不良を予防するためのものだそうです。この流れは、まだ北海道のこの献血車だけでやっているだけのようで、
    全国的ではないとのこと。

    20161114献血車-1 2016114献血車-2

     

    以上、短い時間でしたが、楽しい献血車体験でした。

    夜は雲の切れ間からスーパームーン。あまりきれいに撮れていませんが、どうぞ。できれば、月が昇るあたりで
    撮りたかったのですが、そのときは雲が多くて見られませんでした。

    20161114-1スーパームーン

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    慰霊祭

    先週の土曜日、4回目の慰霊祭が開催されました。あいにくの雪の天気にもかかわらず、34家族51人もの方
    の参加でした。今回は、平成27年4月から平成28年3月まで、当院で亡くなった患者さんが対象でした。
    今年もホスピス病棟だけでなく、2階病棟、3階病棟で亡くなれた患者さんのご遺族にたくさん参加していた
    だきました。
    大切なご家族を亡くされた病院であり、なかなか来るのが辛いと思われる方もいらっしゃるとは思いますが、
    逆にこのような慰霊祭を企画することで、病院に足を運んでもらい、一つの区切りにしてもらえるのではと
    思っています。

    毎年、最初に院長として挨拶をさせてもらっているのですが、そこでは上智大学名誉教授のアルフォンス・
    デーケン先生が唱えている悲嘆のプロセスの12段階のお話をさせてもらっています。簡単に紹介をしますと、

    1.精神的打撃と麻痺状態
     愛する人の死という衝撃によって、一時的に現実感覚が麻痺状態になる。
    2.否認
     感情、理性ともに相手の死という事実を否定する。
    3.パニック
     身近な死に直面した恐怖による極度のパニックを起こす。
    4.怒りと不当感
     不当な苦しみを負わされたという感情から、強い怒りを感じる。
    5.敵意とルサンチマン(恨み)
     周囲の人々や亡くなった人に対して、敵意という形でやり場のない感情をぶつける。
    6.罪意識
     悲嘆の行為を代表する反応で、過去の行いを悔やみ、自分を責める。
    7.空想形成、幻想
     空想中で、亡くなった人がまだ生きているかのように思い込み、実生活でもそのように振る舞う。
    8.孤独感と抑うつ
     健全な悲嘆ののプロセスの一部、早く乗り越えようとする努力と周囲の援助が重要。
    9.精神的混乱とアパシー(無関心)
     日々の生活目標を失ったむなしさから、どうしていいか分からなくなる。
    10.あきらめ - 受容 -
     自分の置かれた状況を「明らか」に見つめ、現実に勇気を持って直面しようとする。
    11.新しい希望 - ユーモアと笑いの再発見 -
     ユーモアと笑いは健康な生活に欠かせない要素で、その復活は、悲嘆のプロセスを乗り切る証。
    12.立ち直りの段階 - 新しいアイデンティティーの誕生
     苦悩に満ちた悲嘆のプロセスを経て、より成熟した人格者として生まれ変わる。

    この12段階を順番に通るわけではなく、その人それぞれに色々な段階を経ると考えています。いつも紹介して
    いるのは、このような段階があり、いつまでも辛い状況が続くのではなく、いつかは立ち直っていくという
    ことを知ってもらいたいと思い、紹介させていただいています。

    慰霊祭の後の茶話会に残られたご家族とのお話の中でも、この話題になり、色々な段階にいるご家族を見る
    ことで、こちらも勉強になっています。

    悪天候の中、集まっていただきありがとうございました。

    20161105慰霊祭

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    病院のフェイスブック(facebook)のページができました。

    みなさん、こんにちは。暑い日が続いていますが、お元気ですか?
    今日は朝から少し曇り空のため、涼しい気がします。暑さにも少し慣れたのかな?

    さて、今回病院の公式フェイスブック(facebook)のページを作りました。アドレスは

    https://www.facebook.com/minamiseishu/

    です。こまめに情報発信するには、フェイスブックが必要とのアドバイスをもらい、作りました。
    病院のホームページも随時更新しますが、フェイスブックの方もよろしくお願いします。

    このブログはボチボチやっていきます。\(^o^)/

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