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「ホスピスのこころをみんなの心に」

看護部長

札幌南徳洲会病院の看護部ホームページにアクセスいただきまして、ありがとうございます。

当院は2021年7月、慣れ親しんだ札幌市清田区里塚地区から、平岡地区へ新築移転しました。
新しい病院ではホスピス緩和ケア病棟を増床し、一般・障がい者病棟をひとつにしました。透析センターは8床増やし、いずれも快適な治療空間を提供できるようになりました。
ハード(建物・設備)とソフト(人的環境)が両方整ってこそ、患者さんに「いい病院になったね」と言っていただけるのではないでしょうか。私たちの真価が問われていると思います。

これまで通り、緩和ケアと高齢者ケア、とりわけ認知症ケアに重点を置き、「ここへ来て良かった」と感じていただけるよう、努力していきたいと思います。
わたしは「ホスピスのこころ」とは「やさしさ」であると解釈しています。大変抽象的ですが、目の前の人がやさしいかどうかは瞬時にわかるものです。ケアの本質に裏打ちされた、優しさが実現できる病院になることが、私の目指すところです。

また同じ敷地内には在宅緩和ケア専門の「ホームケアクリニック札幌」と「緩和ケア訪問看護ステーション札幌」が建てられました。
これまで以上に連携を強め「おうちで暮らしたい」願いがより一層叶えられるようにしたいと考えています。
クリニック棟はとてもスタイリッシュな建物で、一見するとレストランのように見られます。ここではがんを含めたあらゆる相談場所・憩いの場所として「ruyka(ルイカ)」=(アイヌ語で「橋」)が船出をします。

私たちの持つ知識と経験を結集して、地域の方々のお力になれるようにと願っています。

看護部長 工藤 昭子