みなさん、こんばんは。大晦日です。どのようにお過ごしでしょうか。
2021年は激動の一年でした。一言では表せませんが、やはり長年の夢だった病院移転が実現出来たことが一番良かったことでした。
今年一年色々な方にお世話になりました。本当にありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
坊院長のつぶや記ブログ
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クリスマスイブの夜、急造聖歌隊が結成されキャロリングが行われました。
すでに病院のFacebookには出ていますので、歌声が聞きたい方はそちらも見てください。
毎年クリスマスが近づくと前野先生の声かけで有志が集まって聖歌隊を結成しています。毎年面々は変わりますが、それでも毎年のように参加してくれている方もいます。
ご存知のように新型コロナウィルス感染症の流行のため、たくさんで集まることや大きな声を出すことはほぼ禁じられたため、毎年行われていたキャロリングが昨年は初めて中止となりました。
実は今年も中止かなと思っていたところ、12月20日に前野先生から集合指令がかかりました。
今年は金曜日のクリスマスイブ当日にキャロリングを実施することになったため有志で参加する人はかなり限られると心配していましたが、それでも精鋭部隊が揃い何とかキャロリングを実施することが出来ました。
一階の講堂で練習後に2階病棟、ホスピス東病棟、ホスピス西病棟と順番に回って歌を披露しました。
写真であるようにマスクをしながらの距離を取った聖歌隊でした。
自分自身は練習から感じていたのですが、歌を歌いながら息が続きません。通常のブレスまで息が続かないし無理に声を出し続けようとすると肺が痛くなってしまいました。2階病棟、ホスピスと順番に行くうちにかなり疲労が溜まり、最後はこれ以上はもう歌えませんという感じになりました。
コロナウイルスが流行りだしてからはマスクでの生活が多いし、深呼吸や歌を歌うなどということをほとんどしていないので肺がまったく弱ってしまったのでしょうか?
それでも、綺麗な歌声が病棟に響き素晴らしいキャロリングが出来ました。
参加してくれた方々ありがとうございました。
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みなさん、こんにちは。今日は冬至です。一年で一番日中が短い日です。札幌は秋から冬にかけて日が昇る時間がどんどんと遅くなっていきます。(ちなみに9月1日には日の出は4時59分ですが、10月1日には5時31分、そして11月1日には6時9分と1日に1分ずつ以上遅くなっていきます!)
私は本州出身だったため、北海道のような高緯度の地域ではこのように日が昇る時間がどんどん短くなるのには対応しきれませんでした。
そのためか、最近は朝が暗いため起きれません。(勝手に理由を付けています)
でも冬至を過ぎると今度はゆっくりと日が延びてくるのでとても嬉しいです。
1月からは徐々に早く明るくなってくるのが楽しみです。
夜はゆず湯に入りました。
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みなさん、こんにちは。気がつけば師走も半分が過ぎました。新型コロナ感染症の流行が続き今年も忘年会は中止です。(残念)
12月に入り札幌もようやく本格的な雪が降りましたがまだ根雪にはなっていません。
今年は以前にも話したように、雪がなかなか降らないので自転車通勤が続きました。12月になっても自転車に乗ることが出来たのは、このブログが始まって以来初めてではないでしょうか?
実は道が凍っていて自転車から転んでしまったという情けないエピソードがありましたが、最終自転車出勤日は12月10日でした。手帳を見ると今年の3月24日は初自転車出勤だったので、8ヶ月半自転車に乗ることが出来ました。
この1年お世話になりました。来年もよろしく。
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みなさん、こんにちは。またまたご無沙汰の院長ブログです。今月も色々とイベントがあったりとブログネタはあったのに月末になってしまいました。
札幌に雪が降らない、降らないと言っていましたが、こっそりと11月19日の夜に初雪が降ったと札幌気象台が宣言しましたが家にいた人たちはほとんど初雪はみていなかったのではないでしょうか?それより11月23日に降った雪が初雪と言ってもいいのかと思いますがどうなんでしょうか?
なんにしても今年は雪が遅いですね。まだ根雪にならずに12月を迎えそうで、まだ自転車通勤を続けられそうです。
今月も色々な方が病院見学に来ていただきました。すでに北海道新聞にも出ましたが、11月13日にNPO法人ホスピスのこころ研究所の講演会を病院の新しい講堂で開催し、あの方波見康雄先生が来訪され病院を見てもらいました。
講演会は午後にセットしていたので、午前中に来院してもらい病院内を前野先生と工藤看護部長と一緒に案内させてもらいました。北海道のホスピスケアの草分けの一人である方波見先生に来ていただけてとても光栄でした。
講演会も素晴らしい内容で、このコロナ禍の中でZoomで視聴された方も多かったとは思いますが、やはりたくさんの人に講堂内で直接聴いていただけたら良かったのにと思いました。(方波見康雄先生と一緒に撮った写真です。先日の道新にも載りました)
また、淀川キリスト教病院の名誉ホスピス長である柏木哲夫先生もいらっしゃいました。今回は当院の見学が中心のプライベートな札幌訪問でした。病院正面での記念撮影です。
本来は9月の新病院開院記念の講演会に来てもらう予定でしたが、ちょうどコロナウィルス感染症の第5波の最中であったため来道することを遠慮されました。いつも応援してもらっている柏木先生にようやく新病院を見てもらうことができ本当に良かったです。
以上、素晴らしい方々が来院された11月のブログでした。
皆さん、こんにちは。札幌にはまだ初雪の便りが来ません。自転車通勤の私にとっては幸いでまだ自転車を漕いで出勤できます。嬉しいことです。
さて、栗山監督がとうとう退任されました。2012年からちょうど10年間北海道日本ハムファイターズの監督として頑張ってくれました。
指導者経験のない栗山英樹という野球を愛する人がファイターズをどのように率いていくか楽しみでしたが、その楽しみ以上にファイターズは活躍しました。優勝したり最下位になったりとファンの気持ちはアップダウンはしましたが、新しいことにチャレンジする精神は素晴らしいと感じました。
最後の3年間はBクラスに甘んじましたがそれでも何とかしようというもがく姿を応援していました。
この10年を振り返れば、私も新病院移転事業と共に歩んだ感じがします。栗山監督からいただいた『夢は正夢』の色紙を病院のロビーに飾り、毎日見ていました。北海道日本ハムファイターズは2016年に先に日本一という目標を達成しました。(そのころの私のブログはファイターズのことばかりですね。)
私の方はようやく今年に新病院移転という夢を実現しました。昨年新しく書いていただいた色紙(2020年10月29日のブログ参照)は今回病院のロビーにひっそりと飾っています。
栗山監督の退任会見では、「北海道日本ハムファイターズは世界一のチームになる」と言っていました。
そうです。新庄新監督を迎え、再来年は北広島に新球場をオープン。世界中のどこにも負けないチームになると信じています。
最後は今年一緒に退任した福岡ソフトバンクホークスの工藤監督とのメンバー表交換の一枚です。
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みなさん、こんにちは。札幌も徐々に寒くなってきました。病院から見える木々の紅葉も進みシュバービングの森も紅葉になってきました。だんだんと冬が近づいています。今週は雨も降っており、そろそろ初雪の便りが来そうです。
さて、新型コロナウィルス感染症の緊急事態宣言も9月末に解除され、徐々に人の動きも活発になってきたのを感じます。予想以上に感染者数が減っており、一体何が起こったのか?と思いますが、このまま収束してくれることを念じています。(それでも第6波が来ることを医療者としては予想しないといけませんが)
以前のブログにも書いたように、緊急事態宣言下でもあったため新病院の移転前に行われた竣工式には徳洲会グループの幹部の出席は叶いませんでした。今回は宣言解除となり10月に入り、ようやく安富祖理事長と福島副理事長が新病院見学に来院されました。安富祖理事長は竣工式前のまだ何も入っていない新病院は見学していきましたが、実際に運営している姿をまだ見ていませんでした。
先日、お二人とも札幌に来る用事がありそのついでに当院に立ち寄ってもらいました。お二人ともわずか30分ぐらいの病院滞在で駆け足の見学となりましたが、私たちはようやく胸のつかえが取れた感じがしました。
特に福島副理事長は、以前函館の共愛会病院の院長も務められ、北海道の各病院の院長はみんな色々とお世話になっている方です。当院の移転前からずっと気にかけていただき、移転に関しても叱咤激励を受けていました。
その福島副理事長も久しぶりに来札され、病院を見学していきました。
その時の写真が以下です。
(最近は見学者と一緒にこの看板で記念撮影が定番です。)
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みなさん、こんにちは。先日雪虫が飛んでいました。いよいよ札幌にも雪の便りが届きそうです。
日曜日の夜から月曜日の朝にかけて札幌は雨模様でしたが、昨日の朝から快晴が続いています。
朝の通勤時に自転車から見える札幌の山並みがとても綺麗です。少しずつ朝も冷え込んで来ましたが、
まだ自転車通勤は可能です。あと1ヶ月は大丈夫だと踏んでいます。
この快晴の下、新病院も青空をバックに輝いています。周囲の木々も少しづつ紅葉になり色づいてきました。
7月の新病院に移転時はまだコロナウィルス感染症が流行しており、その後8月末からは緊急事態宣言が北海道に
まで適応されたため、積極的に病院見学などをしていただくことは避けていました。
しかし、ようやく9月30日で緊急事態宣言も解除され新規感染者もぐっと減ってきたため、気持ちの上でも少し余裕が出来、このところ見学者を受け入れております。
今回も昨年の建設中の写真を載せます。1階部分のコンクリートが打ち終わったので、ちょうど昨年の
今頃建築会議の後、見学出来たときの写真です。1階で正面玄関から入ったところから撮っています。
ちょうど中央部分を見渡している感じですね。
もう一つは隣のクリニックの写真です。まだ基礎工事をしているところですね。コンクリートを打っています。
1年前はまだ形が無かったんですね。
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みなさん、こんにちは。ようやく緊急事態宣言が解除されました。昨年2月の新型コロナウィルス感染症の流行が始まってからずっと緊張をしている感じです。
今年の4月から5月の第4波ではクラスターなどもあり当院もかなりの打撃を受け本当に疲れましたが、今回の第5波は札幌市内は大変なようで少しは余裕があった感じがしています。今日の道新の記事でも第5波は第4波の経験があったこと、ワクチン接種が進んだことが書いてありましたね。
コロナワクチン接種も供給不足により7月頃には一時停滞しましたが、今は順調に進んでいますね。この調子でいけば11月頃にはかなりの人がワクチンを2回接種済みになると思います。感染者がゼロになることはないと思いますが、重症者や入院する必要がある人が増えなければ医療崩壊にはならないですよね。
今日から10月1日。天気も良く秋晴れですね。
緊急事態宣言中解除の前と後で、特に生活が変わるわけではありませんが、何となく閉塞感から解放された気がします。マスクや手洗いなどの基本的な感染対策を続けながら、みんなと交わる色々な活動が戻ってくることを期待しています。
当院も引っ越しして約3ヶ月が過ぎました。職員も少しずつ新病院の体制に慣れてきた感じがします。
今月も頑張っていきましょう。
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みなさん、こんにちは。またまた院長ブログが滞っています。なかなか更新ができません。申し訳ありません。(といつも言っています。)
さて、9月21日は中秋の名月でした。前日の月曜日は家では東から昇ってくる綺麗な月が見えましたが、21日の当日はあいにくの曇り空でした。また、旧病院ではホスピスのデイルームの窓から中秋の名月を見ることができましたが、新病院では東の方角にマンションがあるため、水平線から昇ってくる月は見えませんでした。それでも、21時頃に外に出ると雲の切れ間から綺麗な月が見えました。(でも写真を撮り忘れました)
新型コロナウィルス感染症の流行も続き、1年半以上ホスピスでは大きなイベントが開催できていませんが、それでもボランティアさんが工夫をしながらイベントを開催してくれています。(詳細は当院の”ひだまりブログ”を参照ください)
秋分の日も過ぎ、どんどん日が短くなりますね。寒さに体を壊さないように気をつけましょう。
(最近、写真がないので昨年の今頃の新病院建築の写真をアップします。)
(まだ3階部分が出来ていませんね)
みなさん、こんにちは。また院長ブログが滞りました。結局8月は投稿しませんでした。申し訳ありません。
8月は何をしていたかというと、実はしっかりと夏休みを取りました。で、どこへ行ったの?と普通はみなさん聞いてくるとは思いますが、道内にお墓参りに行ったぐらいでそれ以上のことは何もしませんでした。
あれ?毎年の夏のキャンプはどうしたの?と、私の例年の行動を知っている人からは聞かれましたがそれも行きませんでした。子供が小さかったときは毎年のように夏休みに合わせて道内のキャンプ場を予約して行きましたが、今年は子供たちの都合が合わなかったため中止(?)となりました。そもそも「行きたい!」と言い出す人がいなかったと言うこともあります。しかし、子供たちが大きくなるということはこんな風になっていくんですね。(何か年を取ったことを実感した夏休み・・・)
新型コロナウィルス感染症の流行は収まらず、連日の報道にもみんな慣れてしまい、またテレビではオリンピックで盛り上がるもせっかくの札幌でのマラソンには密集するので観戦には来ないでと言われテレビの前でじっとマラソンを見ていた私でした。いつもならミーハーでカメラを持って行くのに、仕方がないと
思いました。
今年の夏休みの後半はウォーキングと三角山登山をしました。一人で家の近くの川縁を散策、そして1日は三角山に登山に行きました。三角山は初めてでしたが、なかなか楽しかったです。色々と歩けるコースがあることが分かり、またの機会に来ようと思いました。
新病院に引越して2ヶ月が経過しました。病院のスタッフもようやく慣れてきた感じがします。
引越前に周囲への宣伝(?)を行おうと考えていましたが、忙しすぎてまったくできませんでした。ここに来てようやく近くのクリニックなどに挨拶回りを始めることができました。
地道に宣伝活動を行う予定です。
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みなさん、こんにちは。新病院に引越して早2週間が過ぎました。最初の1週間は毎日新しいことばかりで緊張していましたが、先週1週間は少し落ち着きが出てきた感じです。徐々に旧病院に通っていた外来の患者さんも新病院に来院し始め、新しい病棟も連日入院が入っています。院長としてはうれしいことです。
とは言っても、まだまだ至らないが一杯あって患者さん・ご家族にご迷惑をおかけしているのではないかと思っています。
さて先週から突然夏の暑さがやってきました。ちょっと前までは今年の夏は暑くないなあと家族で話していたのが嘘のようです。連日30℃超えが続き、体がびっくりしています。
病院は引越したお陰で、素晴らしい空調の中での診療です。旧病院では夏の暑い日には病棟や外来では扇風機が回り、病棟の看護師からは「院長!入院患者さんが熱中症になります!」と叱られていたのですが、今年はその心配がありません。逆にクーラーがある日常生活になってしまい、職員が体調不良にならないか心配になるくらいです。
今日は札幌は35℃まで上がりました。21年ぶりの猛暑日だそうです。みなさん、体調には気をつけましょう。
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みなさん、おはようございます。
とうとう新病院が開院しました。開院して1週間が経過。新しい病院なので細かい不具合が毎日のように報告されています。それでもどこを見ても新しいというのはとても気持ちがいいものです。
遅くなりましたが、引越から新病院開院までの経過を報告します。
7月4日の日曜日は朝4時30分に起床。いつもよりかなり早い朝食をとり自転車で出勤しました。この道を自転車で通勤するのも最後だなあと思いながら朝6時には旧病院に到着しました。すでに引越のために何人もの職員が出勤していました。
時間があったので病院をぐるっと一回りしました。これも最後だなと感慨深く歩きました。
そして6時30分に職員に講義室に集まってもらい、出陣式(?)を行いました。一言挨拶のあと、カウントダウンカレンダーの最後の1枚をめくり、作って頂いた『くす玉』を割りました。「祝おめでとう」の文字が嬉しかったです。
その後、自転車に乗って旧病院から新病院へ移動。約10分で到着。今度は1階のシュバービング広場に新病院で待機している職員に集まってもらい、再び出陣式(?)を行いました。旧病院でめくったカウントダウンカレンダーを持ってきてもう一度『くす玉』を割って、本日の引越をみんなで祝いました。
旧病院の患者さんは7時から車に分乗して搬送。救急車やリフト車をグループ病院などから応援を借りて引越を行いました。
一度にたくさんの患者さんが到着したり、次の患者さんがなかなか到着しなかったりと細かなトラブルはありましたが、ほぼ予定通りに患者さんを搬送することできました。最後の人工呼吸器の患者さんが新病院に到着し予定の部屋に入ったところで12時を迎え、無事引越が終わりました。朝から緊張していましたが、ようやくホッとしました。
午後は引越後の後片付けに当てました。部屋に運び込まれた段ボールにつめた書類や本をどこに納めるかを考えながら時間が過ぎました。ときどき病棟や外来などを回ったりして各部署の後片付け状況を見て、夕方病院を後にして引越の1日が終わりました。
翌日の7月5日も朝早く目が覚めました。引越の日は天気は良かったのですが、開院日は朝からあいにくの雨。
8時30分からの朝礼には職員に新しい講堂に集まってもらいました。
病院の幹部からは無事引越が出来て開院に漕ぎ着けたことに感謝を伝え、これからも頑張っていきましょうと話しました。
私は午前中は総合受付のあたりをうろうろしていました。宣伝不足もあり、なかなか最初の患者さんがやってきませんでしたが、それでも開院1番目の患者さんが来院され、正面に置いてあるウェルカムボードの前で記念撮影をさせてもらいました。小さな一歩ではありますが、これからも一人一人の患者さんを大切にしていきたいと思いました。(写真は三役で撮った記念撮影です。)
午後はいつもの外来診療でした。新病院開院に合わせて来院してきてくれた私のかかりつけ患者さんもいらっしゃり、今後もよろしくお願いしますと伝えました。何人かの方は、あまりにも綺麗な病院で患者さんまで緊張したと話していました。
お互いに緊張する1日目を無事終えたというのが初日の感想でした。
今週1週間は、助走期間に当てさせてもらいました。院長としてはもっともっと周囲にアピールしてたくさんの患者さんが来て欲しいと思いましたが、職員もまだ不慣れなことが多く新病院での色々な動きを確認する1週間だったと思います。
来週から少し馬力をかけていきたいと思います。
皆さん、よろしくお願いします。
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みなさん、こんにちは。ブログ連続更新です。
さて、もう過ぎてしまったのですが、6月19日に新築移転の竣工式が終わりました。
病院の方は7月5日からの新病院オープンに向けて、引越作業が進んでいます。最終的に入院患者さんが7月4日の日曜日に移動して引越が終了しますが、引越できる部署から徐々に荷物が移動しています。今日の午後は我々医局の荷物が新病院に引越していきました。残るのは古い机と椅子。仕事に必要な電子カルテ端末だけになりました。
私は今、自分のノートパソコンからブログを書いています。
記憶に留めておくためにも竣工式当日のことを書いておきます。
当日は心配していた空模様も持ち、曇り空の一日でした。式典を開催する私たちとしては助かりました。
まず朝10時から新しい講堂で神事が行われ、その後引き続きシュバービング広場と入口のエリアをつなげた臨時会場で記念セレモニーが行われました。まだ北海道では緊急事態宣言が解除されていない中での竣工式であったため、関係者だけの記念式典になりました。本来なら、色々な方面の方々に声をかけて来院してもらい新病院を披露する絶好の機会でしたが、それはかないませんでした。
また、当初予定では竣工式当日の午後には周辺住民などへの内覧会(病院見学会)を考えていましたが、それも断念しました。
神事は厚別(あしりべつ)神社の神主さんに来てもらい厳かな中で行われました。昨年3月の地鎮祭のあと、14ヶ月の工事期間に大きな事故もなく完成したことに感謝し、これからの病院の発展を祈念しました。
竣工式はつつがなく進んだのですが、私としてはハプニングがありました。せっかくの竣工式の院長の挨拶なのでしっかりとした内容で3分間(事務長から長い挨拶は駄目ですと念を押されたので)ぐらいに済むように事前に原稿を作り、前日から何度も空で話せるように練習をしていました。
そして式典ではまず最初に徳洲会グループ・安富祖理事長の挨拶があり、安富祖理事長は都合で出席できなかったため石川顧問が挨拶を代読されました。それを聴いていると、当院の歴史を事細かに話すではありませんか。そして、前野先生が院長になってホスピスのこころを中心に医療をやってきたと聴いたときには「う~ん、私の話す内容と半分以上はかぶってしまった。どうしよう・・・」と考えてしまいました。
こうなれば腹をくくるしかありません。前半の内容は捨てて、今思っていることを自分の言葉で伝えようと思いました。
11年前に院長に就任。そのとき掲げた夢が『新病院移転』それがこのような形で現実になったこと。ただ順調に来た訳でなく山あり谷ありの中での新病院の実現。工藤看護部長、下澤事務長の協力無くして実現できなかったことを皆さんに伝えました。
また、私たちのような小さな病院が新しい病院を建てること自体が資金的に非常に苦しい中、新築移転の開発主体を三菱地所株式会社に任せたこと。しかし病院の設計には私たちの意見を大きく取り入れてくれました。
基本設計から内藤建築事務所と二人三脚でいい建物を創りあげることができたこと、施工は日本建設株式会社がしっかりと工事を行ってくれてこのような立派な病院を作ってくれたことに感謝を伝えました。
最後に建物という立派なハードウェアは完成したので、次はホスピスのこころというソフトウェアをどう培っていくかを問われているという話しをして挨拶は締めくくりました。
内藤建築事務所と日本建設株式会社には、感謝状と下記の「ありがとうのリース」をプレゼントさせて頂きました。感謝を伝えるには何がいいかを考えたときに、以前ホスピス病棟に戴いたこの作家さんの絵を思い出しお願いしたのでした。(”ありがとうの花束”のホームページにも出ています)
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みなさん、こんにちは。いよいよ次の日曜日が病院の引越です。病院全体が引越モードに入っています。
家の引越のときもそうだと思うのですが、2週間ほど前から引越の準備が始まり各部署で段ボールに詰められるものはどんどん詰められています。あちらこちらに段ボールが積み上がっています。
そして、今日から一部搬送が始まりました。運べるものを順次運んでいます。
明日からは放射線の機械なども分解して新病院に移設する作業も始まります。
4月中旬に始まったクラスターの最中には移転準備が遅れることを心配していましたが、クラスター対策で日々明け暮れ、そんなことを考えている時間はありませんでした。そして6月に入りクラスター収束からは病院移転の準備を急ピッチに進めました。
引越のために十分準備が出来なかったことは否めませんが、今できることを毎日やってきたと思います。
思い出のこの古い病院での診療も、あと3日間しかありません。
今日は帰りに病院をぐるっと回って写真を撮って帰りました。この夕陽を見るのも後わずかです。
(何となく感傷的)