月: 2013年7月

  • ✴︎

    ✴︎

    直言

    徳洲会グループは毎週「徳洲新聞」というグループの広報誌としての新聞を発行しています。
    いつも徳洲会グループ内で起こっている旬な話題を提供することが一つの目的となっています。

    そして以前からその2ページ目には「直言(ちょくげん)」と書かれた半ページにわたるコラムが
    あります。徳田理事長がALSを発症する前は、直言は毎週徳田理事長の言葉でした。徳洲会が
    目指すところを毎週のように書いていました。
    ところが病気が進行するに連れ、2004年頃からは直言は徳洲会の幹部の方や、各病院の院長が
    書くようになりました。
    実は、3年前に院長になったときに、そのうち「直言」を書かないといけなくなるよとは言われて
    いましたが、結局3年間一度も依頼がありませんでした。
    しかし、先日突然徳洲新聞の事務局から連絡があり、今度はあなたの番ですよと言われたのが、
    6月の末でした。とうとうやってきました。

    当直の夜に一生懸命原稿を書き上げ、周りの人に助言をもらいながらの原稿を完成させました。
    徳洲新聞の編集者の人に、さらにわかりやすく書き直してもらい、7月15日発行の第885号の
    徳洲新聞の直言に私の言葉が出ました。恥ずかしいとは思いましたが、今私たちがやっていること
    をうまく書き表せたと思います。

    徳洲新聞は、各病院にバックナンバーも置いてありますが、徳洲会グループのホームページからも
    見ることができます。是非、読んで下さい。

  • ✴︎

    ✴︎

    沼野尚美先生講演会

    今日は、アパホテル&リゾート札幌で上記の先生の講演会がありました。沼野先生は、当院の
    ホスピス講演会の3回目(平成19年2月)の時に特別講演でお呼びした先生です。

    沼野尚美先生のことを少し紹介しますと、わが国で一番長くホスピスの現場でチャプレン
    (病院付き牧師)をなさってきた先生です。病院の薬剤師から病院のチャプレンに転職
    なさり、これまで9つ以上の緩和ケア病棟で勤められ、3000人以上の方々の生と死に関わって
    来た方です。

    今回の講演会は参加者に看護師さんが多かったためか、その方達に送るメッセージとのこと
    でした。テーマは「スピリチュアルケアの叫び」
    6つのことに分けて話してくれました。
    1.残された時間の使い方の叫び
    予後告知は何歳になっても、聞くことは辛いとのこと。残された時間をどう使うかは
    難しい。
    2.なぜ私ががんになったのか。
    この問いには答えはない。返事はしなくていいと。
    3.人生の後悔から来る叫び
    現在は緩和ケアの技術が進み、痛みなど症状緩和がうまくいくようなり、自分を振り返る
    時間が持てるようになった。そのために人生の後悔を考えるようになったとのこと。
    症状緩和だけでなく、心のケアも同時に必要になった。
    4.死をめぐっての叫び
    残り1ヶ月を切るようになると本人も家族も命の短さがわかる。そういうときに死に対する
    質問が出ると。その時、スタッフは生きることを支えること
    5.希望を求める叫び
    希望は変化できるし、してもいい。日々の生活の中で喜びと楽しみを増やすように工夫する。
    6.誠実な愛を求める叫び
    患者さんが大切にされていると感じるようにすること。きちんと言葉で伝えること。これが
    医療者が一番苦手にしていると。

    1時間半の講演会があっという間に終わりました。いつも沼野先生のおしゃべりは楽しく、
    ユーモアがあり、そして考えさせられた講演会でした。

  • ✴︎

    ✴︎

    本格的な夏です

    いやー、暑くなりましたね。札幌でも30℃を超えるようになりました。あれだけ春が寒かった
    のに、ちゃんと夏はやってくるんですね。
    今日は、七夕ですね。でも、北海道は8月7日にやるんですよね。

    今日は、用事があり旭川に行ってきました。旭川も暑かった。今は札幌の住人ですが、
    その前は旭川に住んでいて、その時も暑いと思っていましたが、やはり盆地は暑いですね。

    これから、お盆ぐらいまでの北海道の短い夏をみなさん楽しみましょう!

月別