当院のホスピス(緩和ケア病棟)が開設されたのが、平成15年11月25日でした。
数々のドラマの中から生まれたこのホスピスはさながら以前NHKで放送されて
いた『プロジェクトX』のようだったと聞かされたことがあります。
現副理事長である前野宏先生が平成13年4月に当院に院長に赴任したときには
ホスピスの「ホ」の字も無かったこの病院に、一からホスピスマインドを導入。
「ホスピスのこころを大切にする病院」を理念に掲げ、その中から作り上げたものでした。
平成16年の時点で札幌市内では5番目、北海道では7番目に開設されたホスピス。
当初はよちよち歩きだった当院のホスピスもすでに1300名以上の方に利用されました。
これもみなさんの力のお陰と思っています。
今日は、そのホスピスの誕生会を開催しました。日中の仕事を終えた後、カンファレンス
ルームに集まり、ホスピスに関係する人たちでささやかなお祝いをしました。
これからも札幌南青洲病院のホスピスに行ってよかったなと思えるように頑張ります。