月: 2012年11月

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    ホスピス9周年

    当院のホスピス(緩和ケア病棟)が開設されたのが、平成15年11月25日でした。
    数々のドラマの中から生まれたこのホスピスはさながら以前NHKで放送されて
    いた『プロジェクトX』のようだったと聞かされたことがあります。

    現副理事長である前野宏先生が平成13年4月に当院に院長に赴任したときには
    ホスピスの「ホ」の字も無かったこの病院に、一からホスピスマインドを導入。
    「ホスピスのこころを大切にする病院」を理念に掲げ、その中から作り上げたものでした。
    平成16年の時点で札幌市内では5番目、北海道では7番目に開設されたホスピス。
    当初はよちよち歩きだった当院のホスピスもすでに1300名以上の方に利用されました。
    これもみなさんの力のお陰と思っています。

    今日は、そのホスピスの誕生会を開催しました。日中の仕事を終えた後、カンファレンス
    ルームに集まり、ホスピスに関係する人たちでささやかなお祝いをしました。

     

    2012-11-29

     

     

     

     

     

     

     

     

    これからも札幌南青洲病院のホスピスに行ってよかったなと思えるように頑張ります。

     

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    北海道日本ハムファイターズ 優勝パレード

    みなさん、ご存知の優勝パレードに行ってきました。昨日の予報では「雪、時々紙吹雪」という
    ことでしたが、心配された天気も悪くならず、寒い札幌の中心部に行ってきました。
    家を9:30頃に出発。10時過ぎには地下鉄の札幌駅に着き、地上に上がったところ、すでに人人人。
    予想はしていましたが、人垣が出来ていたのでもう前の方では見られませんでした。

    それでもセレモニーが始まり、パレードが始まって、目の前を選手が通りすぎていくのは興奮の
    中で見ることができました。これで、ファイターズが北海道に来てから4回目だそうです。
    いつもはテレビの前でしたが、やっぱり生もいいですね。

    田中賢介選手がみんなに顔が見えるようにと、オープンカーの上でずっと立って手を振っていたのが
    印象的でした。北海道のみんなにお別れをしているようでした。
    アメリカに行っても頑張れ賢介!

    2012-11-24

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    あっという間の雪景色

    昨日、ようやく札幌に初雪が降りました。先日までの紅葉があっという間の
    雪景色。これも病院から眺める景色ですが、きれいです。
    これでもう自転車通勤は終わりでしょうか。
    みなさん、雪道に気をつけて下さいね。

    2012-11-19

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    当直の朝

    今日は当直明け。珍しく早く目が覚めたらきれいな朝焼けが見えました。
    当直室から見える朝焼けはとても幻想的です。

    2012-11-10

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    紅葉が始まっています

    病院から見える小さな山です。紅葉が始まっています。病院がちょうど高台の上に
    建っているので、毎年このような風景が見ることが出来ます。
    今年はまだ雪が降らないので、紅葉を楽しむことが出来ています。
    初雪はまだかな?

    2012-11-8

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    第36回日本死の臨床研究会年次大会(京都)

    今年の日本死の臨床研究会年次大会は11月3、4日と秋の京都で開催されました。
    京都と言えば、私は中学生の修学旅行の場所です。大会の前日と、大会終了後に
    いくつかの場所を訪れ、とても懐かしく感じました。やはり京都はいいですね。
    もう少し紅葉が進んでいればもっと良かったのにと思うのは贅沢ですね。

    研究会では、当院から事例検討の発表をしてきました。ある精神病をもったがん患者
    さんとの関わりから悩んだこと、うまくいったことなどを会場に来てくれた参加者と
    共に意見を出し合い、振り返ることが出来てとてもいい発表になりました。
    発表は当院ホスピスに勤める看護師で、私とホスピス看護師長は共同演者ということで
    フロアで待機する形でした。

    それ以外にも興味ある内容のものばかりで、時間がいくらあっても足りませんでした。

    2日目の昼に上映した「いのちがいちばん輝く日」は、先日見学に行ったヴォーリズ記念病院
    ホスピスでの40日間の出来事をまとめたドキュメンタリー映画で、まさにホスピス病棟で
    なされていることがそのまま映像となっていました。
    通常の映画のように、一つ一つのカットをリハーサルして、本番をやってというのではなく、
    ホスピス病棟での日常をそのまま映像に残したものでした。
    徐々に体が弱っていく患者さんをそのまま写し、亡くなる患者さんとその家族をまったく
    編集なしでそのまま映像化した素晴らしい映画でした。
    私たちがホスピスで行っていることが、そのまま映画の中にあると感じました。

    この映画は来年札幌で上映されるようです。その時には、みなさんにお伝えします。

    十分に満たされて秋の京都を後にし、札幌に帰ってきました。

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    ヴォーリズ記念病院ホスピス訪問

    今年の死の臨床研究会全国大会は京都で開催されます。今年も、当院のホスピス病棟からの発表も
    あり、参加します。
    それだけでは、もったいないと考えた私は、今回無理を言ってヴォーリズ記念病院のホスピス病棟
    の見学をさせてもらいました。一日早く札幌を出て、11月2日の朝にはヴォーリズ記念病院に入れるように
    昨日は名古屋に泊まりました。

    ヴォーリズ記念病院のホスピスは2006年9月に開設。その当初から関わっているのが、ホスピス医の
    細井順先生です。細井先生は、元は外科医で淀川キリスト教病院で働いていて、外科医からホスピス医
    へ転身した先生です。当院の副理事長である前野先生とも旧知の仲間です。

    ヴォーリズ記念病院のホスピス病棟は16床。独立型の病床で、病棟は2階建てで、2階に病室があり
    全室個室です。木のフロアで、木目調を大切にした病室で、広いデイルームがあり、畳の部分には
    「こたつ」があり、やはり本州だなと思いました。

    2012-11-02

     

     

     

     

     

     

     

     

    朝のカンファレンスから参加させてもらいまいたが、当院と同じように各職種の人たちが集まって、
    夜勤の看護師からの申し送りに始まり、その後の担当看護師からの今日の予定など、基本的には当院と
    同じようなスタイルでした。細井先生も当院のホスピスのベースも淀川キリスト教病院のホスピスの
    流れなので、このようになるのだなと思いました。

    その後は、細井先生の回診に付かせてもらいました。細井先生の飾らない姿勢。私たちにはない関西弁
    のしゃべり。じっくりと患者さんに向かっているなと感じました。最近、忙しくしている自分を反省する
    機会となりました。

    ちなみに細井先生は、自分自身ががんを経験してからは、白衣を着ることを止めたそうです。医者の白衣
    はやはり権威に映るそうで、ホスピスでの平等の意識とはかけ離れていると思い、それから白衣を脱いだ
    そうです。
    そのエピソードを聞いて、私もまねをしました。それが、当院のホスピス医が白衣を着ていない理由です。

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