カテゴリー: 病院関連 

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    仕事始め

    今日から仕事始め。朝8:30に病院の講義室に集まり、恒例の新年最初の朝礼がありました。
    毎週月曜日の朝礼は院長からのお話として、色々な話をさせてもらっているのですが、
    やはり新年最初は何を話そうかと考えてしまい、前日の夜から眠れませんでした。( ?)

    今年は、まず「挨拶」から始めること。出会う人が知っていても、知っていなくても
    「おはようございます。」「こんにちは。」 やはり挨拶をするとその場の雰囲気が良く
    なりますよね。当院の理念の一つである「ホスピスのこころを大切にする病院」はおもてなし
    のこころです。その最初に行うことはやはり”挨拶”。職員のみんなに大切にしようと
    話しました。

    また、徳洲会グループのトップである徳田虎雄はいつも夢と希望とロマンを持ち続けること
    を私たち院長に訴えています。私の夢は昨年に引き続き「新病院建設」。この病院をよりよい
    病院にしていくためには、今年もこの夢を実現すべく頑張りたいと思います。

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    ことしも終わりです

    みなさん、こんにちは。今年もあと残すところ今日、明日の二日間となりました。
    当院は今日の午前中で一般診療が終わりました。
    午前中の外来でインフルエンザA型の方が2名来院されました。雪も降って、いよいよ
    流行シーズン到来ということでしょう。

    ブログの更新もなかなか進まず、年末になりました。たまにしか更新していないので、
    見ている方も少ないと思いますが、来年も細々と続けようかなと思います。

    今年1年無事終わりました。また来年も元気にみなさんと会えることを楽しみにして。
    良いお年を!

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    忘年会

    昨日は、病院の忘年会でした。今年は、中島公園近くのノボテル札幌(旧ホテルアーサー)
    で開催されました。
    病院の職員は約150名ぐらいなのです、その約3分の2の100名近い職員が今回は
    参加してくれました。大きな病院とは違い、すごいことはできませんが、こじんまりとした
    フロアで和気あいあいとした雰囲気で開催することができました。

    今年のびっくり隠し芸は、「・・・・・」でした。私が出演しましたので、詳しくはここで
    申し上げられません。職員の聞いてみて下さい。
    生で見れた人はラッキーだったと思います。
    お陰で、膝痛が再発しました。今、リハビリ中。今シーズンのスキーに行けるか心配。

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    冬の院内研究発表会

    今日は、冬の院内研究発表会の日でした。毎年、病院の忘年会の前日に開催しています。
    昨年もこのブログに書きました。
    今年は夏と冬の2回開催し、それぞれ5演題の発表がありました。各部門から発表があり、なるほど
    と感心することも多いです。

    今回は2階病棟から「夜勤から日勤への申し送り廃止の実践」、ソーシャル・ワーカーから
    「透析患者の施設入所の現状と課題」、医局から「汎血球減少を合併した浸潤性胸腺腫に対し
    高用量ステロイド療法が奏功した一例」、リハビリ科から「高齢維持血液透析患者に対する
    運動療法の効果」、看護部から「離職防止の視点から見えたこと」の5演題でした。
    どれも興味あるテーマで、研究会では活発に質問が出て、みんなとても勉強になりました。
    どの部門も頑張っているのを感じた研究会でした。

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    医療講演

    みなさん、こんにちは。しばらく振りです。ブログの更新をしようと思っていても、あっという
    間に1週間も2週間も過ぎてしまいます。日本ハムのダルビッシュもブログの更新が空くことも
    ありますよね。皆さん、お許しを。

    さて、当院では地域のみなさんに向けて医療講演を積極的に行っております。当院の医師だけで
    なく、看護師、事務、検査室、リハビリテーションの人など色々な人たちが外で講演を行って
    います。当院のホームページにも出ているのですが、聴いたことあるでしょうか? もし時間が
    あれば一度いらしてみてください。

    今日は、私は清田区区民センターでシリーズものの医療講演「メタボ解消講座」の講師として
    お話してきました。全5回シリーズで企画され、各回ごとに前半は医師からの講義、後半は
    看護師や理学療法士からの講演という形で開催されました。5回目の最後に私が講師として登場し、
    「生活習慣病~メタボリックシンドロームと脂質異常症~」のお話をしました。一般の方にこの
    ような講演をすると自分たちもその準備で勉強をします。そうすると断片的な知識が整理され
    すっきりすることも多く、人に教えることは自分が教えられることだと実感することがあります。
    今回もこういう機会があり、脂質異常症を今一度勉強するいい機会になりました。

    講演の方は参加者の方からも熱心な質問があり、とてもよかったと思いました。
    参加された方はどうもありがとうございました。

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    いよいよ冬に

    なかなか本格的な冬にならないなと思っていた矢先の朝、雪が降りましたね。
    とうとう冬です。
    今月、静岡から来ている研修医の先生も、真っ白になった札幌を楽しんでいました。

    17日の朝、出勤して撮った写真がきれいだったのでアップしてみました。

    2011-11-19

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    徳洲会ACLSコース

    11月12日、13日と徳洲会グループの病院の一つである近江草津徳洲会病院に
    行ってきました。目的は救命救急の基本である心肺蘇生法の勉強のためです。

    日本には現在、AHA(アメリカ心臓病学会)が認定する心肺蘇生法の講習会(
    BLS:一次救命処置とACLS:二次救命処置)と日本救急学会が認定する
    講習会(ICLS)の二つがあります。実は、徳洲会グループは日本での心肺蘇生
    の講習会が普及する以前の、1990年頃からアメリカからの心肺蘇生の講習を
    取り入れ、全国の徳洲会の研修医に広めていました。それが、日本での心肺蘇生法
    の広まりを受けて、2002年から徳洲会ACLSコース(略称TCLSコース)と
    して、全国の徳洲会病院にて開催しています。
    いつからか、私も一人のインストラクター(指導者)として、参加させてもらって
    いました。
    札幌南青洲病院に来る前の札幌徳洲会病院では、まさに現場で救命救急をやっていました
    が、こちらに来てからはホスピスケアの患者さんが中心となり、すっかり心肺蘇生の現場からは
    遠ざかっていました。その間にも、心肺蘇生に関しては、昨年に国際的にガイドラインの
    大きな変更があり、今回日本蘇生協議会というところから「JRC蘇生ガイドライン
    2010」というものが出ました。

    今回の近江草津徳洲会病院での徳洲会ACLSコースの参加は、心肺蘇生法の再勉強の
    目的がありました。インストラクターとしての参加は約2年ぶりで、懐かしい面々とも
    再会できました。受講者と一緒に講習会を聴き、また実技も横で見学させてもらいました。
    一部はインストラクターとして参加し、受講者に教えて、自分の知識の再確認にも
    なりました。

    今度は、今回吸収した新しい知識を札幌南青洲病院の職員に還元する予定です。

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    今日は2011年11月11日

    今日は2011年11月11日。患者さんのリストを見ながら毎朝病棟の申し送りに出ていて、
    リストの上にいつも日付を入れるのですが、今日は11/11/11と”1″が6つも並び
    ました。特に意味はありませんが、こんな日もあるのだなとふと思ったのでした。

    札幌は朝からいい天気。快晴です。今日は、いつもより早く出勤したのですが、ちょうど
    朝日が昇ってくるような時間帯でした。きれいな朝日を受けながらの出勤は少し気持ちよかった
    ですね。

    午後から出張のため、病院を留守にします。みんなに週末の仕事はお願いをして、
    出かけます。

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    秋晴れ

    昨日は新月の夜だった。当直だった。久しぶりだったが、予想以上に忙しかった。
    夜間の入院あり。そしてホスピス病棟では具合の悪い患者さんが数名いた。
    そして、日をまたいだ0時過ぎから、何度も病棟から呼ばれた。

    朝までに二人の方が旅立っていった。悲しい出来事であるが、それは必然のことで
    あった。一人は身よりのいない方。そしてもう一人はしっかりと娘さんたちが付いて
    いた方。その人の過去は色々あるかもしれないが、死は確実にその人に訪れる。

    早朝より東から昇る太陽を見て、今日も変わらない日常が始まるのかと思った。

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    カナダ・ホスピス視察研修

    みなさん、こんにちは。ブログの更新が遅れています。定期的に更新するのは
    なかなか大変ですね。札幌徳洲会病院の森院長が、毎週一回「今週のひとこと」
    を更新しているのには頭が下がります。毎日考えていることは一杯ありますが、
    いざ言葉にしてブログに書き込もうとするとちょっと手が止まってしまうのです。
    と、言いわけばかりしてはいけませんね。

    さて、先日約1週間の予定で、カナダにホスピス視察研修ツアーに参加してきました。
    上智大学名誉教授のアルフォンス・デーケン先生を団長とする視察ツアーに参加しま
    した。
    訪問場所は、トロントとバンクーバーにあるホスピスや緩和ケア病棟、その他
    子どものホスピス、介護施設など合計10カ所の施設を見学してきました。
    カナダの医療システムは基本的に無料で提供されています。各州でそれぞれ少しずつ
    やり方は違うようですが、各州で医療費に対して予算化されており、それですべてを
    まかなっているとのことです。国民皆保険ですが、保険料の負担は少ないようです。
    そのかわり日本で言う消費税は13%。その他にも税金はあり、いわゆる高負担、
    高福祉という考えのようです。カナダ国民はまずGPと呼ばれるかかりつけ医を
    持たなくてはいけないようです。この考え方はイギリスに似ています。このGPから
    の紹介がなければそれ以上の検査や病院への専門医の受診はできないようです。
    無料である面、また制度的にきっちりしているという風に感じました。
    日本は国民皆保険ですが、いわゆる中負担、中福祉というふうに思います。保険証が
    あればいつでもどこでも(診療所でも、大きな病院でも)かかることができる。
    どちらがいいか意見の分かれるところですね。

    視察研修の内容のことは、また機会があれば触れたいと思います。

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    病院祭

    昨日は、第12回ふれあい病院祭でした。昨年は夏に開催したところ好天にも恵まれ、
    たくさんの方に来場していただいたので、今年も引き続き、8月に開催しました。
    ところが、午前中から空の雲行きが怪しくなり、どんどん黒くなって来ました。
    天気予報では、午前中はまだ降らないという予報でしたが、結局雨が降り始め、
    その後は予想もしないくらいの土砂降りへ。
    これは大変と思っていましたが、徐々に雨雲は流れ、結局は晴れてほっとしました。
    この雨にスタッフは素早く対応し、レイアウトの変更を行い、午後の病院祭に対応
    してくれました。
    午前中の雨のため、来院される方の出足が少し鈍かったですが、ロビーコンサートも
    盛況に開催され、無事病院祭を終えることができました。
    みなさん、どうもありがとうございました。

    2011-08-20

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    第1回九州・沖縄ブロック研修医勉強会の集い

    今日、福岡徳洲会病院で九州・沖縄ブロック研修医勉強会がありました。
    福岡徳洲会病院、大隅鹿屋病院、中部徳洲会病院、南部徳洲会病院から
    研修医が集まり、それぞれ経験した症例の発表会でした。全国の徳洲会病院
    がそれぞれのブロックでこのような勉強会をやっています。
    今回、その勉強会に呼ばれ、研修医向けの講演会を頼まれて福岡にやってきました。

    曇り空で時折雨が降る北海道から飛行機で福岡へ。空港に降り立つと異常な暑さ
    でした。そして、梅雨明け後の青い空と入道雲が本格的な夏を感じさせました。

    講演会は1年目、2年目の研修医向けに「がん性疼痛と終末期のケア」と題して
    約90分間お話をさせてもらいました。 伝えたいことが一杯になってしまい、
    スライドばかりになってしまったことが反省でした。 なかなか難しいですね。
    最期は当院のホスピスの宣伝も兼ねての紹介をし、研修医の先生方に是非当院で
    緩和ケアの勉強をしましょうと勧誘して締めくくりました。
    また、来年以降に研修医の先生方がたくさんきてくれることを期待して、明日
    暑い福岡から涼しい札幌に帰ります。 本当に外は暑い。

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    院長は大変です

    昨年の6月から札幌南青洲病院の院長になってから、あっという間の1年でした。
    気がつけば、もう6月の末。早いものです。

    院長になって、まず大変と思ったことは、書類の多さ。何でもかんでも院長に回って来て、
    判子を押さないといけないこと。書類が多くて、目を通していると時間だけが過ぎていく。
    書類を一通り片付けたと思ったら、また秘書さんから大量の書類が自分のメールボックスに
    入れられているという毎日です。もっと大きな病院の院長だったら、どうなってしまうのかな
    と思います。
    それから、もう一つ大変なことは、病院の中の色々なことが自分の耳に入ってくること。いい話なら
    いいのですが、聞きたくない話が入ってくると自分のことで無くても気が滅入ってしまいます。
    図太い神経でないと院長なんてやっていられないということを実感します。

    今日のブログはちょっと愚痴でしたね。
    それではまた。

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    15周年記念ロビーコンサート

    昨日は、札幌南青洲病院開設15周年記念のイベントがありました。土曜日の午後、
    14時から病院1階のスペースを利用して、ロビーコンサートと記念講演会を行いました。

    今回は音楽療法士として活躍中の中山ヒサ子さんを迎えてのロビーコンサートでした。
    道内に3台しかないオルガンを持参してのコンサートでした。そのオルガンはキタラに
    あるパイプオルガンと同じ原理で音を出しているそうです。小さなオルガンから奏でる音は
    素晴らしい音でした。
    オープニングの後は、私が約30分間「札幌南青洲病院の15年を振り返って」と題して
    お話をさせて頂きました。ロビー一杯に来た方々にこの15年を振り返りながら、感謝の言葉
    を述べさせて頂きました。
    後半は、再びロビーコンサートとして、中山ヒサ子さんが音楽療法士としての力を遺憾なく
    発揮されていました。『上を向いて歩こう』の音楽ではみんなを乗せながら、楽しく演奏して
    頂きました。140名近い来場者があったため、ロビーから人があふれ出してしまい、
    急遽プログラムも変更して臨機応変に対応していただきました。

    約1時間半という時間があっという間に過ぎた15周年のイベントでした。
    みなさん、来てくださってありがとうございました。

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    徳洲会グループの初期研修医のホスピス研修

    当院は徳洲会グループの一員です。現在、全国の徳洲会グループの中にいくつかの臨床研修
    指定病院があります。
    つまり、大学卒業したて新人研修医が医師として第一歩を踏み出し、2年間の初期研修する
    病院のことです。
    当院はそういう病院ではありませんが、2年間の研修の中で緩和ケアを学びたい研修医に
    対して1ヶ月間のホスピス研修を提供しています。全国からホスピスに興味のある2年目
    の研修医が当院に来て研修を受けています。

    今年は、4月、5月と2ヶ月続けて鹿児島の大隅鹿屋病院から研修医が1ヶ月づつ当院に
    来ました。地域の救急病院として約1年間働き続けた研修医が、当院に来て気づくことは
    色々あるようです。
    まず、死は敗北ではないこと。救急医療をやっているとやはり命を助けることにどうして
    集中していまします。この高齢化社会にあって、病気の診断はつくが、どのように手当して
    も助からない命はあること。努力しても助からない時には、新人研修医には後悔と無念さが
    残るのようです。でも、振り返ってみると、人は必ず死を迎えるという事実。これを研修医にきちんと
    伝える指導医はどれだけいるのか。救急を扱う現場では、なかなか死と向き合うことは難しいの
    が現実です。当院のホスピスで研修を行うと、研修医自身が死とはどういうものかに向き合い、
    それを感じとることで今後の医師として仕事をしていく上で非常に大きな影響を与えることができると
    思っています。

    また、当院で研修をすると医療の原点はチーム医療であることもわかってもらえます。
    ホスピスという環境では、病気の治療が難しいことが多い中、患者さん・ご家族の苦痛を
    いかに和らげることができるかをチーム内で共有し、キュア(治す)ではなくケア(癒やす)
    を中心に行っています。それを日々見ていくことで、チーム医療を行うことの大切さを
    学んでくれます。

    いつも研修医を指導している私としては、そばに研修医がいる月は仕事の肩代わりもして
    もらい、少し時間の余裕もできてうれしい月です。4月、5月と研修医がいて、刺激にも
    なり助かりました。今月からまたしばらくは研修医がいません。
    また、次の研修医が来るまでがんばります。

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