月: 2011年10月

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    函館

    今日は、出張で函館に来ています。函館で会議です。
    朝、いつもより早起きをし、丘珠発函館行きのHACで飛んできました。
    とても天気が良く、フライトも快適で約30分の空の旅を楽しんで函館空港に
    着きました。

    会議をしている7階からは函館山がきれいに見えます。

    今年は家族で5月に函館に遊びに来たことを思い出しました。桜を見ようと
    張り切ってきましたが、まだ早すぎてしまったことを思い出しました。

    もう季節は10月。秋です。札幌にはもうすぐ雪の便りが聞こえそうです

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    平穏死のすすめ(その2)

    先日、ブログにも書きました「平穏死のすすめ」ですが、昨日その著者の講演会が
    ありました。
    市民と共に創るホスピスケアの会の主催で、札幌市社会福祉総合センターで
    「平穏死のすすめ -看取りと向き合う-」と題して、著者の石飛(いしとび)幸三先生
    の講演会がありました。
    講演の内容は、石飛先生自身が現在勤めている特別養護老人ホーム(いわゆる特老)で起こっていた
    ことを踏まえ、高齢者に対する終末期医療の提供をどのように行って行ったらいいかのお話
    でした。医療は進歩はしても、やはり老衰には勝てない。どの人にも必ず死は訪れるという
    現実にまだ医療の世界はきちんと対峙していないことが述べられました。
    老衰になれば、必ず食べられなくなる。私たちホスピスケアを行っているものも、いつも感じる
    現実がそこにありました。食べられないから、それならは胃瘻。国民の80%は自分には胃瘻
    を望まないと行っているにもかかわらず、現実には病院に入院して食べられなくなった高齢者
    の80%に胃瘻を造設している状況。そこを痛烈に批判していました。
    石飛先生の活躍で、今、全国的に高齢者に本当に胃瘻は必要であろうかと考える医療者が増えて
    いるようです。高齢者の「死を考えない」ことは、単なる最大の問題の先送りで、どのように
    死を迎えるかをみんなで考えていくことが、食べられないから胃瘻を作るのでは無く、最期を
    どのように迎えるかにつながり、しいては介護施設での静かな看取りにつながっていくと感じた
    講演会でした。まさにホスピスケアに通じるものでした。

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    内藤いづみさんの講演会

    今日、かでる2・7の大ホールで内藤いづみ先生の講演会「いのちのあいうえお」があり、
    妻と一緒に参加してきました。
    昨年も9月に来道され、講演されたことはこのブログでも紹介しました。
    今回は10月の3連休を利用して、北海道講演ツアーと銘打ってやって来られました。
    とても楽しいお話で、約1時間30分の講演があっという間に終わりました。
    今日の講演で内藤さんからのことば。
    「ホスピスで学ぶということは、
    自分のいのち
    相手のいのち
    周りのいのち
    自然のいのち
    地球のいのち
    星のいのちに向かい合い、
    すべてに『ありがとう』と感謝することです。」

    2011-10-08

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    虹 その2

    今日は当直明け。入院予定の患者さんが二人いて、午前中から少しバタバタ。
    午前中には雨が降っていたが、午後から天気が回復。しかし、また急に雨が降ったかと
    思っていたら、東の空にきれいな虹が。全体にかかる虹で、今回は私のデジカメには
    全部入らず。トホホホ。とても大きな虹で、虹の外側にできる虹(副虹:ふくこうという
    そうです)もはっきり見えました。
    こんなきれいな虹を見るのを自分だけにするのはもったいないと思い、ホスピスの自分の
    患者さんに声をかけ、ホスピスのデイルームからきれいな虹を見てもらいました。

    またいいことがありますように。

    2011-10-05

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