2月11日、12日と二日間にわたり上記の緩和ケア研修会が札幌で開催されました。
今回の主催は札幌ホスピス緩和ケアネットワーク。私もその一員としてお手伝いを
させてもらいました。場所は大通り西6丁目にある北海道医師会館。目の前では札幌
雪まつりが開催されていました。
参加者は開業医さんを中心に21名、その他看護師さんや薬剤師さんが11名の計32名
でした。ちょうど札幌ではインフルエンザが猛威をふるっていた時期でしたので、必ず
欠席者がでると思っていたのに、2日間とも一人の欠席者・遅刻者がいませんでした。
参加者みんなのモチベーションの高さを感じました。
緩和ケア研修会も全国で開催され始めてから、もう5年近くが経っております。私も
平成21年に緩和ケア研修会の指導者講習会に出てからは、幾つかの研修会に呼ばれて
お手伝いをさせてもらっています。がん診療連携拠点病院で行われる研修会には、なかなか
開業医さんたちも出ることが難しいという声があり、今回、札幌ホスピス緩和ケアネット
ワークが中心となり、企画したのでした。2月の連休中、それも札幌雪まつりの最中と
いう時期としては良くないのではと思っていましたが、開業医さんたちには連休だった
ことから逆に参加しやすかったようです。地域で患者さんをみている開業医さんたちの
緩和ケアの知識の整理にも役だったようですし、何しろ明日からの臨床に生かせるという
言葉を聞いて、とてもうれしかったでした。
貴重な連休を使っての研修会でしたが、参加者のやる気を感じ、この会をやって良かった
と思いながら、地下鉄に乗って家に帰りました。