すでにひだまりブログにもあるように、原田先生が6月末をもって当院を退職しました。
昨日は、すすきので送別会を行いました。本当は6月中に送別会をしようと思っていたのですが、
学会の出席など、なかなか本人のスケジュールが合わず、結局今月になってしまった経緯が
あります。現在は、関連病院である札幌徳洲会病院(今月大谷地に移転したばかりの病院)
で麻酔科の研修をしています。初期研修の頃に十分に麻酔研修が出来なかったとのことで、
今頑張っているようです。
原田先生は、今から約6年前の平成18年10月から当院に勤務を始めました。ちょうど私が
平成18年の4月から10月まで半年間当院でホスピス研修をしたあとに原田先生が当院に
来た形になっています。
当院では5年と9ヶ月もの間、ホスピス病棟を中心に診療を行い、外来の患者さんにも原田先生ファン
がいたと聞いています。若い貴重な女医さんを失うのは残念なのですが、さらに成長してもらう
ためにも一度違うところへ行って勉強することは必要と思い、当院より巣立っていただきました。
たくさんの患者さんとの出会いと別れ、そして多くのスタッフに守られて当院で素晴らしい時間を
過ごしたと思います。
私からは「ホスピスのこころ」を忘れずにとメッセージを渡し、旅立ってもらいました。