防災訓練2022

皆さん、こんにちは。9月になりました。河川敷を歩いているとススキが元気よく伸びており、家のコスモスもどんどんと咲いています。すっかり秋を感じる季節になりました。

昨日は病院は日曜日でしたが、防災訓練を行いました。毎年9月1日は全国各地で防災訓練を行われていますが、当院もその時期に合わせて毎年に防災訓練を実施しています。北海道の人には記憶にまだ新しいことですが、4年前の2018年9月6日未明に起こった北海道胆振東部地震。地震の発生後の約2日間のブラックアウト(停電)は当院(旧病院)でもとても大変な2日間でした。(そのときの詳細は過去のブログを参照下さい。また工藤看護部長のやさしさビタミンブログも参照下さい。)
その2日間を乗り切れたのも、実は事前に準備もあり防災訓練をしていたからでした。
この年はたまたま8月中に防災訓練を実施していました。いつものように停電の訓練をしていました。またそのときいた副院長が札幌市の災害救急の講習会に出席したことがありEMIS(イーミス)(広域災害救急医療情報システム)のシステムを知っていたことも幸いでした。4年前の地震発生後、副院長が早期にEMISの登録を自分のスマホからやってくれたことが結果的には被災中には非常に役に立ちました。

昨日の訓練でも、非常用放送の点検、お昼の12時に合わせて実際に停電を起こし、ほぼ10秒以内に非常用電源に切り替わり必要最小限の照明設備、電子カルテのサーバーも端末もそのまま使用できることを確認できました。
これも新病院で実現出来たことでした。
またみんなでEMISの入力の練習もしました。

今回は3階のホスピス西病棟の非常口から外に出て、簡易消火器の訓練、そして『オリロー』の体験もありました。実際に被災(火事も含め)した場合は患者さんは避難経路に従って1階の正面出口もしくは2階の東口から必ず避難させるのが鉄則なのですが、もし避難が終わった後スタッフが3階に閉じ込められた場合に逃げる方法として3階の非常口から『オリロー』を使うように言われました。
訓練では本当は降りる予定ではなかったのですが、職員の一人が降りたい!と希望されたので、私も是非やって見たかったので降りました。無事下に降りたときの写真です。まっすぐ下に降りるのではなく、筒の中でらせん状に降りていくものでした。

備えあれば憂いなし。毎年このように訓練をしておくことが大事ですね。


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