最期までユーモアを

みなさん、おはようございます。8月上旬の連日猛暑が続く北海道とはうって変わってすっかり涼しいを
通り越し肌寒くなってきた今日この頃です。当院の外来にも熱中症になった人がポチポチとやってきた
のが懐かしい感じです。まだ8月なので半袖で過ごしていますが、この涼しさは自転車通勤には少し辛い
感じとなってきました。

我ら北海道日本ハムファイターズは8月に入り急降下は前回ブログで書きました。その後もなかなか浮上
しません。最下位オリックスと争っています。そして今週は期待の道東シリーズでしたが、2位の西武
ライオンズにまさかの3連敗。またやってしまいました。何がどうと言うわけではないと栗山監督も
言っていますが、まったく流れが良くないですね。この後は仙台での試合としばらく札幌ドームでの
試合がありません。来月札幌ドームに帰ってくる頃にはまったく何位になっているのでしょうか?
とても心配です。

さて、みなさんはNHKのラジオ深夜便というのはご存知でしょうか? 私はまだそんな夜更かしをする
人間ではないのですが、ここ数年来朝の4時から放送しているラジオ深夜便の『明日への言葉』を時々
聴いています。結構有名な人のインタビューが聴けたり、自分とは違う分野の方の話を聴けたりして
プチファンになっています。ですから、NHKオンラインのホームページででラジオ深夜便の夜の放送
予定をチェックすることをよくやっています。
実は今月の初めに我らの大先輩である柏木哲夫先生がラジオ深夜便に出るという情報が入ってきました。
その4時からの番組ではなく、1時からの時間帯に出るというのでした。
もちろん放送はとっくに終わっており8月3日の1時からの放送をタイマーで予約して先日聴きました。

【人ありて、街は生き】最後までユーモアを

柏木先生もたくさんの人を見送っていますが、1000人ほど看取ったあたりで心が重くなったようです。
そういうとき、ふと新聞の川柳を見てプッと笑い心が軽くなったことをきっかけにユーモアは大切だと
思うようになったようです。それ以来、ずっと川柳を続けているようです。
笑いの効果は色々なところにあることはすでに報告されています。番組では柏木先生の色々なエピソード
が紹介されていました。
笑うことは大切だが、痛みとうつの時は笑えないそうです。激烈な痛みがあるときには笑えない。これ
は私も経験があります。
ドイツにはユーモアの定義があります。「にもかかわらず、笑う」「愛と思いやりの現実的な表現」
ユーモアのつもりではなかったが、ユーモアになったこともよくあったと。

そして次の3つが大事なことだと。
体の安全:痛みがコントロールされていること
心の安心:心が安らかなこと
魂の平安:魂が安らかこと

こころと魂は違う。家族や友人から受けるこころ安心は結局横から来る。このような安心には頼られ
ない。でも魂は上からやってくる。魂の平安を持っている人は最後に強い。

末期には魂がむき出しになってくる。そのときに平安になっている方は最期まで強く生きると。
死は別れだが、再開の希望を持っているということである。

ユーモアのある人の人生は感謝のある人生。「ありがとう」と言っている。
散らす人生と集める人生がある。お金を自分のために集める人生と人のために使う人生。
1日24時間を自分のために使うのか、人のために使うのか。散らす人生を送る人の方が最期に平安を
迎えている気がするとまとめていました。

以上、内容を自分なりに書いてみました。

(NHKの関西発ラジオ深夜便で探すとまだ聞き逃しサービスで聴けますね。)


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