北海道日本ハムファイターズ 日本一!!!!!!!! 「北の国から2016~伝説~完結」

とうとうやりました。今年1年の集大成。広島東洋カープを4勝2敗で破り、日本シリーズを制覇しました。
2006年のヒルマン監督の時以来、10年ぶりの優勝です。

今回の日本シリーズは敵地広島から始まりました。第1戦は、ファイターズのエースとなった大谷君が先発。
だれもが日本ハムファイターズが初戦を取ると思っていました。(たぶん広島ファンも)
でも、天気やマツダスタジアムの雰囲気が大谷君を狂わせてしまいました。まさかの3失点。何とホームラン
も2本も打たれてしまいました。その後も反撃はレアード選手のホームランのみ。ヒットは10本も打っていた
のに点数が取れず大事な初戦を落としていまいました。
第2戦も流れは広島カーフに。今度は全然打てずに、第1戦と同じ5対1で負けました。マツダスタジアムの
異様な応援に日本ハムファイターズの選手も自分たちの仕事ができていませんでした。

第3戦からは、札幌ドームに戻りファイターズの選手は息を吹き返しました。試合展開は取ったり取られたり
の展開で、どちらに転ぶかわからないと思いました。8回裏に中田が打った2塁打で逆転した時にはこれで勝った
と思いましたが、次の9回表には広島カープが再び同点に。延長に入り、このままじりじりと行くのではないか
と思っていました。しかし、最後は大谷君がボール球を打ってサヨナラ勝ち。一気にファイターズが盛り上がり
ました。

第4戦は、子供と観戦に行きました(^_^)。札幌ドームは何度も観戦に行っていますが、この日本シリーズは
いつもと違う感じでした。それは、1塁側のスタンドに赤いユニホームを着た広島カープファンがたくさんいた
ことでした。札幌ドームのライトスタンドはビジター席なので、そこは全部赤いカープファンが占めるのは当たり
前ですが、それ以外の1塁側のスタンドにたくさんのファンがいて、一緒になって大きな声で応援していました。
座った席の隣の人はカープファンだったし、近くで大きな声で応援されてしまい、耳にカープの応援歌が
染みついてしまいました。子供も「エルドレッド、エルドレッド、無限のパワー!!!」と歌ってしまう始末。
おまえ、とっちの応援に来たんだ!
試合は1点を取り合う展開。またまたじりじりしました。このまま延長になったら、試合が終わるの11時過ぎる
なあなどど余計な心配をしてしまいました。
そして8回裏にレアード選手のホームランが飛び出しました。私は一瞬ボールを見失ってしまったのですが、
周りのみんながわぁーと騒ぐのを見て、ホームランとわかりました。9回表にカープが満塁まで詰め寄りました
が宮西が最後に三振を取って、2勝2敗の五分に戻しました。試合中、カープファンと応援合戦をしましたが、
やはり札幌ドームの声援はファイターズの選手の力になっていることを実感しました。

第5戦は、いきなり初回に広島カープに1点を取られる嫌な流れから始まりました。先発の新人の加藤選手には
やはり荷が重いのではと思いました。すると、スパッとメンドーサ選手にピッチャー交替。メンドーサは7回
まできっちりと抑えてくれました。対するファイターズの攻撃は、なかなか点が取れない展開。この日も延長
ではと思いました。それが、9回裏の攻撃で田中賢介が四球で出てから、流れが変わりました。岡選手のデッド
ボールで満塁。西川選手の打席では何かやってくれると思っていたら、何とサヨナラ満塁ホームラン。1992年の
ヤクルトの杉浦選手以来二人目の快挙をやってのけました。テレビの前で、家族全員が大騒ぎ。札幌ドームでの
3連勝はすっかり選手達をリラックスさせたように見えました。

そして運命の第6戦。先発は予想していた大谷君ではなく、第2戦に先発した増井選手。大谷君は代打で出るため
ベンチで待機。しかし、大谷君がいない選手オーダーでしたが、みんなが伸び伸びやっている感じがしました。
もちろん日本シリーズにふさわしい試合展開。日本ハムファイターズが初回に1点を取ったと思ったら、2回裏
には広島カープが2点を取り逆転。4回表には増井選手を交代させてまで、代打を送って逆転に成功。
しかし、また1点ずつ返されて4対4の同点で終盤へ。7回からはお互いに定番の中継ぎピッチャーが出てきて
勝つ体制を整えました。そこを切り裂いたのはファイターズでした。8回表の攻撃はまさに諦めないという姿勢
が出ていました。簡単にツーアウトになりましたが、そこから3本のヒットが続き、4番の中田選手。見事、四球
を選び1点。選手交代の関係で、次打者はバース投手。なんとバース選手がセンター前ヒット。我が家では大歓声が
上がりました。そして、締めはレアード選手の満塁ホームラン。10対4になってしまい、これで広島カープの選手達
は、一気に気持ちが沈んだように見えました。
最終回は谷元選手が登場。大谷君ではありませんでした。最後の選手をセカンドフライに打ち取りゲームセット。
谷元選手は胴上げ投手になりました。

最後は栗山監督の胴上げ。シーズンの優勝と同じ8回の胴上げでした。

3月25日に開幕してから7ヶ月。この10月29日が北海道日本ハムファイターズとしての今シーズン最後の試合
でした。開幕は大谷君の負けで始まりましたが、交流戦の最後からの15連勝。そして、終盤の追い上げでとうとう
福岡ソフトバンクホークスに追いつき、追い越し142試合目にパリーグ優勝を勝ち取りました。
クライマックスシリーズも無事勝ち上がり、そしてこの日本シリーズ。最後は優勝で終わり、笑顔で終われました。
「夢は正夢」栗山監督の座右の銘がそのままになりました。本当に良かったです。

これで野球シーズン終了。応援バットもしまいます。

20161030日本シリーズ

この10月はとても楽しい月でした。来月は優勝パレードを見に行こう!


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