今年は5月11日と25日の2回にわたり、BLS(一次救命処置)講習会を開催しました。
毎年当院の職員向けに開催しています。特に新入職員には経験してほしいので春先に
開催しています。
そもそも、急病や外傷により生命の危機に瀕している傷病者や患者に対して緊急に行われる
手当、処置、治療などを救命蘇生法と呼んでいますが、そういう人を発見したときに直ちに
行うべき処置が一次救命処置と言われています。
病院に勤める職員であるからには、必ずしも入院患者さんだけではなく、外来にいらっしゃる
患者さん、また付きそいでやってくる御家族などにも急病はあり得ます。病院内であっても、
出来るだけ早く救命処置を開始することが、命を助けることにつながるのです。
心肺蘇生用のトレーニングマシーン(”アンブマン”と言います)とAED(自動体外式
除細動器)のトレーニング用を使い、各自練習をしました。
一年に一度このトレーニングをしておけば、当院の職員が道端で倒れている人を見ても
すぐ助けることができるでしょう。