昨日の忙しかった休日救急当番病院の余波で、朝方にも患者さんが来院されました。
病気は24時間眠らないですね。
ふと外を見ると、きれいな夜明けが始まりました。辛い辛いと思っていても、必ず
夜明けは来る。今年も一年いい年でありますように。
坊院長のつぶや記ブログ
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明けましておめでとうございます。平成27年(2015年)になりました。また新しい年を
迎えました。みなさんはどんな元旦だったでしょうか?
私はとても忙しい一日でした。実は、今年の元旦は当院が札幌市の休日救急当番病院に
割り当てられていました。2ヶ月ほど前から札幌市医師会から当番病院ですよと連絡があり、
元旦から何人もの職員も出勤しなければいけなくなり、申し訳ない気持ちでした。
これまで普通の土曜日や日曜日の休日救急当番病院は何度も割り当てられていましたが、
この元旦の当番は当院始まって以来かもしれません。
事務や検査部門の人、薬局の人、外来部門の人、医師は私を含めて2名体制で、この当番
に対応しましたが、ちょうど年末からインフルエンザが札幌地方でも大流行中で、朝の
9時の開始前からぞくぞくと患者さんが病院に来院しました。たぶん、医師会のホーム
ページや新聞などで調べていらっしゃったのでしょうが、9時前からもう診察開始と
なりました。診察を始めると、発熱患者さんがわんさかといまして、患者さんも
インフルエンザの検査を希望され、『インフルエンザA型』が出るわ出るわという感じでした。
昼食を取る時間が少しあった程度で、ほとんど診察室に座りっぱなしでした。夕方5時
までが当番病院の担当なのですが、5時受付の患者さんを診察したのが、夜の7時頃。
5時以降も何人か来院が続いたため、ようやく一息付けたのは夜の9時頃でした。
日中の職員も仕事が終わるまで帰らず、残ってくれ、またあまりにも忙しいとのことで、
担当ではなかった医師が手伝ってくれたり、病棟の看護師も少し手を貸してくれたりと、
助かりました。
この一日だけで、約140近くの方が来院されました。インフルエンザの検査をした方
は約80名、たぶん50名程度がA型陽性だったと思われます。恐るべしインフルエンザ!
とっても疲れた一日でしたが、何人かの患者さんには「こんなお正月から診察してくれて
ありがとう!」とか、肺炎で入院した患者さんは「ここに来て助かった!」と言ってもらえ
たのが幸いでした。
反省とすれば、来院された患者さんをかなり待たせてしまい、もう少し職員を手厚くいて
おけばよかったと思われました。
何にしても、無事休日救急当番病院が終わり、ほっとした元旦でした。