札幌南徳洲会病院 看護部

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病院の日常風景

夜更けの事情

毎晩夜中の3時頃になると起きだして、ベッドの横にある床頭台(”しょうとうだい”と言います。引出の付いた物入れのこと)に入っているものを、出してはしまい、しまっては出す、を繰り返しているのは76歳のS子さん。

大部屋なので他の方が物音で目を覚ましてしまい、ついにうるさいと苦情を言われてしまいました。

当直の時に観察していると、確かに3時になると起きてベッドサイドにかがみこみ、戸をあけて中に入っている着替えの包みや洗面道具を出したりしまったり。
腰椎が折れて、入院した時には痛みで動けなかったとは思えない屈み方です。

看護師がやんわり止めようとする声は耳に入りません。
眼はぱっちりしているけれど、視点がここにないのです。
今なら「せん妄だね」と理解できるのですが。

「30分くらいでぴったり止めて、いつのまにかまた寝るんです」と受持ちナース。

後日ご家族に聴いてみましたら、ご自宅でコンビニを経営されていて、夜中の3時ころにお弁当が届くそうなのです。
息子さん夫婦が夜ぐっすり休めるようにとS子さんが夜中に起きて、工場から届くお弁当を受け取り、お店の食品棚に陳列するところまでを毎日の日課にしていたのだとか。
腰の骨が折れて入院しても習慣が消えずに続いていたんですね。
その様子を聞いて、息子さんが涙ぐみました。

数日後、痛みが落ち着いているということで、S子さんはご自宅に帰って行かれました。
約20年前の話ですが時々思い出すのです。

AI(人工知能)時代に看護の仕事は生き残れるか?

最近私はスーパーで買い物をするときに「セルフレジ」があるとそちらに行くようにしています。最初はもたもた、あたふたしましたが、今はだいぶ慣れました。普通のレジが大行列しているときは便利だし、バーコードを読み取る「ぴっ!」っていうのもなかなか楽しいのです。

いずれスーパーのレジの仕事はなくなっていくんだろうなと思います。

医療にもAIが入ってきていますが、その人の遺伝子や検査結果、画像と今起きている症状から予測される診断を上げることはもうすぐそこまできています。すでに微細ながんの細胞をみつけたり、その人に一番合った抗がん剤を選択したりもできるようです。
看護の場面では、バイタルサインのモニタリングから重症化を防いだり、認知症の方を見守り行動を予測して転倒事故を防いだり、車いすの自動運転で外出、なんてのもできそうです。その人の排泄のパターンを読み取り、そろそろトイレに誘導なんていうのもいいな。
看護師の看護記録は音声認識で記録され、傷の治癒は写真で確認していく。救急蘇生も音声ガイドがあれば慌てずに処置ができるかも知れません。

一人暮らしの高齢者のお宅にはロボットがいて、薬の管理や日常生活の見守りや話相手になったり、緊急時には救急車に連絡してくれるなど、在宅での療養生活を支えてくれると安心が増しますね。

昨年行ったデンマークでは、個人の暮らしや健康に関する情報がすでにクラウド化されていて、日本でいうと病院・かかりつけ医・歯科医・訪問看護ステーション・高齢者施設・ケアマネ・薬局らと相互につながり支え合うことができていました。市民一人ひとりもそこにアクセスして自分の健康管理を行いながら、必要な指導を受けられるようになると病院の役割は変わっていくでしょう。

さて、医者や看護師の仕事はなくなるでしょうか?

私はそうは思いません。AIによって診断や状態の把握のスピードは高まるでしょうが、診断名と治療法について総合的に説明し、患者さんが納得のいく方向を選択するのを支えるのは医者だと思うし、痛さ辛さをわかろうとする看護師のやさしい手は必要だと思うから。ましてやグリーフケア(悲嘆のケア)などはロボットには、まだまだまかせられないでしょう。
むしろ、看護本来のやるべきことに専念できるかも知れない、と期待しています。
機械に一部とってかわられても、医療者に求められるのは高いコミュニケーション能力と、全人的な関わりなんですね。
逆に言うと、コミュニケーションや思想・哲学・芸術についての教育がもっと必要になるかも知れません。

そんなことを妄想した2018年のお正月。
今年もこのブログにきていただきありがとうございます。
皆様にとって善き一年となりますよう、願っております。

 

2017年、何したかな?とふりかえる

2017年もあと数日ですね。
今年はどんな年だったのか、備忘録として書いておこうと思います。

「安らぎと信頼の看護を提供する」というのが看護部の目標でした。
病院の目標が「Healing」ですから、患者さん・ご家族へのケアに何らかの癒し的な要素が加わればいいなということと、やっぱり安全面で信頼できる看護でありたいという風に考えたものです。

病院にはいくつか物品をそろえていただきました。たとえば・・
新しいエアマットに切り替えていただきました。角度調節や熱がこもらないような機能があり、患者さん一人ずつの状態に合わせてセットできるようになりました。また各お部屋にはPPE(個人防護用具)ボードをつけてもらいました。これまでは患者さんの床頭台のスペースに置いたりしましたが、床頭台はあくまで患者さんのものですから、そこには置かず、出入口に一か所ボードをつけて、マグネットで手袋・エプロン・マスクを整えました。おかげでこれらの物品の回転も良くなりました。それからサクション(吸引)用ワゴンを購入し、物品類をひとまとめにすることができました。

「これがPPEホルダー」

 

ケアに関する勉強会も多数行いました。前年度の教育委員の人たちが、研修会についてのアンケートを取って、職員のニーズに合ったものを企画運営してくれたおかげで、優れた講師の方たちをお呼びして実のある研修になりました。それぞれの委員たちがユニークなスクリーンセーバーを作ってくれて、ミスにつながらないように注意喚起してくれたり、師長さんが主導で朝礼や終礼の在り方を変えてくれたりしました。こういった「モノ」と、「知識や技術の向上」との積み重ねにより、褥瘡の発生率・転倒転落の件数などが前年度より減少しています。

「吸引グッズのワゴン」

 

それからボランティアグループ「せら」のことも欠かせません。今年は人数が拡大し、活動内容もずいぶん広がりました。
職員向けに若石式リフレをしていただいたり、お掃除隊・ハーモニカやバイオリンの演奏などの機会が増えたほか、「あぐり~ん・プロジェクト」でイチゴ狩りや芋掘りなどを行いました。コーディネーター鈴木さんのリフレも、患者さんやご家族に好評です。また院内の飾り付けは職員も交えて、昨年よりも、ものすごく充実しました。

「キタアカリの花」

 

新年も、こうした小さなことをミルフィーユのように重ねて行きたいと思います。
ご縁をいただいた方、さまざまなお心遣いをしてくださった方、心から感謝しています。
今年1年本当にお世話になりました。
みなさまよいお年をお迎えください!

「出番を待つお正月飾り」

Special thanks to
*口腔ケア 葭内歯科:歯科衛生士の武藤さん *グリーフケア:フルート奏者の工藤さん *エンゼルケア:緩和ケア認定看護師の市川さん *おむつケア:大王製紙の松橋さん *カンフォータブルケア:旭山病院の南さん *ストレスケア:上前さん
*セラピー犬のみなさん *札幌徳洲会病院認定看護師:井畑さん・藤原さん・松田さん・田中さん *音楽療法:中山先生
*病院祭 ISD個性心理学コーナー:廣瀬さん・樋口さん・棚川さん・池田さん・小川さん、元ボランティアの伊藤さんと三島さん
*正文舎の白藤さん *フランスベッド株式会社の吉村さん *秋田:外旭川病院の寺永さん
このほかたくさんの方にお世話になりました。

家の力はすごいな!

今年看護部でやってきたことの1つに、介護施設と在宅緩和ケアを見学するという計画がありました。
百聞は一見にしかずと思い、お向かいの施設とホームケアクリニック札幌にお願いして、3〜5日間の見学を7名のスタッフがさせていただきました。
ことわざ通り、想像していた世界とは違っていたことがたくさんあったようで、レポートには新鮮な驚きが書かれていました。
ちょっとご紹介します。

「実際に訪問させていただいた患者様やご家族は本当にいいお顔をされていました。入院中は食事が摂れなかったのに、自宅に帰ったら食べられるようになった。笑顔が戻って生き生きしている。しっかりとした症状コントロールが出来ていることが大前提で苦痛が最小限に援助できているからだと思います。
入院中の患者様にご家族が面会に来られた際にはねぎらいの言葉をかけ、一緒に過ごす時間が穏やかであるように患者様の様子を共有するなどしてもっとコミュニケーションをとっていきたいです。また、今後自宅退院される方には自宅での生活を考え、今以上に細かく準備や指導などをご家族を含めて援助していきたいです。」

「家の力はすごいな!
在宅での看取りとは「療養生活の線上の最期に死がある」という言葉も印象的だった。」

「在宅では患者さんは居間の中や居間の隣にベッドを置いて、庭を見たり家族の動きを感じて過ごすことが出来ていた。朝起きた時に「今日は何ができるのか、何をしたいか」を考え、家事をされている方もいた。在宅では家族の役割が重要だけれども、家族を支える医師や訪問看護の支えがあれば、自分の思うとおりに過ごすことができるのだと実感した。」

「施設は生活の場であり病院とは違うという認識は持っていましたがそれ以上のものを感じました。病気を持っている人とそのご家族が安心して長く生活できるように、病院からのサマリーはもっと工夫が必要だと思いました。
以前入院していた方が元気に笑顔で過ごしている姿を見ることができました。
限られた医療材料しかなく、工夫しながら対応していることがわかりました。病院は恵まれていると思いました。」

この新鮮な驚きと学びは看護師としての厚みにつながるでしょう!
研修させていただいた施設とクリニックには大感謝です!

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
この取り組みは来年も続けたいな(^^)

簡単な仕事じゃないって知っているよ

朝礼スピーチで、あるママさんナースの話したことです。

「わたしは夜勤の時には家族の夕食の支度をして仕事に行き、夜勤明けで帰ったらその日の夕食を支度をしています。
ですが、あるとき夜勤明けでぐっすり眠ってしまって、気が付いたら夕方を過ぎていて、息子がすでに帰宅していました。
あら、大変、ごはんができてなくてごめんねって言ったら息子が
「簡単な仕事じゃないって知っているよ」
と言ったのです。
日頃家族同志で感謝の言葉など言ったことはないのですが、息子が「簡単な仕事じゃないって知っている」と言ってくれたこの言葉がすごくうれしくて、言葉って大事だなと思いました。
私も一番身近な家族に、感謝の気持ちをもっと伝えようと思いました。」

私はこういうスピーチにぐっときてしまいます。

(お母さんのしている仕事は)「簡単な仕事じゃないって知っているよ」(だから今日は特別疲れているんだね。お疲れ様。いつもごはん作ってくれてありがとう)
そういう思いが込められた言葉なんでしょうね。
夜勤のある仕事をしてずっと家族を支えて、きちんと食事を整えてきた母の姿を見てきたからこそ、の息子さんの言葉ですね。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
感謝の気持ち、照れずに言おう!

病院名変更の朝がきました!

今年も早師走になりました。12月1日は、私たちにとって歴史の1ページに刻まれる日でした。
旧札幌南青洲病院は医療法人徳洲会 札幌南徳洲会病院へと変わりました。

経緯については院長のブログで↓
http://sapporominami.com/incho_blog/?p=1317

当日の朝礼は、札幌南徳洲会病院として職員に辞令が交付されました。
朝礼を行う講義室は、いつもより多くの職員が参加してわいわいとにぎやかです。

理事長から「総長」になった前野先生より、院長以下所属長一人一人に辞令が手渡されました。

院長はみんなに向けてこぶしを固め、元気に頑張るぞ!というメッセージを送りました。
私は順番を間違え、副院長を差し置いて、張り切って前に出てしまって大失敗!
ごめんなさ~い!ああ、恥ずかし~い!

辞令交付が終わり、前野先生の挨拶がありました。
去年の「日本死の臨床研究会」の事務局、今年は「第1回徳洲会緩和ケアセミナー」そして今回の「生協解散~事業譲渡」と様々な山を乗り越えてきた僕たちは、これから徳洲会という組織全体に緩和ケアを広めていくのがミッションなんだ、という前野先生の言葉に、心がアツくなりました。

これからが新病院に向けての本当の始まり。
日本一のいい病院にしよう。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

朝礼スピーチは気合で行こう

こんにちは。人前で話すのが苦手な看護部長の工藤です。

当院では朝8:30から朝礼を行なっています。
病院という職場なので、現場を離れられない職員も多数いますが、出られる人は出来るだけ出る、というルールになっています。

連絡事項のあと3分間スピーチがありまして、幹部は月に1~2回、所属長は半年に1回、その他の職員は1~2年に一度くらいの感覚で当たります。
スピーチするのが好きな人ってあんまり聞いたことがなく、たいていの人は「いやだな~」と思いつつも根が真面目なので、メモを片手に一所懸命しゃべります。

先日のスピーチはホスピスのナースでした。
姪っ子の1歳の誕生日に親戚が10人以上も集まり、わいわいとお餅を担がせて楽しいお誕生会だったという話からはじまりました。
そして先日の「エンゼルケア」の研修会の話に飛び、自分の仕事「人の死を看取る」ことへとつながり、誕生会も死の瞬間も、愛する人が集まって時間を共有するのが大事なことだとわかり、そこへの援助こそ、私たちにできる大事な仕事だ・・・といういいお話でした。
う~ん 朝から勉強になるなあ~~。

そうこう言っている私も実はスピーチは苦手・・
学生さんの前で講義だとちいとも上がらないのに、朝礼スピーチは心臓がどきどきします。
実は数日前から気が張って、時におなかを壊したりします(笑)。

立場上、いやでもそういう機会はありますから場数はそれなりですが、やっぱり話すより聴く方がいいし、書く方が何度も推敲できるので気が楽です。
ええかっこしいなんですな~。
いつも一度手で書いてまとめてから話すようにしていますが、用意していたのとは違う方向へ行くこともあって・・
しゃべり終わったあとに、いつも自分ひとりだけが裸になったような、恥ずかしさを覚えます。

ホスピスナースは、あんまりにもスピーチのことを考えすぎて、夢にまで出てきたそうです。
夢の中の院長が「もう朝礼スピーチやめよっか」と言ってくれたとか(笑)

でもね、このスピーチで人の考えや新たな側面を発見したりしているのも事実。
この人はこういう趣味を持っていたんだ、とか料理が得意なんだなとか、食べ歩きが好きなんだなとか・・・
なかなかじっくり職員同士が話す機会がないだけに、私はなくなったら寂しいんだよ・・
年に1回だもん 気合で行こう!

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
好きなことをしゃべればいいのさ!(誰も覚えてないから!)

院長は記憶力がよくて、ちゃんと準備してるんだよね。

命をいただく

起きて、食べて、出して、寝る。
身体をキレイにして、しゃべって、笑って、寝る。

毎日、こんな当たり前の日常が続くと私たちは思っている。
老病生死という4つの苦から人間は逃れられないとお釈迦様は言い、病院というところはいわばそのことを生業としている。

春先に種から植えた赤カブができて、給食のサラダにほんの数枚スライスして入っていた。
「これはこの前ここで採れた赤カブですよ」
「へええ、ほうかい。どおれ。(食べる)新鮮だねえ」

イチゴ畑からイチゴをもいで、水でばしゃばしゃっと洗って、その場でパクリ。
「どうお?甘い?」
コトバが出てこなくても、顔をみればそれがおいしいんだとわかる。

おいしくいただく。
育てた命をいただく。
食べたら、出す。
満足して、寝る。
当たり前すぎて忘れてるけど、自分で食べられるって幸せなことだな。

 

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
「あ・ぐり~んプロジェクト」は支えて下さる人がいて、成り立っています。
感謝です!

ケアする人をケアする

4月に入職された職員も早3ヵ月になろうとしています。
新しい職場では緊張もするし、今までとは違ったやり方に慣れる必要があるし、新たな人間関係も構築しなければならない。
4月5月はみなさん、気が張って疲れていたことでしょう。
そこで教育委員会のメンバーが、新しい人たちを慰労しようという目的で、茶話会を催しました。

ケーキとお茶を用意して、私は最初の挨拶だけで、あとは自室に引っ込みます。
だって部長がいると緊張させますからね。(というのも教育委員の意図です)

そこでいろんなとまどいや迷いを吐き出してもらって、先輩に支援してもらったり、同期の仲間がより親しくなったりするきっかけになればと思います。

それから今年はボランティア・コーディネーターで英国式リフレクソロジストの鈴木さんから、リフレ無料体験券をプレゼントされました。
鈴木さんのリフレクソロジーは私も受けたことがありますが、仕事が終わったあとに30分、寝台に横になって彼女のケアを受けていると、気持ちよくてついうっとり眠ってしまいそうになります。終わった後は足のむくみが取れ、軽くなったように感じました。

彼女のケアを受けてみて「あ、自分はこんなに疲れていたんだ」と認識する人もいますし、終わってすっきりした表情で帰宅していった人もいるそうです。
看護職の働く環境はまだまだ改善の余地たっぷり。
こうやってみんなの力を借りて、職員同士心と体を少しでもケアできたらいいな~と思います。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
看護者がhappyじゃないと患者さんもhappyにできないっしょ!(北海道弁)

昨日よりももっといいケアを~紙おむつテクニックを学ぶ~

医療と看護は日進月歩。数年前常識だと言われていたことが今は非常識になっていることが結構あります。
たとえば身体に傷があると、傷口を消毒していましたが、このごろは消毒よりも洗浄が大事だとされています。
寝たきりになるとできやすい褥瘡(=床ずれ)への対処法はこの30年の間に劇的に変わってきました。

私が新人看護師だったころの褥瘡処置は、赤外線ランプというライトで傷を乾かして、軟膏を塗ったガーゼを当てていたというと、今時のナースはびっくりするでしょうね。

さて新しい知識や技術は外で学んで来ることが多いのですが、私どもの病院では外から先生をお呼びして現場のケアをダイレクトに変化させていく、そんな取り組みもしています。
今月はおむつメーカーの方に病棟に来ていただき、紙おむつと尿取りパッドの当て方のテクニックを教わっています。
最近のおむつは機能性が高くなっており、その人の排尿状態や量に合わせて選択肢も増え、一回量が多い人とかゆるい便で漏れる状態を、ある程度うまくキャッチできるようになっています。
しかし私たち看護者は経験的におむつを「当てて」使っているので、おむつの選択や手技がその患者さんにフィットしていないケースがあるのです。

「この方は股関節が拘縮していて、どうしても体が右側に傾いてしまうので、右に漏れやすい」など、看護師や介護福祉士たちは患者さんの特徴をよくとらえています。
インストラクターが「そういう場合は尿取りパッドはこの大きさを選び、じゃばらを作って尿を吸収しやすくして、ギャザーはやさしく・・」という説明をみんな前のめりになって聴いています。普段使っている尿取りパッドが折り紙のように形を変え、ちょっとしたテクニックで最大の効果を引き出すことができると教わりました。

学んだことはすぐ実践できること。
今日から早速トライしてみて、うまく行くといいよね。
もれなかったら、シーツ交換の時間分、他のことできるしね。
患者さんも看護者も、笑顔になれたらいいよね。

今日もこのブログに来ていただき、ありがとうございます。
最近の看護基礎教育ではこのおむつの手技は教えているのかな?

自室から見える夕焼け

 

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