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2018年4月16日

日本の医療ドラマは見ない・・でも。

私、アメリカのテレビドラマが好きです。
最近はタブレットをベッドに持ち込み、アマゾン・プライムやHULU(フール―)で配信されている連続ドラマを、一日1話ずつ見るのを楽しみにしています。

かつて「ER緊急救命室」というドラマが大好きでした。
アメリカ・シカゴの病院の救急センターが舞台の一話完結ものでしたが、登場人物一人一人のエピソードがあって、試練と成長、恋愛と別れ、患者の人生ドラマが面白くて医療知識としても勉強になりました。
神の手というよりは実直に考え努力したり、仕事はできるのに家庭生活がうまくいってなかったり、傲慢でいけ好かない奴だけど、実はヒューマニズムが見え隠れしたり。
現実にも「いるいる」と思うような人物が魅力的に描かれていました。

http://www.superdramatv.com/line/er/

そのドラマが発端かどうかはわかりませんが、この10年あまり日本でも医療系のドラマが結構放映されたと思います。
でも私はあんまり見ませんでした。なぜかって、いろいろツッコみたくなるから(笑)。
「私、失敗しませんから」の名セリフくらいにデフォルメされちゃうと、かえってギャグだと思えますが、「こんな会話はないよなあ」とか「こんな若い医者ばっかりだったら不安だなあ」とか「患者さんてまっすぐ天井向いて寝てないしね」なんてことについつい目がいってしまうのです。

そしてよくある屋上シーン。病院管理上、屋上ってあんまり気軽に出入りできる場所じゃないはず。
たいがい施錠されてて。演出としては使いやすい場所なんだと思うけど、医療者としては「ない」なあ。

そういいつつ、それらの医療ドラマに憧れて看護師を目指す若者もたくさんいるので、夢は壊さない方がいいですね。
これからは在宅のドラマ、とりわけ自宅での看取りのドラマが増えるといいのかも。

さて表題ですが。
普段日本の医療ドラマは横目で感じているだけの私ですが、「ブラックペアン」は見てみます。
なぜかって日曜ドラマのヒット枠だし、主演が二宮くんだし(笑)。
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
予告じゃあ研修医にしか見えない(^^ゞ