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看護部からのお知らせ

看護師、地域へ出る

病院の中で働いていると、私たち看護職員はまったくもって井の中の蛙です。
病院の中には様々なルールや日課があり、看護師たちはそれに則って仕事をしています。
入院病棟はある意味集団生活の場でもあるので、入院されている方にもその日課に協力していただいておりますが、ご自宅のような気楽な環境には遠く及びません。
国の方針も病院は減らして、地域で暮らすことを支える方へと向かっています。
そこで病院の看護師はもっと地域に出て施設や訪問看護師のことを知った方がいい、ということで
昨年(平成29年度)から、向かいの関連施設である特別養護老人ホーム・ケア付き住宅・デイサービス・ホームケアクリニック札幌さんにご協力いただきまして、月に1~2名の見学研修を受けさせていただいています。

お向かいの連携施設です。


1〜3日間の短い時間ですが、入居されている方が入院中とは違う明るい笑顔で過ごされている姿を見せていただき、看護師たちはうれしい驚きを感じて帰ってきます。
以下に感想の抜粋を載せてみました。

*外来では社会資源をうまく活用できていない方も多く、その人その家族に合った社会資源を多職種と連携してつなげていけたらと感じた。
*入居者が必要な情報を共有できるようにサマリーの内容を充実していきたい。
*知らず知らずのうちに考え方が固まっていたことに気付くことができた。看護師を続けていく上で、視野を広げるいいきっかけになった。
*施設では医療材料が限られているので、ご家族に負担がかからないように工夫をしていた。。
*在宅では、患者さんのお宅にお邪魔させていただいている、という雰囲気が非常に伝わった。ホストは患者さんで、私たちはゲストの立場になる。
*施設から病院に入院した場合には、普段の生活リズムを崩さないような生活への配慮が必要だと感じた。
*(入院していても)楽しい気分で過ごせるような対応がいいなあと思いました。

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