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看護部からのお知らせ

みつけたいのは自分の強み・他人の強み

自宅のベランダでえんどう豆を育てています。
花が咲き、実をつけるようになるといつも思うことがあります。
いつも見ている位置から収穫していると、翌日違う方向から見たら昨日はまったく気づかなかったところにさやの大きい実を見つけることがあることです。


昨日あるだけ収穫したと思ったのに、葉っぱの陰にかくれていて、発見できなかった。
ほんの少し角度を変えて違う方から見たら発見できたかも知れないのに。
見落とした自分がいます。

これは人に対しても同じことが言えて、人はだいたいお互いの要求によってコミュニケートするものだけど、そこには見えない側面がいくつもあるということ。
いつも不機嫌な表情で仕事をしている上司が、家ではとても子煩悩だとか。
あるいは普段無口でいるけどイラストがとっても上手な人だとか。

ちょっとした言葉のかけ違いや感情のすれ違いで「あの人はもうだめ、嫌い」とレッテルを張ってしまうと、なかなかそこの位置からはいい側面は発見できないものです。
理解のある上司や同僚ばかりとは限らないけど、うまく行かない関係性を環境のせいや人のせいにしていると、何も発展はない。
この人のいいところは何か?
この人の得意なことは何か?
をいつも観察して考えているのだけど、見てるだけじゃわからないことも多くて。
もっと聴いて、対話しないとね。
って思う。

そうはいっても、対話ですべて解決すると言うほど、おめでたい人間でもありません。
何年もの間、廊下ですれ違っておはようと挨拶しても一度も返事をしてくれなかった人もいます。
そういう人のお葬式は、絶対に行かないと心に決めています(笑)。

お互いの強みを理解してそこに焦点を当てる働き方ができれば、「日本一幸せに働ける病院が作れる」と私は信じています。

いつもこのブログに来ていただきありがとうございます。
口で言うほどには、まだまだできてない私です。