日: 2010年12月18日

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    院内研究発表会

    昨日は、院内研究発表会でした。毎年、病院の忘年会の前日に開催することが
    恒例になっています。
    院内研究発表会とは何かと言いますと、各部署で行っていることをまとめて
    学会や研究会などに発表することがよくあるのですが、それを病院の他部署の
    人たちが聞くことはなかなかありません。例えば、ある病棟で一生懸命やった
    研究テーマはさる学会で発表はされますが、それを直接私たち医師や病院の
    他部署の人たちが聞いたりすることはほとんどありません。そういう場として
    院内研究発表会があります。この発表会のメリットは、他部署の頑張っている
    ことが見えてくることです。各部署の専門性が出た発表内容なので、なるほど
    と思うことが多いのです。つまり、他部署の仕事をより理解でき、お互いの
    仕事を尊敬しあうことができると思うのです。

    今回は、全部で5演題が出されました。糖尿病内科の品田先生の「糖尿病患者
    における米飯と動脈硬化の関係」、外来部門からは当院の禁煙外来の現状、
    3階病棟からは「瘻孔処置の振り返りからチームケアの重要性の認識」、薬剤
    部からは「院内製剤座薬の製剤学的検討」、在宅部門からは「在宅での看取り
    における家族への支援が困難だった症例」という内容でした。
    どれもが内容のある充実した演題でした。

    今年は夏と冬に計2回院内研究発表会を行いました。各部署が頑張っている様子
    が発表内容から伝わり、私としてもとても嬉しかったです。来年も続けていこう
    と思いました。

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