日: 2010年10月24日

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    日本死の臨床研究会北海道支部 秋の研究会

    10月23日秋晴れの旭川で上記の研究会が開催されました。
    昨年から春と秋に研究会を行うこととして、春は札幌で開催し、秋は
    道内各地で開催していくこととなり、今年は旭川での開催となりました。

    特別講演として、聖路加国際病院緩和ケア科の林章敏先生を迎えてのお話し、
    後半は「看取りの地域連携」と題したシンポジウムが行われました。
    シンポジウムでは旭川の現場の人たちの声を直に聞くことができて
    とても有意義でした。それぞれができることを一生懸命やっており、
    それが十分伝わったディスカッションでした。印象的だったのは、今本内科医院
    の今本先生のお話。今から10年以上前のまだ在宅医療が十分整備されていない
    ころに癌であった義父を自宅で看取ったことの大変だったこと。家族の一員で
    あり、主治医であり、また子供を持つ母親として色々なことをしなくてはなら
    なかった時の大変さが今につながっているとのことでした。
    こうした人たちに地域が支えられているのを感じた旭川での研究会でした。

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